4月 032009
 

新年度となり,プロセスシステム工学研究室に配属が決まった修士課程1年4名と学部4回生5名の顔合わせがあった.

早速,研究グループを決めたのだが,その前に,プロセスシステム工学研究室を志望した理由を尋ねた.

合計9名の学生に答えてもらったわけだが,最も多かったのが,「この研究室が最も鍛えてもらえると思った」というものだ.このブログでも書いているとおり,在学中に学生が身につけるべきことは何かについては真剣に考えてきたし,そのための環境整備にも力を入れ,自分が重要と考える能力を在学中に学生が身につけられるように努めてきた.その努力,そのために費やしてきた時間は他を圧倒すると自負している.

研究者や技術者を育てるという観点で,大学教員としての私がなすべきことは何か.それは,学生に下記のような力を身につけてもらうことだと,例えば「教師という職業の性格」に書いた.

  • 論理的に考える力
  • 論理的な文章を正しい日本語で書く力
  • 魅力的なプレゼンテーションを行う力
  • 英語力,および世界を意識できる力

しかも,これらは最低限の要求だ.最近は,課題図書を充実させ,人間としての成長に学生が目を向けられるように気を配っている.

これまでの実績に加えて,公式ウェブサイトおよび本ブログを含む非公式ウェブサイトを通して繰り返し宣言している効果もあり,既に研究室の気風として定着している学生の能力向上のための取り組みは,研究室配属前の学生にも認知されているということだろう.実際には,「実は中学生の時から先生のウェブサイトを見てました」という学生すらいる.

先日,「今やれ!」にも書いたことだが,インターネット上での情報発信のインパクトは,やらない人にはいつまで経ってもわからない.ある意味での,デジタルデバイドであり,情報リテラシーの問題といえるかもしれない.私は,自分の公式&非公式ウェブサイトが生み出す付加価値に大変満足している.

みずから「鍛えて欲しい」と,プロセスシステム工学研究室への配属を希望するような学生達であるから,やる気もあるし,優秀でもある.大いに期待したい.今年度も楽しみだ.