4月 012007
 

4月最初の日曜日.長男(3歳)と長女(1歳)とを連れて,3人で嵐山観光へ出掛けた.「電車に乗りたい!」という長男のリクエストにこたえるためだ.彼女も一緒に行きたそうだったのだが,断乳開始で身動きが取れず,自宅で静養ということになった.

第1回 嵐山観光

朝8時すぎ.自宅を出発.子供のおやつ(干し芋)と水筒(お茶)と着替えを背負い,ベビーカーも肩から掛けて,右手と左手に長男と長女の手を握り,歩いて北野白梅町を目指す.当然ながら,なかなか前には進まない.何とか後退するのだけは防ぎながら,とにかく,自動車と自転車に気を付けて前進する.

ちなみに,北野白梅町というのは,学問の神様で有名な北野天満宮や,京都最古の花街である上七軒が近くにあるところだ.

9時頃.ようやく北野白梅町に到着する.嵐電(京福電鉄)の運賃は200円だが,途中下車とかもして楽しんだらよいだろうと思い,500円の一日乗車券を購入する.この一日乗車券には,お寺やお店で使えるクーポン券が付いてくるので,結構お得だ.今回は何も使わなかったけど...

帷子ノ辻(かたびらのつじ)で嵐山行きに乗り換えるのだが,北野白梅町から帷子ノ辻までは単線で,途中,桜のトンネルがある.まだ少し早いのだが,桜並木の中を電車(一両編成)でゆっくりと進むのも風情があって心地よい.運転席近くで抱っこされている長男も,「お花きれいだねぇ!」と感心していた.抱っこしている私は,腕がつりそうだったが...長女は大人しくベビーカーに座っていた.この沿線には竜安寺や広隆寺などもあり,見所は豊富だ.

嵐山に到着すると,とりあえず,渡月橋を渡り,川岸の桜の下で,渡し船を眺めながら休憩する.まあ,京都らしいと言ってよいのだろう.長男は,小石を拾っては川に投げ込んで遊んでいる.長女はベビーカーで干し芋を食べたり,お茶を飲んだり.

嵐山の渡月橋@京都
嵐山の渡月橋@京都

11時前.コロッケでも食べに行こうかと,再び渡月橋を渡り,嵐山駅を目指す.嵐山には,お肉屋さんのコロッケとか,嵯峨野コロッケとか,どこのが美味しいのか知らないのだが,なぜかコロッケ屋さんが多い.嵯峨野コロッケを1つ100円で購入し,長男に渡す.ただ,歩きながらだと落としてしまいそうなので,閉館した「美空ひばり記念館」の前で腰掛けさせる.ベビーカーで眠っている長女を見て,観光客が「かわいいね」なんて言っていく.そんな道を行き交う観光客を眺めていて,中国人の多さが目に付いた.

嵐山駅へ戻ると,すっかり嵐山駅の名物となった感のある「足湯」の券を購入する.150円でタオルが付いてくるので,これも妥当な金額だろう.相変わらず眠っている長女はベビーカーに乗せたまま,長男と二人で足湯につかる.暖かくて気持ちいい.長男もご機嫌だ.

しばらくのんびりとした後,「もう出たい」という長男の合図で,足湯を出る.

帰りは,北野白梅町ではなく,まずは四条大宮へ行くことにした.実は,嵐電(京福電鉄)は一部(三条のあたり)が路面電車になっている.電車好きの長男に,電車が道路を走るところを,その電車から見せてやろうというわけだ.案の定,長男は道路を走る電車を楽しんでいたが,最も印象に残ったのは,道路にある駅だったようだ.路面電車になる区間では道路上に駅があるわけだが,駅と言っても,少し盛り上がっているだけだ.それを見た長男は,「ちっちゃい駅やなぁ」と感心していた.自宅に戻っても,彼女に「ちっちゃい駅やった」と報告していた.

終点の四条大宮まで行った後,三条まで戻り,そこからバスで自宅へ戻ることにした.

京都駅から西大路通りを通って金閣寺道へと北上する205系統に乗りたいのだが,最初に来たバスは満員だった.まあ,次のを待てばいいやと,1本やり過ごすことにした.ところが,次に来た205系統も,やはり満員だ.観光シーズンの混雑を甘く見ていた.もう1時近くになっていたので,電車で北野白梅町まで戻るのも避けたい.仕方なく,長男を立たせて,長女を片手で抱っこし,ベビーカーをもう一方の手で持ち,バスに乗り込んだ.バスは大変混雑しており,長男が立つ場所を確保してやるのがやっとで,ほとんど身動きが取れない.しばらくは我慢してくれていたが,長女が暴れ出し,長男も「抱っこ〜」と泣きそうな顔をしている.何とかしてやりたいが,前にも後ろにも進めず,バスを降りることもできない.205系統の場合,ほとんどが金閣寺に行く観光客であるため,このあたりで混んでいると,金閣寺道までは空かない.絶望的だ.

