12月 132009
 

最適会 = 最適研究会 + 最適飲み会」で予告したように,12/12に最適研究会と最適飲み会を開催した.最適研究会の講演者は2人.いずれも京都大学プロセスシステム工学研究室の卒業生だ.私自身にとっても,念願の企画が実現したわけだが,正直,期待以上の講演会だった.研究室の卒業生と在学生が協力して,これだけレベルの高い研究室同窓会イベントを実施できるところがどれだけあるだろうか.このために多くの卒業生が全国各地から駆けつけてくれた.彼らに心から感謝する.ありがとう.

想いを活かす仕事とは?

講演者1人目は,株式会社アクセルの辻君.講演題目は「想いを活かす仕事とは?」.新卒でJPモルガンに就職し,リーマンショック後,アクセルに転職して,コンサルティング業務に携わっている.社会に貢献する,社会を変えるという熱い想いを持ち,その想いをぶつけることができる仕事とは何であるかを語ってくれた.在学生とは年齢も近いだけに,強烈な刺激を与えたに違いない.素晴らしい講演をしてくれて,ありがとう.

最先端ロボットには何ができないか?〜発想転換のすゝめ〜

講演者2人目は,立命館大学チェアプロフェッサーの金岡君.講演題目は「最先端ロボットには何ができないか?〜発想転換のすゝめ〜」.化学工学出身でありながら,ロボット研究の第一線で活躍する異色の研究者だ.マンマシンシナジーエフェクタ(人間機械相乗効果器)という概念を唱え,ベンチャー企業社長としても活躍している.認識論や科学哲学の立場からの問いかけに始まり,見せかけだけのロボットやロボット研究の問題点を浮き彫りにし,人間にとって本当に役に立つロボットとは何なのかという問題を徹底的に考え抜いてきた彼の思考過程を披露してくれた.学生が哲学や科学哲学についてどれだけ通じているかは知らないが,度肝を抜かれるような講演であったと思う.日本でガンダムやマクロスを作ってくれるのは彼だ.

感想

本当に素晴らしい最適研究会だった.私自身に課せられた課題は,このようなイベントを,惰性ではなく,真に意義のある形で,如何に進化させていくかだ.

この研究室出身であることを,心から嬉しく思う.