成功に秘訣というものがあるとすれば,それは,他人の立場を理解し,自分の立場と同時に,他人の立場からも物事を見ることのできる能力である.(ヘンリー・フォード)
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国際会議を主催する立場からのメモの続き. 会議2日目の夕方に,京都東急ホテルでバンケットを開催.今回はバンケット費用を会議参加費には含めず,事前申込みで5000円,当日申込みで7000円とした.バンケット参加者は160名程度. バンケット会場は広くて高級感もあり,非常に良かったと思う.ただし,会期中にバンケットを申込む参加者が多かったため,会場を予約時の1.5倍に広げてもらった.このようなアレンジもすべてKNTの担当者にお任せ.先にも書いたが,実に頼りになる. バンケットのオープニングで,来賓の挨拶も乾杯の発声もなしに,いきなり,芸妓さんと舞妓さんの舞を披露.参加者の目はすべてステージに釘付け.カメラ持参者は撮影に夢中.完璧な演出だったと思う.多くの場合,演し物はバンケットの途中に設定されるが,そうすると,どうしてもワイワイガヤガヤとうるさくなってしまう. 芸妓さんと舞妓さんの舞の後,短い挨拶があり,乾杯.ここでの最重要ポイントは,挨拶が短いことだ.これも完璧. 乾杯の後も,芸妓さんと舞妓さんは会場に残り,記念撮影に応じてくれた.海外からの参加者も国内からの参加者も入り乱れて長蛇の列.京都の観光地を歩いていると,観光客が扮した偽物の舞妓さんに出会うことはあっても,本物の舞妓さんや芸妓さんと一緒に写真におさまる機会など滅多にないから,貴重な体験だろう.まあ,私は写真にはおさまらなかったが...写真撮影にきりがついたところで,芸妓さんと舞妓さんにはそれぞれ会場をまわって,お酌をしてもらう.1時間以上は会場をまわってもらったと思う.多くの人は話す機会があっただろう. ちなみに,今回は宮川町の芸妓さんと舞妓さんに来ていただいた.舞妓さんと少し話をさせてもらったが,遠くから京都へ来て,1年弱ほど修業をし,舞妓としては一年目とのことだった.学会運営を補助してくれている学生達もバンケットに参加し,芸妓さんや舞妓さんと一緒に写真を撮ったり,話をしたりしていたが,京都の特別な思い出になることだろう. 料理も美味しかった.天ぷらや湯豆腐のような和食.ステーキなど洋食.カレーやピラフ.さらにはベジタリアン用の料理も用意されていて,バランスも良かったと思う.ただ,改善すべき点もいくつかメモしておこう.まず,料理の説明が日本語のみだったのは失敗だった.テリーヌとかステーキとか,見てそうだとわかるものはどうでもよいのだが,自分であんをかけて食べる堅焼きそば/皿うどんは,どうやら食べ方が分からなかったようで,最後まで相当な量が残っていた.それに,豆腐も.日本人には美味しいと評判だったのだが... ちょうど2時間.非常に良いバンケットだったと思う. 余談だが,バンケット会場入口では無賃入場を阻止していた.参加費を支払ってもいないのに入場しようとする人はいるものだ.もちろん,払ったと勘違いしていたというケースが多いのだが,中には,「バンケットが別料金だなんて,どういうことやねん!」と逆ギレする質の悪い学会参加者もいたようだ.C国からの参加者だそうだが... わたしには,人の熱意を呼び起こす能力がある.これが,わたしにとっては何物にも代えがたい宝だと思う.他人の長所を伸ばすには,ほめることと,励ますことが何よりの方法だ.上役から叱られることほど,向上心を害するものはない.わたしは決して人を非難しない.人を働かせるには奨励が必要だと信じている.だから,人をほめることは大好きだが,けなすことは大嫌いだ.気に入ったことがあれば,心から賛成し,惜しみなく賛辞を与える.(チャールズ・シュワッブ) ビザの発給学会参加者にはビザ発給手続きをサポートするなどと宣言すると,怪しげな参加申込みが次々と舞い込んでくる.これは煩わしいだけで,ほとんどメリットがない.そうかと言って,ビザ発給手続きを一切サポートしないとすると,発表したいのに日本に入国できない人が出てくる怖れがある.発表者にはビザ発給手続きをサポートするというのが妥当な対応のように思われる. 参加費等の管理,ホテル等の手配餅は餅屋.旅行代理店に依頼するに限る.昔は全部自分たちでやって,とんでもなく苦労したものだが,今回はKNTに外注したところ,非常に手際よく完璧に対応してもらえた.会期中の受付業務も支援していただき,とても助かった.手作り学会も味があるだろうが,お金で解決すべきと思われる.時は金なりだ. |

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