12月 192009
 

一昨日,自宅から大学に電話.

長男6歳: 「パパ〜,あのな〜,○○ちゃんがな〜,幼稚園でな〜,四角い木にぶつかってな〜,顔から血をださはってん.パパ〜,それでな〜,幼稚園のバスでな〜,先生と一緒に病院行ってん.」

パパ: 「へぇ〜.それは大変だったな〜.○○ちゃんは元気?」

離れたところで話している長女4歳の声が聞こえる.「○○ちゃん,○○君とぶつかって,四角い木にぶつかって,それで血がでてん.」

どうやら大したことはなさそうだ.

長男: 「パパ〜,わかった〜?」

パパ: 「うん.よく分かったよ.教えてくれて,ありがとう.ママはいる?」

長男: 「うん.じゃ,ママにかわる.」

ガチャ.ツーツーツー...

パパ: おいおい,かわるって言ったやろ...電話をかけ直す.

長女が幼稚園の園庭で遊んでいるときに,はずみで木にぶつかり,眉毛のあたりを切った.かなり血が出たのだと思うが,担任の先生が付き添って,幼稚園のバスで病院に連れて行って下さり,そこで3針ほど縫った.レントゲンで特に異常はなかった.

いつも通りに帰宅した後で,夕食を食べながら状況を聞いた.とにかく,先生が「私の不注意で,○○ちゃんのかわいいお顔に傷をつけてしまって,本当に申し訳ありません」と平謝りだったそうだ.

彼女: 「先生ってそんなに謝らないとダメなの?」

私: 「子供が勝手に遊んで勝手に怪我したんだから,それほど気にしてもらう必要はない.少なくともうちにとってはね.ただ,世の中には色んな考えの人がいるから,先生としては,謝っておいた方がいいんじゃないか.それに,○○ちゃんにしたって,3針縫っただけだから別に何でもないけれど,仮に打ち所が悪くて意識不明の重体になりましたとかだったら,『構わないですよ』とは言えないだろう.幼稚園がすべき最低限のことは,預かった子供達を無事に帰すということだから,そういう意味では,やはり,子供が怪我をしたら先生も幼稚園も謝らないといけない.ただ,もちろん,ちょっとした怪我くらいで怒鳴り込むような親は馬鹿だけどね.」

彼女: 「そうやね.」

私: 「とにかく,○○先生は凄く気にしてるだろうから,『元気にしてますし,大丈夫です.気にしないで下さい.』と伝えておいて.」

彼女: 「うん.そうする.」

翌朝,長女と長男が事件の様子を説明してくれた.長女は,ぶつかったこと,バスで病院に行ったこと,甘い薬をもらったことなどは繰り返し話すが,病院でのことは全く話さない.その日は,傷口を消毒するために病院へ行った.彼女も幼稚園に行き,先生と少し話をした.その夜.

彼女: 「幼稚園に行って,○○先生と少し話をしたけれど,申し訳ありませんって謝ってばかりだったよ.気にしないで下さいって言ったけど.」

私: 「まあ,そうだろうね.」

彼女: 「○○先生が『お父さんはどう言っておられましたか?』と聞かはるから,『子供が勝手にした怪我で,それも大したことないので,全く気にしないで下さいって言っておいてと言ってました』って言ったら,『そんなはずありません.申し訳ありません.』だって.」

私: 「本当に気にしてもらわなくていいんだけどね.先生も可哀想に.」

彼女: 「それで,『お父さんはどんな様子でした?』と聞かはるから,『笑ってました』と答えたら,また『そんなはずありません.申し訳ありません.』って.」

私: 「○○先生らしいね.」

と,まぁ,こんな事件があった.幼稚園の先生も大変だ.

昔,自分自身も眉毛付近を切って7針ほど縫った経験があるので,少し気にしているのは,傷がどの程度まで目立たなくなるかだ.