11月 282009
 

以前,「アメリカでは学校週4日制を導入済み」と題して,USA TODAY紙の”Today’s debate: Education”という記事を紹介した.そこに書かれていたのは,アメリカの一部で既に導入されている学校週4日制についての賛否だった.

今日,WEDGE(ウェッジ)という薄い雑誌をパラパラとめくっていたところ,”World News”の「ユタ州がとった週4日労働の結果」という短い記事が目にとまった.WEDGE(ウェッジ)というのは,新幹線のグリーン車に乗るともらえる雑誌だ.そこには,ユタ州が公務員経費削減のために,週40時間の就業時間は変えず,出勤を週4日にしたとある.就業時間は変わらないので,公共施設の休館日を増やすことによる経費削減効果が狙いだ.ところが,実際の経費削減効果は予想の150%にも達した.これは,1日10時間労働となったことで,公務員が残業をしなくなったためだ.この人件費削減効果が大きい.

ユタ州では,金曜日に政府関連サービスは提供されない.住民がこの不便を受け入れた結果,公務員の人件費削減が実現できたわけだ.日本人も公務員バッシングをするなら,それくらいの不便は覚悟したらいいのではないか.

ちなみに,私も含めた大学教員(なんちゃって公務員)には週休何日とかいう概念はない.勤務時間という概念もない.結果を出す,それだけだ.裁量労働というそうだ.