7月 182010
 

世界が愛した日本
四条たか子(著),井沢元彦(監修),竹書房,2008

みずからを犠牲にしてまでも外国の人々を助けた日本人.そのような日本人への恩を忘れず,長い時を経てもなお日本を敬愛する外国人.有名無名の史実7篇を通して,日本と外国を友愛の情で結びつけた高潔な日本人の姿が描かれている.素晴らしい内容だ.歴史や道徳で教えるべきは,こういうことではないかと思う.是非,読んでみて欲しい.

それにしても,本書「世界が愛した日本」で紹介されているような史実がある一方で,巨費を投じて相手国から文句を言われる昨今のODA(政府開発援助)は何とかならないものか.嘆かわしい話だ.

目次

  • 日本×トルコ エルトゥールル号の恩返し―95年後の日本人奇跡の救出劇
  • 日本×ポーランド シベリア孤児の救済―日本外交史上、異例の即断が救った小さな命
  • 日本×ベルギー 10万フランの贈り物―日本の魂に応えた感謝の気持ち
  • 日本×ユダヤ人 6000人を救った“命のビザ”―国益を超えた外交官・杉原千畝の決断
  • 日本×インドネシア 植民地からの脱却―インドネシア独立を助けた日本兵
  • 日本×韓国 もう一つの昭和―日韓の架け橋となった李方子妃
  • 日本×ドイツ 坂東俘虜収容所で咲いた“虜囚文化”―捕虜ではなく人としての交流

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