10月 162008
 

この約10年間,Panasonic Let’s noteを使い続けてきた.もちろん,1台を10年間使い続けたわけではなく,現在のLet’s note W5で5代目(もしかすると6代目)になる.ちなみに,最初はWとかそんなシリーズ名ではなかった.初代Let’s noteを購入した当時は,流行ものが好きな人達はSony VAIO,正統派はIBM Thinkpadといった感じで,Let’s noteに対する周囲の目は冷ややかで,「パナソニックのノートパソコン?何それ?」みたいな雰囲気だったが,今や,国内のビジネスシーンはLet’s note一色になったと言っていいだろう.それだけ,ビジネス用途のモバイルパソコンとしては完成度が高い.実際,使い倒してキーボードの文字が全く読めなくなった(ブラインドタッチできない人なら全く使えない)ことを除いて,使用中の故障はゼロだ.素晴らしい.

しかし,遂に,Panasonic Let’s noteから他社製ノートパソコンに乗り換える時が来たようだ.私個人にとって,現在のLet’s noteの問題点はスペックの低さになる.CPU,メモリ,液晶,ディスクドライブのいずれをとっても,他社のフラッグシップモデルに対して見劣りしてしまい,マインマシンとしては不満が残る.WシリーズとRシリーズに用意されたプレミアムモデルにしても,デザインが異なる程度で,スペックは低いままだ.ビジネス用途のモバイルパソコンとしては素晴らしいのだが,私の欲しいものとは異なる.

ノートパソコンをマインマシンにするなんてナンセンスだという意見もある.しかし,30日程度の海外出張を含めて,出張は年間80日を超え,そこに学部講義や会議のためのキャンパス移動を含めると,年間100日は本拠地でじっとできない状態だ.しかも,ほぼ毎日,自宅でも仕事をする.ホテルや自宅で,例えば,MATLABでプログラミング&シミュレーションした結果をグラフ化し,それをAdobe Illustratorで編集しながら,LaTeXで論文を書くと共に,Powerpointで講演スライドを作成し,メールを確認しながら,Wordで事務書類を作成しては返信する,そして,その合間にブログを書く,なんて作業をしようとすると,やはりスペックは重要だ.実際,このような使い方をしていて,パソコンの応答が途方もなく遅くなることがある.それでも,デスクトップマシンや重量級のノートパソコンを持ち歩きたくはない.

ちなみに,今この文章は,JR品川駅近くのグランドプリンスホテル高輪の客室で書いている.外は真っ暗だが,窓からは日本庭園が見下ろせる.

とにかく,処理能力が非常に重要であり,かつ軽量で長時間駆動でなければならない.国際会議で配布されるCD/DVDを閲覧するためにDVDドライブも欠かせない.このように,自分の要求をまとめていくと,最有力候補はSony VAIO Type Zとなる.これまでVAIOには見向きもしてこなかったが,ノートパソコンとは思えぬハイスペックに魅力を感じる.品質の安定感や丈夫さに問題があるかもしれないが,もしそうであれば,Let’s noteに舞い戻るとしよう.

当然,購入する前には大学生協や家電量販店などで実物を確認するのだが,Sony VAIO Type Zの天板がフニャフニャなのには驚いた.粗雑に扱えば,ベキッと液晶を壊してしまいそうだ...

候補をSony VAIO Type Zにすると言っても,市販モデルでは魅力が乏しい.そこで,オーナーメードにした.まず,調子に乗って発熱に悩まされるのは嫌なので,CPUは敢えてCore 2 Duo P9500 (2.53GHz)に抑えておく(消費電力が低いグループで最高のクロック数).これでも,Let’s note W8 (1.20GHz)の2倍速だ.大量のアプリケーションを同時にサクサク動かしたいので,メモリは2GB×2=4GBとする.そして,OSとアプリケーションの起動と終了を高速化するために,RAID 0構成のSSDドライブ128GB×2=256GBを選択する.その他は,特に拘る必要があるとは思えない.

ノートパソコンとしてはかなり高額になるが,これで生産性が上がるなら安いものだ.すぐに元が取れるだろう.

  One Response to “SSD搭載SONY VAIO Type Z”

  1. VAIO Type-Z VGN-Z90NSが届いた.
    大量にソフトウェアをインストールするので,1週間後には本格的に使えるようにすることを目指そう.

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