9月 272009
 

本日,待ちに待ったハワイ家族旅行へ出発!

出発当日の朝,申し込んでおいたANAワイドゴールドカードが届いた.絶対に必要というわけではないが,「マイルを貯めるクレジットカード: フライング・ブルーVISAからANAカードへ」に書いたとおり,フライング・ブルーVISAゴールドカードから完全に移行するため,クレジットカードを使う機会が多い海外では,メインカードを持っておくのがよい.

今回,関西国際空港からホノルル国際空港へはノースウェスト航空を利用する.スカイチームの空港ラウンジを利用するのも,今回の旅行で最後かもしれない.今後は,スターアライアンスを利用する.

9月 252009
 

ファウスト 第2部
ヨハーン・ヴォルフガング・ゲーテ(Johann Wolfgang Goethe),池内紀(訳),集英社,2004

悪魔メフィストフェレスと契約したファウストが,メフィストフェレスを従えて,さらに欲望を満たすために突き進む.第一部では町娘マルガレーテを見初めたが,第二部ではギリシア神話に登場する絶世の美女ヘレナを我が物にしようと企てる.メフィストフェレスの権謀術数によってその願いは成就し,ヘレナとの間に一子をもうけたファウストだが,その幸せも長くは続かない.

やがて,老齢になったファウストは,皇帝から与えられた海を干拓し,自分の領土とする.そして,その領土を完璧なものにしようとするファウストの欲望の犠牲となって,目障りな老夫婦が殺されてしまう.確かに,ファウストは老夫婦を殺していないし,殺せと命じてもいない.メフィストフェレスたちが殺してしまっただけのことだ.ファウストは叫ぶ.

命令を忘れたのか! 土地の交換を申しつけた,奪えなどとはいわなかった.とんでもないことをしてくれた.呪うてやる.みなで罪をかぶれ!

第一部で見た光景だ.ここでも,自分が撒いた種を悪魔に刈り取らせようとするファウスト.ところがだ.そのファウストが絶命し,契約に従って,悪魔メフィストフェレスがその魂を手に入れようとしたとき,天使が現れて,ファウストの魂を天上へと導く.全く理解に苦しむ.これだけ好き勝手をやって,罪のない人達を死に追いやって,それでも天国に行けるものなのか.

正直なところ,本書を読んだだけでは,ファウストが高く評価される理由がよくわからない.その原因は,恐らく,原語で読まないからだろう.神曲にしても,ファウストにしても,小説ではなくて,詩だ.しかも,非常に技巧的な詩とされる.ところが,日本語で読むと,韻を踏むなんて全く関係なくなる.ただの散文になる.原著と訳文では,受ける印象が天と地ほどに差があるに違いない.

そんなファウストだが,第二部で私が興味を持ったのは,財政破綻の危機に瀕した国をファウストとメフィストフェレスが救うところだ.

知りたいと望むすべての者に告げる.この紙片は千クローネの価がある.皇帝領内に埋もれた無尽蔵の宝が保証する.すぐにも掘り出して兌換にあてる用意がある.

こうして紙幣がこの世に登場した.メフィストフェレスの入れ知恵だ.なお,その用法を誤って,この国は別の危機を迎えることになる.

目次

悲劇 第二部

第一幕

  • 気持のいい高み
  • 皇帝の城(玉座の間 大広間 庭園 暗い廊下 明るく照らされた数々の広間 騎士の間)

第二幕

  • 天井の高いゴシック風の狭い部屋
  • 実験室
  • 古代ワルプルギスの夜(ファルサロスの戦場 ぺネイオス川の上流 ぺネイオス川の下流 ぺネイオス川の上流 エーゲ海の岩場の多い入江)

第三幕

  • スパルタのメネラオス王の宮殿
  • 城の中庭
  • 岩壁と森

第四幕

  • 高山
  • 山の鼻
  • 贋皇帝の天幕

第五幕

  • 広大な土地
  • 豪華な館
  • 夜ふけ
  • 真夜中
  • 館の前の広い庭
  • 埋葬
  • 山峡、森、岩

解説 『ファウスト』第二部――錬金術と夢

エッセイ 『ファウスト』の光と空間

ゲーテと髭おやじ――文庫版のあとがきにかえて

9月 222009
 

長女の誕生日.年に一度だけ,誕生日には好きなおもちゃと好きなケーキを買ってもらえるということもあり,長女は大はしゃぎだ.まず,事前に注文しておく必要があるケーキの絵柄を選ぶことから誕生日イベントは始まる.一昨年と昨年は2年連続でアンパンマンのケーキだったが,幼稚園の年少さんともなると,徐々に女の子向けのキャラクターが好きになってくる.最近のブームは,フレッシュプリキュアだ.