途方に暮れていると,近くにいた女性が,声を掛けてくれた.親子3人で京都観光に来ている様子だったが,座席に座っていた子供(小学生らしき女の子)を立たせて,座席を譲ってくれた.さらに,お父さんがベビーカーを持ってくれた.こんな混雑した車内で小さな子を立たせるのは心苦しかったが,泣きそうな長男に泣いている長女を抱えていては,好意に甘えるほかない.御礼を述べて,長男を座らせる.窓際に行って,少し自由になれたためか,長女も機嫌が良くなった.座席に座って少しすると,長男が「寝てもいい?」と聞くので,「いいよ.着いたら起こしてあげるから」と答える.長男は,あっという間に眠りについた.

座席を譲ってくれた親子と共に,金閣寺道のバス停で下車し,改めて御礼を述べて,別れる.バスはガラガラになっていた.自宅に着いたのは1時過ぎ.お腹がペコペコだ.

第2回 嵐山観光

自宅で昼ご飯を食べながら,「ごはん食べたら何しようか?」と長男に尋ねると,「お湯に足つけに行きたい!」と言う.「じゃあ,もう1回,電車に乗って嵐山に行こう」ということで,再び嵐山へ.

午後3時.自宅を出発.子供のおやつ(干し芋)と水筒(お茶)と着替えを背負い,ベビーカーも肩から掛けて,右手と左手に長男と長女の手を握り,歩いて北野白梅町を目指す.

嵐山に着くと,駅から外へは出ずに,そのまま足湯へ.相変わらず,ほぼ満員で,足湯は大人気だ.電車の中で寝付いた長女は,再び足湯にはつからず.

嵐電嵐山駅ホーム内の足湯@京都
嵐電嵐山駅ホーム内の足湯@京都

足湯から出ると,折角一日券を持っているので,途中下車してトロッコ列車を見に行くことにする.JR嵯峨駅の横に,トロッコ列車の駅がある.展示されている蒸気機関車D51を見て,駅舎に入ると,最終列車がちょうど出発しようとしていた.駅員さんがホームに入ってもいいよと言ってくれたので,中に入って,トロッコ列車を眺める.窓のない客車を見て,長男は「へんちくりんな電車や.おかしいねぇ.」と大喜び.トロッコ列車を見送り,再び嵐電嵯峨駅へ戻る.

そろそろ帰ろうと促すのだが,長男は「まだ帰らない.茶色い電車に乗りたい」という.茶色い電車というのは,レトロ調の特別車両だ.恐らく,1つしかない.それでも,四条大宮と嵐山の間を往復しているだけなので,待っていれば,いつかは来るのは確かだ.「それじゃ,嵐山に戻って,茶色の電車があるか探そう」ということで,三度嵐山へと向かう.

残念ながら,嵐山に茶色の列車はなかった.嵐山へ向かう間にすれ違うこともなかったので,1時間以内には来るだろうが,そんなに待っていられない.最初の電車を見送った後で,「茶色の電車は来ないかもしれないから,次のに乗ろう」と言い聞かせ,長男も納得して,次の電車に乗ることにした.残念ながら,次のも茶色の電車ではなかった.

旧式の緑色の電車に乗り,北野白梅町へと向かうと,先程途中下車した嵯峨駅を少し過ぎたところで,茶色の電車とすれ違った.「あっ!茶色の電車だ!」というわけで,次の駅で途中下車して,そこで茶色の電車が戻ってくるのを待つことにする.10分ほどすると,茶色の電車がやってきた.念願が叶った長男は大喜びだ.

その茶色の電車で帷子ノ辻まで行き,そこで乗り換えて,北野白梅町に戻る.乗り換えた電車に,大きな棒付きキャンディー(lollipop)を持った女の子が乗っていて,長男と私に話しかけてきた.長男はほとんど話さないので,私と少し会話しながら,一緒に北野白梅町へと向かう.途中,その女の子が長男に飴(パイン飴?)をくれた.

北野白梅町へ着くと,雨が降っていたので,バスで自宅へ戻ることにする.もう6時になっており,流石に混雑も緩和されていた.こうして,嵐山観光を終えた.

  2 Responses to “嵐電(京福電鉄)に乗って嵐山観光”

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