9月 152009
 

壮絶な沖縄戦の象徴とも言えるひめゆりの塔があるひめゆり平和祈念資料館を見学した後,サザンビーチホテル&リゾートでの集合時間6:30まではまだ余裕があるので,沖縄本島最南端の喜屋武岬(きゃんみさき)まで足を伸ばすことにした.喜屋武岬も「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」(仲宗根政善, 角川書店)に何度も登場する地名だ.首里戦線から徐々に南へと追い詰められ,いよいよ喜屋武岬で文字通り背水の陣となったわけだが,ここでも多くの人が亡くなったことだろう.喜屋武岬に建立された平和の塔には,花などが供えられている.

沖縄戦跡国定公園の喜屋武岬@沖縄
沖縄戦跡国定公園の喜屋武岬@沖縄

平和の塔@喜屋武岬, 沖縄
平和の塔@喜屋武岬, 沖縄

目を海の方へと向けると,前日訪れた沖縄本島最北端の辺戸岬(へどみさき)のように,険しくも美しい海岸線が見える.このような断崖絶壁の岩陰に,あるいは周囲に広がるアダンのジャングルの中に身を隠し,自決をも覚悟しつつ,それでも生き抜こうとした人々のことを思うと悲しみが溢れてくる.

険しく美しい海岸線@喜屋武岬, 沖縄
険しく美しい海岸線@喜屋武岬, 沖縄

喜屋武岬の灯台から,さらに草木をかきわけながら小道を行くと,柵も何もない断崖絶壁の上に出る.右の方を見れば,平和の塔が切り立った崖の上にあるのが見える.美しい眺めだ.

灯台から先へと続く小道@喜屋武岬, 沖縄
灯台から先へと続く小道@喜屋武岬, 沖縄

断崖絶壁に建つ平和の塔@喜屋武岬, 沖縄
断崖絶壁に建つ平和の塔@喜屋武岬, 沖縄

徐々に太陽が高度を下げ,赤みを帯びてきた.サザンビーチホテル&リゾートに行って,日没を見ることとしよう.

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