8月 082009
 

金曜日に,毎年恒例の幼稚園の夏祭りがあった.色々なゲームをしたり,盆踊りを踊ったり,生演奏を聴いたりして,在園生も卒園生も大いに盛り上がる.園児も先生も浴衣を着て,実に夏らしい.幼稚園の園庭には櫓も組まれて,本格的だ.生演奏には,高校のブラスバンド部OG・OBが来てくれる.今年の夏祭りでは,崖の上のポニョ,となりのトトロ,ルパン三世などを披露してもらった.

ところが,だ.うちの長女3歳は途中から爆睡.たとえ年少さんでも,夏祭りの最中に寝てる子なんて,他にはいない.実にユニークだ.

8月 082009
 

Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界
西田圭介,技術評論社,2008

Googleの内幕をあばくという本ではない.あくまでも,公開されている極めて限定的な情報から,Googleの技術的な変遷を推測してみましたという内容だ.例えば,現在のウェブページのランキングがどのように行われているかなどは全く記載されていない.PageRank,アンカーテキスト,単語を基礎とする初期のランキングシステムが紹介されているのみだ.それでも,Googleがあの超高速な検索結果の表示をどのように実現しているか,インデックスとは何なのか,インデックスはどのように構築されるのか,世界中に検索サービスなどを提供するためにGoogleは何台のコンピュータを利用しているのか,その膨大なコンピュータはどのように動いているのか,そしてそのコストはいくらなのかなど,いろいろと興味深い話が盛り込まれている.Googleに,あるいは分散ネットワーク型のコンピューティングシステムに興味があるが,その分野の専門家ではないという人には参考になる本だろう.

Googleが,電力コストを抑制するために,パソコンの電源装置(PSU)を独自に改良し,現在60〜70%しかない電力変換効率を90%以上にまで高めていること,消費電力と性能のトレードオフを考慮して最適なCPUを採用すること,データセンターが必要とする電力を確保するために広大な敷地を買い占めているほか,クリーンエネルギーへの投資を進めていることなども面白かった.

グーグルの事業を支える最新のデータセンターは,2006年以降,全米に5ヵ所設置され,それぞれ,投資額が約6億ドル(600億円),コンピュータ数が約40万台と推測されている.これら以外に,世界中に小規模なデータセンターを数多く配置している.本当に巨大なシステムだ.

もちろん,お馴染みの20%ルールの話などもあり,研究開発に携わるものとしては,組織マネジメントという観点でも色々と考えさせられる.

分散ストレージやデータ処理など,詳細に立ち入らないでおこうとしているためか,所々,よくわからない説明がある.初学者向けというなら,もう少し上手に説明してくれればよいのだが...

目次

  • Googleの誕生
  • Googleの大規模化
  • Googleの分散ストレージ
  • Googleの分散データ処理
  • Googleの運用コスト
  • Googleの開発体制