11月 282006
 

1ドル硬貨

ニュース(下記参照)によると,1ドル紙幣に代えて1ドル硬貨を流通させようと,米政府が計画しているらしい.紙幣より硬貨の方が耐久年数が長いので,経費を削減できるというのがその理由だ.ニュースでは,その計画に対して,国民の多くが反対していると報じている.反対理由は「重い」から.

なかなかお目にかからないが,今でも1ドル硬貨がないわけではない.実は,私も1ドル硬貨を自宅に保管している.どこかで釣り銭としてもらったのだが,手にした瞬間は「なんじゃこりゃ〜?」って感じだった.1ドル硬貨を手にする機会があるなんて微塵も思っていなかったし,異様に大きくて重たかったからだ.みんなが反対する理由もよくわかる.

ポケットに1ドル札を束にして突っ込んでブラブラと歩くのが普通なのに,1ドル硬貨が数枚もあれば,重たくて仕方ないだろう.

25セント硬貨(ステーツ・クオーター)

アメリカの硬貨と言えば,州毎にデザインが異なる25セント硬貨(ステーツ・クオーター)を収集している.最初のステーツ・クオーターが出た後に,アメリカに住むことになり,スーパーマーケット(Kマート,ターゲット,ウォルマート等)などでコレクター用のボードをよく見掛けたので,記念に集めてみようと思ったわけだ.クオーター(25セント硬貨)を使用する(お釣りにもらう)機会は多いので,結構集められる.

ステーツ・クオーターの収集用ボード

ステーツ・クオーターは約10年をかけて,全州のデザインのものが流通する.これまでに2/3ぐらいが出回っているはずだ.アメリカから日本に戻った後も収集を続けているのだが,年に1〜2回のアメリカ訪問時に集めるしかない.しかし,大抵は学会会場に缶詰になるだけで,ほとんどの支払いはクレジットカードのため,普通に過ごしていると,ステーツ・クオーターは手に入らない.

収集の奥の手が,両替機だ.5ドル紙幣や10ドル紙幣を突っ込み,クオーターに両替する.まるでラスベガスのスロットマシーンで大当りしたときのように,カシャンカシャンと音を立てながら,クオーターが次々と出てくる.その中から,未入手のステーツ・クオーターを探すわけだ.当然ながら,ステーツ・クオーターの割合は大きくなく,しかも入手済みのものも多い.未入手のステーツ・クオーターを手に入れるのは,なかなか骨の折れる仕事だ.外れクオーターは財布にしまうしかないが,途方もなく嵩張るし,重い.早く使ってしまいたいので,ドラッグストアやスターバックスのレジでジャラジャラと撒き散らして,小銭で支払うことになる.

先日のサンフランシスコ滞在では,合計6枚のステーツ・クオーターを手に入れた.上上の成果だ.実は,最終日までに1枚しか手に入れることができず,完全に諦めていたのだが,BART(サンフランシスコの鉄道システム)のPowell駅からサンフランシスコ国際空港駅までの切符を購入する際に,10ドル札で5.15ドルのチケットを購入したところ,お釣りが小銭で出てきたのだ.その中に,多くのステーツ・クオーターが含まれていた.「ラッキー!」と喜ぶ反面,帰国直前にクオーターを大量に持つと使うところもなくて困る.結局,日本にまで持ち帰ってきた.

ラスベガスの想い出

「ラスベガスのスロットマシーンで大当りしたときのように」と書いたが,アメリカに住んでいた頃,クリスマスシーズン直前のオフシーズンを狙って,ラスベガスを訪れた.一般に,ホテル料金はシーズンによって激しく変化するため,オフシーズンを狙うと,ゴージャスホテルに格安で泊まることができる.そのときは,モンテカルロ(MONTE CARLO)ホテルのジュニアスイートが1泊100ドル程度だった.リビングルームやベッドルームの他,バスルームも2つあり,彼女と2人で大いに楽しんだ記憶がある.ラスベガス以外だと,オフシーズン狙いで,シャトー・レイクルイーズ(The Fairmont Chateau Lake Louise)やジャスパー・パークロッジ(The Fairmont Jasper Park Lodge)にも宿泊した.どちらも1泊200ドル以上.いずれも超有名な高級リゾートなので説明する必要もないだろう.

さて,そのラスベガスでは,当然のようにスロットマシンで遊んだわけだが,数百倍(ぐらいだったかな?)の大当りが出た.カシャンカシャンと音を立てながらコインが出てくるのだが,なかなか止まらない.ただ,大当りと言っても,小銭で雰囲気を楽しんでいるだけなので,金額的には全くたいしたことはない.彼女と二人でベラッジオ(BELLAGIO)でディナーを食べるぐらいの利益だった.

【ワシントン=バーバラ・ヘーゲンボー】1ドル紙幣に代えて硬貨を流通させようとする米政府の計画に反対の声が出ている。間違えやすく重いためで、通貨当局は十分に流通せず収集家を喜ばすだけに終わった過去の苦い経験を生かし、広報に躍起だ。新硬貨はジョージ・ワシントン初代大統領をデザインした金色のものが第1弾として2007年2月15日に発行される。毎年、デザインを各州のものに変更して人気を得た25セント硬貨(ステーツ・クオーター)のように、すでに亡くなった歴代大統領を1年ごとに順次デザインに取り入れていく。

 しかし、米国では70年前に銀の平和硬貨が発行されて以来、1ドル硬貨が流通したためしがない。その理由は25セント硬貨と間違われる、重いなどだ。造幣局は耐用年数が30年と紙幣の16倍も長い硬貨に換えることで経費が節約できると主張する。連邦準備制度理事会(FRB)は1995年に、年間5億ドル(約575億円)の経費節減になると試算した。その後、ドル紙幣の流通量は40%増えているため現在の経費節減効果はさらに大きい。10月に行ったUSA TODAYとギャラップの共同調査で回答者の半数以上が「大統領硬貨の発行には賛成」としたものの、「紙幣を硬貨に換える」ことには79%が反対した。ネブラスカ州に住むエレン・バーローさん(74)は「紙幣の方が持ちやすい。5ドル分を硬貨で持ったら重くて大変」と紙幣の廃止に反対している。

  One Response to “確かに重い1ドル硬貨とステーツ・クオーター”

  1. ラスベガスブログ…

    アメリカ,ラスベガス在住のやまひさことやまぐちひさおはラスベガスに単身赴任二年目、さてどうなる事やら… (more…)

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