フレッシュプリキュアをご存じだろうか.私は,この一ヶ月くらいで非常に詳しくなった.元々,フレッシュプリキュアは,キュアピーチ,キュアベリー,キュアパインの3人だった.後に,世界平和の敵であるラビリンスの幹部イースがキュアパッションとして仲間に加わる.長女のお気に入りは,せつなさん,つまりキュアパッションだ.

長女のバースデーケーキはフレッシュプリキュア「キュアパッション」
長女のバースデーケーキはフレッシュプリキュア「キュアパッション」

今回は,これまでオリジナルケーキを注文していたのとは違う店にお願いした.メゾン・ド・ガトー(Maison de gateau)というケーキ屋さんだ.ワークスギャラリーというページがあって,これまでに作成したオリジナルケーキの写真を見ることができる.

オリジナルケーキのメゾン・ド・ガトー(Maison de gateau)@京都
オリジナルケーキのメゾン・ド・ガトー(Maison de gateau)@京都

もちろん,バースデーケーキだけでなく,バースデープレゼントもフレッシュプリキュアだ.トイザらスに出掛けて,好きなものを2つ選んでいいことにした.長女が選んだのは,シフォンとフレッシュキュアスティックだ.シフォンはスウィーツ王国からやってきた赤ちゃん妖精.

シフォンお世話になります!
シフォンお世話になります!

シフォンを抱く長女
シフォンを抱く長女

フレッシュキュアスティックは,プリキュアの武器で,キュアピーチ,キュアベリー,キュアパインの3人が使う.いずれも同じような形をしているが,名前と色が異なる.キュアピーチはピーチロッド,キュアベリーはベリーソード,キュアパインはパインフルートを使う.最近のおもちゃはよくできていて,先端部分を付け替えることで,ピーチロッド,ベリーソード,パインフルートの好きなものにできる.例えば,ピーチロッドにすれば「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!」,ベリーソードにすれば「プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ!」,パインフルートにすれば「プリキュア・ヒーリングフレアー・フレッシュ!」と音が鳴る.まあ,それ以外にも,とにかくよくしゃべる.

フレッシュキュアスティック
フレッシュキュアスティック

フレッシュプリキュアになりきる長女
フレッシュプリキュアになりきる長女

ちなみに,キュアパッションの武器はパッションハープで,これだけ形が違う.トイザらスにはパッションハープもあったが,長女はフレッシュキュアスティックを選んだ.一日中,シフォンとキュアスティックで遊んでいる.「真っ赤なハートは幸せのあかし.うれたてフレッシュ.キュアパッション!」とか言いながら.

以下,これまでのケーキの実績を示しておこう.

9月 212009
 

長男6歳と長女3歳(明日4歳)が通う幼稚園の運動会があった.昨年と同様,幼稚園のすぐ近くにある小学校のグラウンドを借りての運動会だ.秋晴れにも恵まれ,爽快な青空の下での運動会だった.ただ,あまりに日差しが強くて,顔や腕がさらに日焼けした.腕は真っ黒.

幼稚園の運動会は朝9時から昼12時過ぎまで.わずか3時間ではあるが,種目数は多く,内容は盛り沢山だ.運動会の準備は大変だったであろうと思う.本当に,幼稚園の先生って凄い!

年少さんの玉入れ@幼稚園の運動会
年少さんの玉入れ@幼稚園の運動会

玉入れやダンスでは笑顔で張り切っていた長女だが,朝一番の入場行進のときには,「いや〜!ママといっしょ〜!」と言って,ぐずっていた.愚図るどころか,泣き叫んでいる年少さんが少なくなかったため,その影響を受けたのかもしれない.毎年,演技中もずっとママと一緒という園児はいるものだが,今年は泣き叫ぶ子供が多かったような気がする.入場行進がバラバラになってしまい,それぞれ先生に手を引かれていた.うちの長女も...

