6月 022008
 

以前,「行動経済学 経済は「感情」で動いている」に記載されていた下記問題を紹介した.解答を示しておこう.

問題1(モンティ・ホール・ジレンマ)

ドアが3つあり,1つは「あたり」,他の2つは「はずれ」だとする.あなたは,A,B,Cの3つのドアからAを選んだが,まだ開けていない.すると,答えを知っている出題者がCのドアを開けた.もちろん,それは「はずれ」だ.ここで出題者があなたに尋ねた.「Aでいいですか?」

このとき,Aのままにすべきか,それともBにすべきか.

この問題は,アメリカの人気番組「駆け引きしよう」で実際に行われていたものを抽象化してある.そのため,原問題は,その司会者の名を取って,「モンティ・ホール・ジレンマ」と呼ばれているそうだ.私は知らなかったのだが,非常に有名な問題らしい.

この問題を世間に知らしめたのは,マリリン・ヴォス・サヴァントという女性だ.彼女が「パレード」という雑誌のコラム「マリリンに聞いてみよう」で,読者から寄せられた本問題に「変えるべき」と答えたところ,全米から抗議が殺到した.抗議した者の中には,高名な数学の研究者も含まれており,物議を醸したそうだ.

ちなみに,このマリリンはIQ228で,世界最高の知能指数の持ち主としてギネスブックにも掲載されたらしい.知能指数というのは,平均が100,標準偏差が15になるように設定されている.つまり,IQ100なら至極平均的な知能の持ち主で,IQ135以上なら上位1%に入ることになる.私も中学3年生の夏,部活動が終了し,友達と一緒に塾に入るときに,知能テストを受けて,その結果を教えてもらった.うろ覚えだが,そのときの結果が確かIQ144だったと思う.当時は,その意味を全く知らなかったのだが,およそ上位0.2%といったところだろうか.このことから,IQ228はとんでもない数字だとわかる.

さて,モンティ・ホール・ジレンマに戻ろう.正解は「変えるべき」で,マリリンは正しい.私は間違えた.なぜだか分からないという人は,「行動経済学」を読んでみよう.

  3 Responses to “モンティ・ホール・ジレンマ”

  1. このモンティ・ホール・ジレンマについて,秀逸な解説をしてくれているサイトを見付けたので,紹介します.

    ネコでもわかるモンティホールジレンマ

  2. 何この「最終回は映画館で見てね!」みたいな商法(‘A`)

  3. 「最終回は映画館で見てね!」みたいな商法とは,言い当て妙.テレビで見てたものだと,ライヤーゲームもそうだった.

    でも,このブログ内でも解答を示しているし,他書にもいくらでも解答は書かれているので,調べれば済むこと.映画館に行かないと答えがわからないわけではない.

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>