8月 092010
 

講演会後の懇親会@あらんどろん二次会@活海酒については書いたが,講演会そのものについても書き残しておこう.

実は,二次会@活海酒に参加された先生方の多くが,SICE九州フォーラム2010で講演された北森先生の研究室の出身だった.北森先生は制御工学分野では超有名人で,SICEプロセス制御専門家養成塾(SICEプロセス塾)でもお世話になっている.今回の講演は「制御の現場に整合した制御理論のあり方を考える」という題目で,非常に興味深い内容だった.とにかく,「すべてを見直してみる」という姿勢が一貫されており,我々が何気なく当然のように使用しているツールについて,本当にそれがベストなのかという問いを掲げる.例えば,制御対象を表現するのに伝達関数でよいのか,制御はPID制御でよいのか,等々.何をすべきかという原点に立ち戻り,そこからゼロベースで考えなおしてみるという態度の重要性は私も認識しており,それを心掛けてもいるのだが,制御工学の非常に基本的なところで,そのような態度を貫き,優れた成果を導いていけるということに興味を惹かれた.2時間の面白い講演だった.

このSICE九州フォーラム2010の前半を北森先生が,後半を私が担当したわけだが,北森先生の奥深い講演に対して,私の講演は浅いなと我ながら思う.それでも,データ解析について言っておきたいことのいくつかは言ったので,関連する仕事をされている方々には活かしていただければと思う.

直接的PID制御パラメータ調整法であるE-FRITについても宣伝してきたが,こちらもよろしくお願いします.是非,現場で適用して,良い結果も悪い結果も教えて下さい.

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>