9月 022007
 

香港国際空港へ

2007年夏の研究室旅行は香港.教授から4回生まで総勢15名での海外旅行だ.今回はタビックス(TABIX)という会社の格安パッケージツアーを利用した.関空発着の3泊4日プランだ.2日目に市内観光がついている.というか,観光に強制連行される.これを拒否すると,8,000円のペナルティが科されるため,参加するしかない.

朝10時過ぎに関西国際空港を発つキャセイパシフィックで香港に向かう.香港国際空港に到着すると,その近代的で充実した設備に驚かされる.1週間ほど前に利用したケベック@カナダの国際空港は物凄く小さかったので,そのギャップに驚いたと言える.

ホテルシャトルバス専用ゲートが何十と続く巨大な香港国際空港
ホテルシャトルバス専用ゲートが何十と続く巨大な香港国際空港

かつての魔窟,九龍寨城公園へ向かう

香港は2回目だが,前回滞在したときは学会参加が目的であったため,繁華街を歩いて,ヴィクトリアピークから夜景を眺める程度しかしなかった.そこで今回は,モンコックのホテルに到着後,九龍寨城公園(カオルーン・チャイセン公園)に行ってみることにした.ここは,香港裏社会の巣窟として有名だった九龍城の跡地に作られた公園だ.

MRTのモンコク駅から地下鉄に乗り,ロッフー駅まで行く.そこから九龍寨城公園まで歩く予定だったが,駅を出たところで,いきなり道がわからなくなってしまった.キョロキョロしていると,「どこに行きたいの?」と女性が声をかけてくれた.地図を見せながら,「九龍寨城公園まで行きたい」と言うと,「それならミニバスを使うのがいい」と勧められる.「いや,歩いていきたいのだけど」と答えると,そんなの無理という感じで「15分くらいかかるよ.ミニバスを使うべき.」と強く勧められた.まあ,ミニバスという乗り物にも興味があるので,それならミニバスに乗ってみようということで,その女性にミニバス乗り場まで案内してもらった.

当然ながら,どのミニバスに乗るのかも,どうやって乗るのかも,どこで降りるのかも全くわからない.加えて,ドライバーには英語も日本語も通じない.大丈夫かなとドキドキしていると,その女性がドライバーと直接交渉してくれた.どうやら,「彼らを九龍寨城公園で降ろして」と伝えてくれたようだ.ピンクの服を着たその女性に御礼を言って,ミニバスに乗り込む.

地元の女性に助けてもらい,香港を縦横無尽に走る緑のミニバスに挑戦@香港
地元の女性に助けてもらい,香港を縦横無尽に走る緑のミニバスに挑戦@香港

ミニバスの定員は16名で,かなりボロボロだった.運賃は2.6HK$(約42円)と安い!!

ミニバス内前方に,デジタル表示のメーターがある.一体何だろうと不思議に思っていると,ミニバスが走り出した途端に数字が動き始めた.なんと,スピードメーターだ.そんなものを乗客に見せる必要があるのかどうか知らないが,乗車中の最高速度は60km/hぐらいだった.

MRT駅から九龍寨城公園へ向かう緑のミニバス車内@香港
MRT駅から九龍寨城公園へ向かう緑のミニバス車内@香港

数分で目的地に着いた.よく分からないが,降車しないといけないような雰囲気だったので,そこで降りたという感じ.でも,見事に九龍寨城公園(カオルーン・チャイセン公園)の北側入口に到着した.親切にしてくれた女性に感謝することしきりだ.

無事に九龍寨城公園に到着@香港
無事に九龍寨城公園に到着@香港

九龍寨城公園

九龍寨城公園(カオルーン・チャイセン公園)は手入れの行き届いた,大変綺麗な公園だ.ここが香港裏社会の魔窟,九龍城があった場所だとは全く感じさせない.唯一そのことを思い出させるのは,公園南側に残された九龍城基礎部分の遺跡だけだ.まあ,説明がなければ,それが九龍城の基礎部分だったとも気付かない.

九龍寨城公園の北側入口@香港
九龍寨城公園の北側入口@香港

公園に残されている九龍城基礎部分の遺跡@香港
公園に残されている九龍城基礎部分の遺跡@香港

赤いミニバスでモンコクへ戻る

九龍寨城公園を散策した後,公園南側のエリアをブラブラとし,見付けた市場を覗いて,モンコクへ戻ることにする.MRTの最寄り駅は公園の北側なので,ここから歩くとかなり遠いはずだ.そんな遠回りはしたくないので,とりあえず,公園南側のバスターミナルに向かうことにする.と,そのとき,停車中の赤いミニバスのフロントに「旺角」(モンコク)という看板が置いてあるのを見付けた.これに乗れば,MRTモンコク駅周辺まで行けるに違いない.

だが,本当に「旺角」(モンコク)行きなのか分からない.ここで,8月に西安@中国を訪問したときと同様,ワンさんの力を借りる.広大な中国は方言もいろいろで,ワンさんは香港の現地語は理解できないそうだ.でも,標準語であれば,何とか意思疎通ができる.ミニバスの行き先と料金を確認してもらい,一同,赤いミニバスに乗り込む.

赤いミニバスの車内.フロントに行き先と料金が掲示されている
赤いミニバスの車内.フロントに行き先と料金が掲示されている

先程の緑のミニバスよりも,さらにボロボロだ.料金は6HK$(約96円)で,緑のミニバスよりも高い.

旅行ガイドブックによると,緑のミニバスは停留所が決まっている路線バスで,赤いミニバスは乗客の希望であちこちを走り回る乗り合いタクシーみたいなものらしい.このため,赤いミニバスの方が料金が高いのだろう.そのガイドブックには,ミニバスは香港を縦横無尽に走っているため,利用できれば非常に便利だが,現地語を使えないと乗りこなすのは不可能で,特に停留所が決まっていない赤いミニバスは香港旅行上級者向きと書かれている.確かに,その通りだろう.まあ,我々は香港旅行上級者並みの経験ができたわけだ.大満足.

MRT旺角駅の周辺には何十台もの赤いミニバスが集合
MRT旺角駅の周辺には何十台もの赤いミニバスが集合

無事にMRTモンコク駅周辺まで戻ることができた.駅周辺は赤いミニバスのターミナルになっているようで,おびただしい数のミニバスが駐車している.バスを降り,女人街をブラブラしながら,ホテルへと戻る.

女人街@香港
女人街@香港

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