年長さんの綱引き@幼稚園の運動会
年長さんの綱引き@幼稚園の運動会

年長さんにもなると,流石にしっかりしている.長男はかけっこが好きだと言うが,確かに速い.年中さんのときにリズム発表会で白雪姫の劇をしたときもそうだったが,運動会の遊戯の際にも自分や友達の役目をきちんと把握していて,周囲の動きに惑わされて右往左往する気配がない.大したものだ.

一方,年少さんは可愛いものだ.かけっこをしても競争という感じはないし,玉入れをしても,玉をカゴに入れるのだということを分かっているのかすら疑わしい.玉入れというよりは,玉遊びか.

遊戯の大道具@幼稚園の運動会
遊戯の大道具@幼稚園の運動会

今回の運動会では,準備と後片付けを手伝いますと申し出ておいた.幼稚園では長男と長女の2人の面倒を本当に良く見ていただいているので,お世話になるばかりでは申し訳ないからだ.運動会は9時開始で,準備を手伝う保護者は朝8時に集合することになっていた.少し早めに行こうと,7:40頃に小学校のグラウンドに着くと,既に先生方が走り回っている.保護者も何人かは来ているようだ.早速,テントの設営などを手伝う.無事に,朝9時に運動会が始まった.

後片付けは準備よりも大変だった.とんでもなく暑い炎天下の中,テントや椅子を片付け,大道具・小道具をバスに詰め込む.バスに乗りきらなかった道具は,みんなで幼稚園まで運ぶ.その後,幼稚園で片付け.保護者が解散したのは午後2時過ぎだった.しかし,テントなどは倉庫に片付けたものの,運動会で園児が使用した大道具・小道具は園庭やプレイホールに並んだままだ.それらは先生方が片付けられる.早朝からの準備,運動会本番,そして後片付けと,この暑さの中,先生方は本当に大変だ.改めて,頭が下がる思いだ.御礼を述べて,幼稚園を後にした.

9月 202009
 

2009年9月16-18日,広島大学東広島キャンパスにて,化学工学会第41回秋季大会が開催された.化学工学専攻に所属する私にとって,化学工学会は母体であるため,その秋季大会(9月開催)と年会(3月開催)には毎年参加するようにしている.研究室としても,できるだけ学生に発表してもらえるようにしている.

今回の秋季大会での特別講演は,実に広島らしく,「ロータリーエンジンとマツダ」という題目で,マツダ株式会社取締役専務執行役員の羽山氏が講演をされた.プロジェクトXでも紹介されたが,マツダが自動車業界で生き残るのに果たしたロータリーエンジンの役割やロータリーエンジンの仕組み,今後の展望についての話であった.アテンザユーザーとしては,アテンザはロータリーではないけれども,やはり聞いておかないと.

さて,本題の秋季大会そのものについて.講演プログラムを一瞥してすぐに気になるのは,そのアンバランスさだ.みなさん忙しいので,できれば自分が関与するセッションは中日の2日目に割り当てたい.さらに,できれば1日目と2日目ですべてを終わらせてしまいたい.その結果,1日目と2日目にセッションが集中し,初日午後には30ものセッションがパラレルで開催されているのに対して,最終日3日目の午前には,セッション数は18にまで減っている.セッション数にバラツキがあるのは構わないが,同一分野のセッションが同一時間帯に開催されると,聴きたい講演を聴けなくなる.それが問題だろう.分散させれば解決できる.プログラム編成の評価関数は何か.言い換えると,誰のための学会か.それが問題だ.

もう1つ.秋季大会では,優秀論文賞などの受賞者による受賞記念講演が開催されるのだが,分野など全く無関係に,1つのセッションにまとめている.各分野のセッションは別の会場で開催されているわけだから,そちらに参加すれば,受賞記念講演は聴けない.受賞記念講演に行けば,当該分野のセッションを聴けない.もう何年もこの状態なのだが,これで良いということなのだろうか.不思議で仕方がない.

9月 172009
 

いよいよ3泊4日の研究室沖縄旅行も最終日.糸満のサザンビーチホテル&リゾートを後にして,メンバー15名全員,車5台で首里城を目指す.守礼門で集合して,集合写真を撮ろうというわけだ.

首里近辺の道は入り組んでおり,朝のラッシュアワーということもあってか,やや混雑している.首里城公園の首里杜館地下駐車場までは予想よりも時間がかかった.到着時刻も車によってバラツキがある.

