10月 092010
 

台北で開催されている国際会議APCChEについて,もう1つ,衝撃的だったことをメモしておこう.

国際会議にはバンケット(宴会)がつきもので,ほとんどの参加者が出席して親睦を深める.オーガナイザー(会議準備の実務担当)は国外からの参加者に楽しんでもらおうと趣向を凝らすことも多い.このブログに書いた例だと,オペラ座の怪人(IFAC MMM 2007,ケベックシティ)蛇遣いがキングコブラを操るパフォーマンス(IEEE MSC 2007,シンガポール)ボスポラス海峡のディナークルーズ(IFAC ADCHEM 2009,イスタンブール)マレーダンス(PSE Asia 2010,シンガポール)等々.2010年3月に京都で開催した国際会議IMRETでは,京都らしく芸妓さんと舞妓さんの舞,記念撮影,お酌でもてなした.

さて,今回の国際会議APCChEでもバンケットが開催されたのだが,なんと,アルコール飲料がなかった.テーブルに座ると,各自で飲み物を取りに行くようにと言われたのだが,しかし,その飲み物というのが,会場兼ホテルの朝食時に提供されるジュースとお茶,コーヒーのみ.

これには驚いた.普通,ビールやワインを飲むものと決まっている.これまでの私の経験では,台湾の人達はあまりお酒を飲まないようだ.少なくとも,中国人や韓国人,日本人の「乾杯!」の勢いは台湾にはない.ドイツ人のように昼からビールを飲んだりも,イタリア人のように昼からワインを飲んだりもしない.それが極まって,バンケットでお酒を出さないことになってしまったのだろうか.他の人達がどう思っていたかは知らないが,私の座ったテーブルでは,ビールくらい出して欲しいよねということで意見は一致していた.

ビュッフェスタイルの食事も半ばにさしかかった頃,瓶ビールを搭載したカートがテーブル近くにやってきた.なんと,これが有料だという.とりあえず,3本置いてもらって,429台湾ドル(約1100円).瓶ビール1本が400円弱だから,日本人感覚では高くないが,店で売っているビールなら,台湾ビールで35台湾ドル(約90円)程度,サントリーのプレミアムモルツ500ml缶でも65台湾ドル(約170円)程度だから,かなり高い.

圓山大飯店で開催されたSICE Annual Conferenceのようには会場利用料が高いと思えないし,バンケットでワインが出るわけでもないし,物価が日本よりも遙かに安い台湾で,学会参加費500US$は一体何に使われたのだろうか.不思議だ.

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