いよいよハワイ家族旅行に出発する日がやってきた.1週間ほど前から,子供たちはハイテンションになり,「あと何回寝たらイルカにチューしてもらうの?」とか,「パイナップルいっぱい食べたい!」とか,大はしゃぎだ.これだけ期待してもらえるなら,ハワイ旅行を企画した甲斐がある.
ホノルル行きのノースウェスト航空便(NW16)は,夜遅くに関西国際空港を発つ.旅行の最終準備などをしてから,19:15京都駅発の特急はるかで関西国際空港へ向かう.車内で「退屈だ〜」とごねる長男6歳.90分も乗らないのにこれでは,約8時間のフライトが思いやられる.
ノースウェスト航空にしては珍しく,ホノルル便はエコノミーにもパーソナルモニターがあった.これさえあれば,子供は時間を潰してくれそうだ.
出発時刻が夜10:35と遅かったため,ハイテンションだった子供2人も,離陸後すぐに寝てくれた.食事の時にも起きなかったので,子供用機内食を頼んでおいた意味はあまりなかった.しかし,子供が大人しく寝てくれるほど有り難いことはない.
ノースウェスト航空の子供用機内食@ハワイ家族旅行
ノースウェスト航空の機内食@ハワイ家族旅行
昼前にハワイ・ホノルルに到着するため,機内食を食べた後,大人も寝る.いつもは機内で寝る努力をせずに本を読むか映画を見ている私も,起きたままでは身体が持たないので,とにかく眠る.3時間ほど寝ただろうか.起きた後は,仕事をしたり本を読んだりして過ごした.
子供2人が起きたのは朝食が配られる少し前.残しておいた子供用機内食のパンを食べて,朝食を待つ.前回のドイツといい,今回のハワイといい,飛行機内での子供には救われている.今回,一列後ろの小さな子供はフライト中ずっと泣きわめいていた.あれでは親も大変だ.
ノースウェスト航空の朝食@ハワイ家族旅行
昼前11:35.ホノルル空港に到着.古めかしいバスで入国審査場まで移動する.入国審査場では,小さな子供を連れているため,専用の列に案内してもらえた.有り難い.アメリカ入国に際して,大人は指紋と顔写真をスキャンされるのだが,子供は必要なかった.
ホノルル空港に到着@ハワイ家族旅行
ホノルル空港の古いシャトルバス@ハワイ家族旅行
何の問題もなく入国審査を終え,バゲージクレーム(手荷物受取所)に到着したときには,既にスーツケース3個(大×2,小×1)はターンテーブルから下ろされていた.それらを受け取って,タクシーで滞在先のコンドミニアム「アストン・パシフィック・モナーク」へ向かう.