8月 172007
 

国際会議の世話をするというのは非常に大変なことだ.これは,やってみないとわからない.今回のPSE ASIA 2007でも,会場である西安交通大学の先生方や学生達は随分と頑張られたことだろう.心から感謝したい.

ただし,敢えて苦言も書いておこう.これから国際会議をオーガナイズすることになる人には参考になるだろうから.

まず,registration deskが西安ホテルに設置されたことは大変良かった.今回のオフィシャルホテルは西安ホテルであるが,会場である西安交通大学からは4kmほど離れている.このため,registrationのためにホテルから大学に来いと言われると辛い.そういう意味で,西安ホテルでregistrationができたのは非常に良かった.しかし,だ.会場である西安交通大学にregistration deskまたはスタッフが常駐しているデスクがなかったのはいただけない.片手落ちと言えるだろう.

ホテルにregistration deskを設置してもらえたのは良かったのだが,そこでの手続きには問題があった.昼食や夕食のミールクーポン,ツアーのクーポンを購入する場合,米ドルのキャッシュで支払えと言われた.普通,中国に来るのに米ドルは持ってこない.それで,米ドルのキャッシュで支払えないのであれば,クレジットカードで支払えという.現地の学生に連れられて,ホテルの両替所に行き,クレジットカードで支払う手続きをするのだが,レシートを見ると,人民元で決済されている.それなら,最初から人民元で支払わせろよ.

参加登録手続きの最後に,領収書をもらうのだが,氏名と所属をそれぞれ2カ所に書くことを求められた.事前に会議参加費は支払っているのだから,最初から必要事項を全部印刷した領収書を用意しておけば済む話だ.なぜ,参加者に無駄な負担を強いるのか.そのために,行列ができてしまう.

多くのポスター発表があったのだが,現地で用意されていたポスターを張るボードのサイズと,事前に配布された発表者への指示書に書かれていたボードのサイズが全く違っていた.正確には,縦と横が反転していた.指示書通りに横長のポスターを作成してきた発表者は,うまく掲示するとができずに困っていた.これは酷すぎる仕打ちだろう.幸い,我々の研究室では,縦長のポスターを作成していたため,何も問題はなかった.国際標準では,ポスターは縦長だ.

ポスター発表については,そのスケジュールにも問題があった.ポスター発表専用の時間を取ることはできたはずなのに,完全にポスター発表と昼食の時間が重複していた.きちんと,どの時間帯が昼食で,どの時間帯がポスター発表なのか,プログラムで意思表示しないといけない.これでは,発表をする側も聞く側も,いつ会場にいけばいいのかわからず,議論ができない危険性が極めて高い.どうして,こんなプログラムにしたのだろうか.

あと,コーヒーブレイクの時間をきちんと確保してくれるのは有り難いのだが,折角のキーノートで質疑を受け付けないというのはどうだろうか.講演者に対しても失礼ではないだろうか.

  One Response to “PSE ASIA 2007 の運営についての苦言”

  1. 会議後のツアーについて

    私は会議最終日の翌朝に西安を去ったため,全然知らなかったのだが,翌日のツアーに参加した人から聞いたところ,「ロビーに8時集合」と指示されて,8時に集合したのに,ツアー用のバスに家族連れの中国人が大挙して乗り込んで,バスに乗れず,結局,2時間後になって別のバスでツアーに出掛けたとのこと.どうやら,自分の参加費しか支払わずに,家族までツアーに参加させる不届き者が多かったようだ.

    もうちょっと何とかならんのか...

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