9月 302010
 

事務から,前期に担当した工学部工業化学科3回生配当科目「プロセス制御工学」の授業アンケート集計結果が送付されてきた.

前回は2007年に,プロセス制御工学の授業アンケート結果についてコメントしている.アンケートは毎年実施されているのだが,2007年のときとは質問項目や集計方法が異なっている.

プロセス制御工学の授業アンケート集計結果 [PDF]

プロセス制御工学」に対する学生の評価は概ね良好と言えるだろう.1(あてはまらない)〜4(あてはまる)の4段階評価で,3.5ポイント以上を獲得している項目が過半数ある.学科および全体平均と比較してみても,すべての項目で評価値は平均値を大きく?上回っている.

特に学生から高い評価を受けた項目は下記2項目だ.

  • 授業の目的が示されていた (3.81)
  • 教員の授業に対する熱意を感じた (3.81)

4段階評価の3.81点なのだから,文句はないのだが,しかし,それにしても,ほぼ毎回の講義で「この講義ではPID制御系を自分で設計できるようになることが目的だ」と連呼して,講義の他にMATLAB/Simulinkを用いた演習も実施したのに,目的を完全に把握したと感じていない学生がいるのが不思議だ.一体,何を聞いていたのか.それとも,私の説明があまりに下手なのか...

実は,少なくとも上記2項目については満点を取るつもりで講義をやっている.まだまだ改善の余地があるようだ.

以上のような高評価の一方で,いくつか非常に評価が低い項目がある.前回2007年と同様に,3.2ポイント以下の項目を列挙してみる.

  • 授業時間外も自学自習に取り組んだ (3.00)
  • 疑問点について教員や友人などと対話した (2.89)
  • 授業中に学生の質問・発言などを促してくれた (3.03)

評価が低いとは言っても,4段階評価の3点前後だから,それほど酷いわけではない.それに,下位2項目は授業の問題というよりも,むしろ学生の態度の問題だ.そうは言うものの,学生のモチベーションをもっと高める方向で何らかの工夫はしていきたい.

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