守礼門の手前には,民族衣装を着た女性が数名いて,観光客に声をかけている.民族衣装を着て守礼門を背景に記念写真を撮影してもらうという趣向らしい.我々は男ばかり15名もいるので,声をかけてもらえない.

民族衣装を着た女性と守礼門@首里城, 沖縄
民族衣装を着た女性と守礼門@首里城, 沖縄

守礼門を背に全員で記念撮影した後,首里城へと進む.首里城の正殿までには,いくつもの門があり,石段をどんどん登っていく.高く積まれた石垣の上からは,首里城を囲む森や遠くに市街地が見渡せる.

首里城の門と石段@首里, 沖縄
首里城の門と石段@首里, 沖縄

首里城の門と石段@首里, 沖縄
首里城の門と石段@首里, 沖縄

いくつの門をくぐっただろうか.いよいよ首里城正殿への入口,奉神門に到着する.奉神門をくぐると,正面に正殿,右手に南殿,左手に北殿があり,御庭を囲んでいる.現在,首里城正殿では漆の塗り直しが行われており,工事用の足場が組まれていたが,幸い,正面中央部は見ることができた.

一部修復中の首里城@首里, 沖縄
一部修復中の首里城@首里, 沖縄

首里城は,南殿,正殿,北殿の順で見学する.正殿には煌びやかな玉座などがあり,琉球王国の栄華が偲ばれる.

首里城は,1406年に尚巴志が琉球王国支配のための居城として以来,1879年に明治政府に明け渡されるまで,470年以上にわたり,琉球王国の政治,外交,文化の中心であった.首里城公園内の施設では,首里城跡,園比屋武御嶽石門,玉陵の3つが,2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一部として世界遺産に登録されている.

首里城内部の玉座@首里, 沖縄
首里城内部の玉座@首里, 沖縄

首里城を見学した後,車ごとに分かれて沖縄最終日を楽しんだ.我々は,国際通りを経由して,那覇空港に近いパイナップルハウスに向かった.パイナップルハウスでは,パイナップルなどを試食できる他,2階でパイナップルのパフェやソフトクリームや色々なものを食べることもできる.今回のパックツアーには,パイナップルハウスで車1台ごとにパイナップル1個をもらえる券がついていたので,それももらった.

パイナップルハウス@那覇, 沖縄
パイナップルハウス@那覇, 沖縄

パイナップルソフトクリーム@那覇, 沖縄
パイナップルソフトクリーム@那覇, 沖縄

研究室沖縄旅行の記録は以上で終了.大満足の4日間だった.企画してくれた学生たちに感謝!

9月 162009
 

ファウスト 第1部
ヨハーン・ヴォルフガング・ゲーテ(Johann Wolfgang Goethe),池内紀(訳),集英社,2004

学者先生ファウストと悪魔メフィストフェレスがグルになって繰り広げる恋愛悲劇.学問に絶望したファウストは,悪魔メフィストフェレスと契約を結び,その手引きで魔女から霊薬を手に入れて,若返る.ああ,可哀想なマルガレーテ.悪魔に魂を売ったファウストに見初められたがために,何もかもを失ってしまった.兄は殺され,母は苦悩のうちに死に,自分は嬰児を殺して,牢獄に捕らえられた.自責の念から,自分が撒いた種を悪魔に刈り取らせようとするファウスト.人間なんてそんなものか.

有象無象が乱痴気騒ぎをする「ワルプルギスの夜の夢」なんかは,乱痴気騒ぎをしているということ以外,サッパリ意味が分からない.それでも,全体を通して,登場人物のセリフにはユーモアが利いていて面白い.ファウストとメフィストフェレスが悪魔の契約を結ぶ場面,ファウストの書斎で,ファウストに成りすましたメフィストフェレスが訪ねてきた学生と会話する.

学生:

大学者になりたいのです.地上と天上の一切を知りたいのです.学問と自然に通じたいのです.

メフィストフェレス:

光陰は矢のごとしというから気を付けることだ.時間割りを作るといいよ.助言といってはなんだが,(中略)

はじめの半年はサボってはいけない.毎日,授業は五時間だ.鐘が鳴る前に部屋に入っておく.予習をちゃんとしてきて,章ごとに整理しておく.そうするといずれ,先生というものは,本に書いてあることしかいわないことがわかってくる.だからといってノートをとるのを怠けてはならない.聖霊の言葉を筆記していると思うことだな.(中略)

学問の成果を拾いまわってもムダなことだ.しょせん,人間は,自分が学べることしか学ばない.ただし,ここぞのときを逃してはならない.きみは見たところ体格もいいし,臆病でもなさそうだ.自信がつけば,世間の見る目がちがってくる.とりわけ女を扱うすべを学ぶことだな.

