7月 082009
 

このブログでも,「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル」,「経営参謀が明かす論理思考と発想の技術」,「問題解決ファシリテーター―「ファシリテーション能力」養成講座」などで触れたことがあるが,”MECE”とは”Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive”の略称であり,モレなくダブリなく分類するためのスローガンである.

今,研究を分類したいとしよう.最初に,基礎研究と応用研究に分類する.これはMECEだろうか.

答えは否である.広辞苑を引くと,基礎とは「それを前提として事物全体が成り立つような,もとい」であり,応用とは「原理や知識を実際的な事柄にあてはめて利用すること」であると書かれている.事物全体が成り立つようなもといにはなりえず,かといって,実際的な事柄への利用でもないという研究は大いにあり得る.つまり,非基礎かつ非応用という研究は大いにあり得る.そんなものに意味があるか?

気を付けたい.なお,興味のある方は,「計測自動制御学会 制御部門 パイオニア技術賞」を参照されるとよいだろう.

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