4月 042007
 

関テレの「私たちは何を間違えたのか 検証・発掘!あるある大事典」という検証番組を見た.

印象に残ったのは,以下の点だ.

1.Aディレクターの言葉
捏造の張本人だが,インタビュー中に「分かりやすくするため」という言葉を何度か使用していた.捏造したデータで視聴者を欺くことが分かりやすさに繋がるという思考回路がまるで理解できない.加えて,インタビューに答える姿や言葉からは,おおよそ深く反省しているという印象を受けなかった.「やりたくてやったんじゃない.仕方ないだろ!」とでも言いたげな雰囲気だった.まあ,モザイクで表情が分からなかったから,そう感じたのかもしれない.

2.番組制作環境
まさに自転車操業.仮説を立てて,検証し,その結果を番組として放送するわけだから,いつも当初の目論み通りに進むはずがない.もしそうなら,巷の研究者なんて非常にお気楽な商売になる.番組を制作する環境が捏造を生んだと言って間違いないだろう.

3.記者会見
経営責任を明確にするというから,てっきり社長は辞職と思っていた.ところが,実際には取締役に降格しただけ.過去に酷い不祥事を起こした企業は多々あるが,テレビ局はそういう企業の経営者にどういう批判をしてきただろうか.先日,通信・放送産業高度化小委員会委員長の片山虎之助議員から「危機意識が薄く,自浄能力がないという感じを持っている」と切り捨てられていたが,まるで懲りない.あと,記者会見の質疑応答が淡々としていた.JR西日本の事故の時など,加害企業の記者会見では記者が暴言を吐き放題で極めて見苦しかったが,やはり身内には甘い.所詮はその程度か.

4.実験参加者
納豆ダイエットの実験に参加したおじさんが,捏造発覚の後,「お前も関テレの仲間か!」と周囲から糾弾されたそうだ.かわいそうに.

  One Response to “あるある大事典捏造事件の検証番組”

  1. 納豆ダイエット効果…

    納豆ダイエット効果についてのサイトまとめてみました。 (more…)

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