これが悪魔から大学新入生への助言だ.ヨハーン・ヴォルフガング・ゲーテ自身の学生時代が反映されているのだろう.

目次

  • 捧げる言葉
  • 開演前
  • 天上の序曲

悲劇 第一部

  • 町の門前
  • 書斎
  • 書斎
  • ライプツィヒのアウエルバッハ地下酒場
  • 魔女の厨(くりや)
  • 往来
  • 夕方
  • 散歩
  • 隣の女の家
  • 往来
  • 庭のあずま屋
  • 森と洞穴
  • グレートヒェンのちいさな部屋
  • マルテの家の庭
  • 泉のそば
  • 町外れ
  • 聖堂
  • ワルプルギスの夜
  • ワルプルギスの夜の夢
  • 曇り日の野原
  • 夜の広野
  • 牢獄

解説『ファウスト』第一部─その美しさ

9月 162009
 

日本学生支援機構(旧日本育英会)から葉書が届いた.条件が満たされたため,日本育英会の奨学金返済を全額免除するという内容だ.修士課程終了後,15年間教育職に就いたため,在学中に借りた計180万円の返済が免除された.この奨学金のおかげで,下宿しながら大学院に通うことができたので,大変感謝している.

優秀かつ貧乏な学生に学問する機会を与えることは極めて大切だと思う.長い目で見れば,その教育投資は社会に還元されるはずだ.資源がないなら尚更,人材を活かさないといけない.

9月 162009
 

飲んで食べて大満足の「味どころ 田舎家」から宿泊先のサザンビーチホテル&リゾートまで歩いて戻る.道中は暗闇で本当に何もない.まあ,港だから仕方ない.それにしても凄いところにリゾートホテルを建てたものだ.これからホテルの周囲も開発していくのだろう.

サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄
サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄

サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄
サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄

サザンビーチホテル&リゾートは2009年5月にグランドオープンしたばかりの真新しいリゾートホテルだ.吹き抜けのロビーは明るく広々としていて気持ちがいい.南国の雰囲気を醸し出している花々に加えて,琉球ガラスの陶芸作品も飾られている.レセプションの側には大きな水槽があり,色とりどりの熱帯魚が泳いでいる.

サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄
サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄

ロビー奧の大きなガラス窓からは,屋外プールと,さらにその先に青い海と青い空が見える.アロハシャツがユニフォームのスタッフもよく教育されていて,サービスは丁寧かつ親切だ.

サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄
サザンビーチホテル&リゾート@糸満, 沖縄

今回宿泊したのは,格安パックツアーだから当然ではあるが,オーシャンビューではない部屋だ.そのため,夕日はビーチから楽しんだ.客室のテラスからは港が見えるが,それほど美しい景色でもない.部屋まで案内してくれたスタッフは,ハーバービューという表現を使っていた.なるほど,ものはいいようだなと感心した.

ビーチで眺めるサンセット@糸満, 沖縄
ビーチで眺めるサンセット@糸満, 沖縄

今回の沖縄研究室旅行で,このホテルでの朝が最もゆっくりすることができた.目覚めたのは朝6時前だが,ホテル内で朝食をいただき,8時過ぎにホテルを発った.朝食は和洋のビュッフェスタイルで,沖縄の食材も充実している.紅芋やマンゴーのパン,パイナップルのジャム,ドラゴンフルーツなどもある.

ちなみに,周囲に何もないものの,ホテル内には売店もあるので,特に困ることはない.プールで遊べなかったのが残念だが,朝食も充実しており,このホテルはエクセレントだ.

さあ,沖縄旅行も最終日.首里城を見学する.

9月 152009
 

2009年5月にグランドオープンしたばかりの真新しいサザンビーチホテル&リゾートに宿泊するわけだが,ホテルの周囲にはビーチを除いて何もない.ホテル内のレストランで食事をするよりは,居酒屋みたいなところでワイワイガヤガヤと安く楽しく食事をしたいので,沖縄本島最南端の喜屋武岬(きゃんみさき)からサザンビーチホテル&リゾートへとスバル・インプレッサで移動しながら,適当な店を探す.

