6月 152005
 

車を運転していると,自分の目を疑うような光景を目にすることがある.車の助手席で幼児を抱えているパパやママだ.私としては,これだけでも十二分に衝撃的なのだが,極稀に,車の運転席で幼児を抱えているパパやママもいる.もちろん,カーディーラーでの話をしているのではない.公道での話だ.

警察庁と日本自動車連盟(JAF)が今年4月に実施した合同調査の結果によると,6歳未満の子供に着用が義務づけられているチャイルドシートの使用率は49.1%で,2年連続で50%を下回ったそうだ.

チャイルドシートを着用するのは,他人のためなんかじゃない.子供のためだ.交通事故に巻き込まれたときに,子供の命を救うためだ.自分が安全運転するかどうかなんて関係ない.どんなに慎重に運転していても,酒に酔った馬鹿の運転する車が突っ込んでくる可能性はある.実際,罰則規定が強化された後も,そんなニュースが後を絶たない.そのような状況下で,なぜ,子供を抱きかかえて運転席や助手席に乗れるのか不思議だ.気が狂ってるんじゃないか.それとも,万が一の時には,子供をエアバック代わりにして自分は助かろうというのか.

チャイルドシートを利用している親は賢明だが,チャイルドシートなら何でも良いというわけではない.店に行くと,実に様々なチャイルドシートが展示されているが,安全性の高いものと低いものがある.もちろん,安全性の低いチャイルドシートに,「この商品はあまり安全ではありません」とは書かれていない.したがって,親が情報を収集して,良いものを選択する必要がある.賢い消費者にならなければならない.インターネットを利用すれば,評価結果が公表されているサイトなども簡単に見付けられる.

チャイルドシートの使用率にしても,選挙の投票率にしても,実に嘆かわしい現実だ.

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