8月 142010
 

超シャンバラ―空洞地球/光の地底都市テロスからのメッセージ
ダイアン・ロビンス(Dianne Robbins)(著),ケイ・ミズモリ(訳),徳間書店,2006

本書に記載されているメッセージは例えば以下のようなものだ.

あなた方は常軌を逸したペースで急いで人生を通り過ぎていくため,外を見たり,自分たちを呼ぶ地球の声に耳を傾けたり,木々の愛を感じたりすることはできませんが,全生命はあなた方の苦境に気付いており,深い眠りの時代からあなた方を目覚めさせるために助けにやってきているのを理解して下さい.そして,あなた方は,自分たちが何者で,なぜ地球にいて,そして,地球を今の密度から脱却させて,より高い光の領域へと導く重要な役割を担っているだという記憶を意識的に取り戻すことができるようになります.そこで,あなた方は本当の「自由」を直接体験できるようになるでしょう.

家の中に閉じこもるのではなく,外で時を過ごして下さい.ただ木のそばで腰掛けたり,森の中を歩いたりして時を過ごし,自分を元気付け,感情体にバランスを与えながら,生命力が自分に戻ってくるのに注目して下さい.自然は,あなた方の社会が抱える病気にとって偉大な解毒剤です.

木々は,あなた方が思い描く以上に遙かに進歩した壮大な存在です.そして,彼らはあなた方が必要とする酸素を与え,あなた方が生み出す汚染を吸収しながら,クジラ目の動物たちが海の管理人であるように,自分たちのことを大地の管理人としてあなた方が認識するようになるのを待っています.

地上の住人たちよ,目覚めなさい! 目覚めなければ,あなた方の魂の中で地震が襲い,本来の意識へと戻すでしょう.それは,あなた方の今の生活状況を瓦礫と化すような破壊を意味するかもしれません.自分を地震から掘り出すことは困難な仕事ですが,ひとたび瓦礫から自由となり,自分が「所有」していたものすべてがなくなるのを見れば,あなた方はショックで目を覚まし,持っているものは自分自身だけであることを悟るでしょう.

あなた方は皆,私がそうであるように,全人類を<1つの人類家族>に再統合させるために地球にやってきた偉大なる光の存在なのです.

このようなメッセージを読んで,ふと思い出したのは,宮崎駿の「風の谷のナウシカ」だ.それも,短い劇場版ではなく,原作の方だ.「ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット」のトルメキア戦役バージョンを何度か読んだが,劇場版は原作全7巻のうちの最初の2巻にも満たない.

人類による最終戦争から千年,腐海と呼ばれる菌類の樹海が汚染された地球を覆い,人間生活を脅かしているが,腐海の木々が実は汚染された大地を浄化しているのだということにナウシカは気付く.その腐海の森を,愚かな人間の手から,蟲(むし)たちが守っている.その中でも別格なのが,高度な知性と精神を有し,テレパシーで意思疎通すらする王蟲(オーム)だ.王蟲(オーム)は,いわば,大地の管理人である.

物語の終盤,巨神兵の毒の光で衰弱したナウシカは,旧世界の動植物の種や人類の文化が保存されている庭の主に保護される.理想郷として描かれているその庭は,いわば,エデンの園である.

地上の住人たちよ,目覚めなさい!

これは地球から人類への呼び掛けなのだろう.それにどう答えるかは人類次第であり,その結果に責任を持つのも人類である.

シャンバラ,空洞地球,地底都市など突拍子もなく聞こえるキーワードに満ちた本書であるが,いかに生きるべきかということを考えるヒントが数多く盛り込まれていると思う.

目次

  • 地底からのチャネリング・メッセージ
  • テロスの支援と重要この上ないミッション
  • 物理的特徴とテロスのライフスタイル
  • テロスでの旅と輸送機関
  • テロスと地球の内部
  • 空洞地球からのメッセージ
  • 西暦2012年アセンション
  • 追加資料

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