もう港の対岸にホテルが見えてくるというところまで来たとき,交差点の角に「味どころ 田舎家」を発見した.ここから先,ホテルまでは全く何もない.間違いなく,ホテルに最も近い食事処だ.ただ,店の雰囲気が全くわからないので,車を停めて,偵察に行く.店内に入り,出てきた女将さんにメニューを見せてもらう.寿司や刺身の他に,沖縄郷土料理も色々とあるようだ.カウンターの大きなカニを指しながら,「ゴーヤチャンブルーとか沖縄の料理も,お勧めも,珍しいものもありますよ」と教えてもらった.メニューも豊富で,値段も手頃だ.良さそうなので,15名入れることを確認して車に戻る.

別行動でマリンスポーツを楽しんだはずの学生たちに連絡を取って,夕食の予定について尋ねると,まだ店は決まっていないらしい.それならということで,田舎屋に電話して,15名で予約する.

問題は,どうやってホテルから田舎屋まで移動するかだ.ホテルに最寄りとは言うものの,港の対岸にある田舎屋まで2kmはありそうだ.駐車場はあるとのことなので,車で行ってもよいが,そうするとドライバーがお酒を飲めない.それではあまりに可哀想なので,みんなで歩くか.あるいは,タクシーを使うか.私は徒歩派だったのだが,お酒を飲まないという学生が1名いたので,車で15名をピストン輸送し,最後に飲まない彼が車で店に行くことになった.

田舎屋@糸満, 沖縄
田舎屋@糸満, 沖縄

田舎屋では,座敷にテーブル3つを並べて用意していてくれた.まずは,オリオンビールの生で乾杯.少数の例外を除いて.人数が多いので,とりあえず,刺身の盛り合わせだけ先に頼んでおく.

料理はテーブルごとに注文することにして,ゴーヤチャンブルー,ソーメンチャンブルー,豚肉などの沖縄料理に加えて,天麩羅,焼き鳥などをガンガン注文する.前日のように注文してから1時間待たされることもなく,手際よく料理が出てくる.どれも美味しかったが,学生に評判が良かったのは,エビのウニ焼きだ.

田舎屋の苦いゴーヤチャンブルー@糸満, 沖縄
田舎屋の苦いゴーヤチャンブルー@糸満, 沖縄

田舎屋のソーメンチャンブルー@糸満, 沖縄
田舎屋のソーメンチャンブルー@糸満, 沖縄

田舎屋で人気だったエビのウニ焼き@糸満, 沖縄
田舎屋で人気だったエビのウニ焼き@糸満, 沖縄

ビールや焼酎を飲み,一通り食べたなというところで,女将さんに「あのカニを出してもらえますか」と伝える.カニは大きなハサミを見せつけながらカウンターのケース内に鎮座しているのだが,メニューにはない.壁に貼られたお勧めにもない.値段もわからない.そもそも名前も知らない.偵察に訪れたときに見掛けただけだ.そう言えば,値段も聞かずに注文したな...

しばらくすると,白い大皿に蒸したカニが盛られてやってきた.テーブルから「おーっ!」と歓声が上がり,5名がカニに手を伸ばすと,途端に静寂が訪れた.

田舎屋のノコギリガサミ@糸満, 沖縄
田舎屋のノコギリガサミ@糸満, 沖縄@沖縄

こっそりと注文したカニであったが,カニを見付けるやいなや,隣のテーブルでも,さらにその隣のテーブルでも,「あのカニを下さい!」と言って注文している.誰も,何というカニかも,いくらなのかも把握していない.無茶苦茶だ.

折角だからとカニについて尋ねてみると,奧から大将が出てきてくれて,そのカニはノコギリガサミという名前であること,沖縄近海で捕れるカニであることなどを教えてくれた.ちなみに気になる価格は,一杯4000円だった.1人800円になる計算だが,十分に楽しめた.

もう飲めません,食べられませんという状態になり,会計をお願いする.1人4000円程度.いやぁ,本当に値打ちがあった.サザンビーチホテル&リゾートに宿泊する人には是非お勧めしたい.

味どころ 田舎家

場所: 沖縄県糸満市西崎1-11-1
電話: 098-994-2658
営業時間: 17:00〜翌1:00
定休日: 月曜日

リンク: 食べログYAHOO!グルメ

味どころ 田舎家 (魚介料理・海鮮料理 / )
★★★★ 4.0