11月 052007
 

日曜日のソルトレイクシティ(Salt Lake City)にて,テレビ番組”Music and the Spoken Word“でもお馴染みの,モルモン・タバナクル聖歌隊(Mormon Tabernacle Choir)によるコンサートを聴いた後,Temple Squareのツアーに参加した.

コンサート終了後,会場である大聖堂(Tabernacle)から外に出ると,プラカードを手に持った女性12人が,神殿(Salt lake Temple)の前に立っていた.マイクを回して,順番に話しているのだが,聞こえてくる言葉が英語ではない.プラカードに書かれた文字を読んでみると,様々な言葉が,それぞれの言葉で書いてある.English,日本語,Italiano,等々.全部は覚えていないが,英語,日本語の他には,中国語,韓国語,ドイツ語,フランス語,イタリア語,ポルトガル語,スペイン語,トンガ語など.

Temple Squareガイドツアー@ソルトレイクシティ
Temple Squareガイドツアー@ソルトレイクシティ

中央のピンクのコートを着た女性がEnglishのプラカードを持っており,その横の女性は手話担当だ.日本語のプラカードを持った女性は,右から3人目.みんな,ボランティアをしている教会員だ.

マイクが回ってくると,プラカードを持った女性が,それぞれの言葉で,「おはようございます!」と挨拶する.すると,回りにいる人達も,それぞれの言葉で「おはようございます!」と返事する.ややぎこちないのだが...その後,それぞれの言葉で,これから無料のツアーをしますから,プラカードの前に集まって下さいねという説明をする.

そのような説明を何回か繰り返した後,自分が参加したい言語のプラカードを持った女性のところに行く.私は日本語のプラカードを持った女性のところへ行って,「日本語のツアーが希望です」と申し出た.日本語のツアーに参加したのは,合計2人だけ.

まず,”South Visitors’ Center”に入り,末日聖徒イエスキリスト教会(通称,モルモン教)の初期の歴史の説明を受ける.末日聖徒イエスキリスト教会の創始者であり,モルモン書を出版したジョセフ・スミスが,東部での迫害から逃れ,西へ西へと移動するなかで,遂にイリノイで殺害される.このときジョセフ・スミスを引き継いだブリガム・ヤングは,15000人もの信徒を引き連れ,1年がかりで2000kmを踏破し,グレイト・ソルトレイクに到着し,ここに町を開くことを決めた.これがソルトレイクシティの始まりである.そこで最初に手掛けたのが,神殿(Salt Lake Temple)の建設だ.1853年に始められた神殿の建設には,1893年の完成まで実に40年もの歳月を費やされている.神殿(Salt Lake Temple)の内部に入ることはできないのだが,”South Visitors’ Center”では内部の写真や調度品を見学することができる.

ちなみに,教会員なら誰でも神殿の内部に入ることができるわけではない.修行を経て,神殿に入る資格があると認められた者だけが入ることを許されている.それほど崇高な施設というわけだ.

神殿(Salt Lake Temple)@ソルトレイクシティ
神殿(Salt Lake Temple)@ソルトレイクシティ

次に,集会場(Assembly Hall)に入り,その説明を受ける.1882年に完成したこの建物は,わずか3年で建設されている.当時は,物資が豊かにあったわけではないため,柱や長椅子には松の木が使われているが,立派に見せるために,柱は大理石に見えるようにペイントが施され,長椅子には木目が描かれている.中へ入ると,質素な印象を受けるのは,そのためだろうか.

集会場(Assembly Hall)@ソルトレイクシティ
集会場(Assembly Hall)@ソルトレイクシティ

その後,”North Visitors’ Center”で,モルモン書や教義についての簡単な説明を受ける.

日本語で丁寧に説明してもらうことができて,大変良かった.ツアーの最後には,我々のために歌も歌っていただき,心から感謝して,ツアーを終えた.

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>