4月 272009
 

バルチモアに到着したと自宅に電話したところ(ホテルでインターネットに接続できなかったので),「アメリカで豚インフルエンザが流行してるって報道されてるけど,どう?」と聞かれた.それまで全く知らなかったし,空港でも,ホテルでも,バルチモアのインナーハーバーを歩いていても,全くそんな話題を見聞きすることはなかった.

テレビのニュースなら取り上げているかもと思い,今,CNN Headline News を見てみると,確かに,流行しているようだ.他の話題ばかりで,豚インフルエンザ(swine flu)についてはテロップが流れただけだが,それによると,

  • アメリカでは豚インフルエンザを20件確認.オハイオ州でも1件確認.
  • ホワイトハウスも注視しており,健康緊急事態宣言を発令.
  • WHOが,豚インフルエンザは深刻な事態にあり,パンデミック(pandemic)の可能性もあると指摘.
  • メキシコでは81人が死亡.
  • メキシコシティは機能停止?(shut down)
  • カナダでも1件確認.

といったところか.メキシコに近いところだけの問題かと思っていたら,カナダやオハイオ州でも確認されたとのことなので,北中米全体に広がる可能性はある.そうなると,まさにパンデミック.最近,そんな映画があったような...

それはそうと,急いで論文を仕上げないと...

4月 272009
 

ノースウェスト航空デルタ航空の傘下に入って以降,初めてノースウェスト航空を利用した.関西国際空港から北米路線が消滅したため,なんと,関空から成田までノースウェスト航空で移動し,その後,成田から各地へと向かう.成田へ行くなら伊丹空港を使いたいところだが,伊丹−成田は便数が少なく,使いづらい.まあ,関空−成田間が国際線扱いのため,関空で出国手続き(パスポートコントロール)を済ませられることがせめてもの救いだ.

関西国際空港

関空では,これまでと何も変わることはなかった.チェックインカウンターもラウンジも以前のNorthwest Airlineのままだ.会員資格がスカイチーム・エリート・プラスなので,エコノミー用の行列に並ばずにチェックインを済ませられるのは有り難い.しかし,それ故に利用する航空会社を限定してしまうというハンディを負う.悩ましいところだ.12:20発のフライトで,10:30にはチェックインを済ませたので,いつものようにラウンジでビールやワインを飲みながら,猛烈に仕事をしていた.

成田空港

成田では,飛行機からターミナルまでバスで移動した.セキュリティチェックで結構待たされ,搭乗開始時刻10分前くらいにゲートに到着した.このため,成田空港のラウンジで軽く食事するつもりでいたのだが,かなわなかった.関空でパンなどを食べていなかったら,危うく昼食抜きになるところだ.ところが実際には,機材延着で出発時刻が遅れてしまい,ゲートでボーッと待つことになってしまった.もちろん,そういうときには本を読むのに決まっており,今日は「経済学と人間の心」(宇沢弘文,東洋経済新報社,2003)を読んだ.

デトロイト経由でバルチモアへ

今回は,デトロイト空港を経由して,最終目的地であるバルチモアへ向かう.機材はノースウェスト航空のままだが,機内誌がデルタ航空のものに変わっていた.前方スクリーンの映像もデルタ航空のものだ.

しかし,最重要ポイントは機材が古いことだ.以前,成田−サンフランシスコ便を利用したときには,パーソナルモニターがついていたのだが,今回の成田−デトロイト便にはついていない.それはよいとしても,座席に電源プラグがないのが痛い.次回からは,避けられるものならデトロイト経由は避けることにしよう.

デトロイト空港での乗り継ぎは,相変わらず良くない.というか,さらに悪化しているようだ.入国審査(パスポートコントロール)に時間がかかりすぎる.一体,1人に何分かけてるんだ?という感じ.その上,荷物をピックアップした後の税関検査でも,また行列.なんとかならないものか.

日米のサービスの差

飛行機を利用したときに,日米の差を強く感じるのは,バゲッジクレームで荷物を受け取るときだ.国内線も含めて,日本から出発するときには,”Priority”タグのついた荷物はほぼ確実に先に出てくる.ところが,アメリカから出発するときには,そのような秩序はまず望めない.日本人のサービスのきめ細やかさは,やはり流石だと思う.

ともかく,無事にバルチモアに到着した.

追記

上記のメモをアップしようと思ったら,インターネットにつながらない.BWI空港内のフォーポイント・バイ・シェラトン・ホテルに宿泊しているのだが,フロントで聞くと,インターネットシステムがダウンしているとのこと.メールの送受信もできないし,トホホ...

というわけで,本日,会議が開催されるSheraton Inner Harbor Hotel Baltimoreに移動したので,そこで改めてアップした.

4月 272009
 

経済学と人間の心
宇沢弘文,東洋経済新報社,2003

森元内閣総理大臣の「日本は天皇を中心とする神の国」発言に対する厳しい批判にはじまり,既に亡くなった親しい経済学者の回顧録へと続く.この段階で,この本を選んだのは失敗だったかと思ったのだが,それより後は概ね期待したような内容だった.

本書は,既に書籍や雑誌にて発表されている文章のいくつかを収録したものである.このため,「これは読んだ」という部分も多かった.

ここでは細部には触れないが,本書を読んで改めて感じたのは,良書を読むことの大切さと,付き合う人を選ぶことを大切さである.

目次

  • リベラリズムの思想と経済学
  • 人間的な都市を求めて
  • 環境と社会的共通資本
  • 学校教育と人間の心