4月 072011
 

研究室に,新4回生や新大学院生がやってきた.京都でも入学式にあわせて桜が咲く中,大学入試を突破した新入生達でキャンパスは賑やかだ.

初心を忘れて,なまけた大学生活を送るようになってしまう前に(要するにゴールデンウィークの前に),これからの生き方について考えさせてくれ,かつモチベーションを徹底的にあげてくれる本を3冊だけ紹介しておこう.いずれも研究室課題図書の一部であり,既に配属された学生には読むように伝えてある.

いずれもまた,「年齢別の本棚: 心から推奨する書籍」で紹介している本でもある.とにかく,読んで損はしない.まだ読んでいないなら,図書館か本屋へ急ごう.

人を動かす
デール・カーネギー,創元社,1999

良い人生を送るために,どのように人に接するべきか.人を味方にし,友を増やし,心豊かな人生を送るために,どのように人に接するべきか.この本には人心掌握の原則が書かれている.豊富な具体例が説得力を持つ.読むべき書物だ.大学院講義で複数の推薦図書を挙げたところ,学生が読んで参考になる,感銘を受けるという意味で,本書が一番良かったようだ.圧倒的な支持を得ていた.

青年の大成―青年は是の如く
安岡正篤,致知出版社,2002

高校生・大学生に是非とも読んで欲しいと思う.如何に生きるべきかということを,多くの実例を交えながら,わかりやすく説いている.必ずや,心に響くことが見付かるだろう.本書では,人間にとって最も大切なのは「徳」であり,徳性を身に付けるために修練しなければならないと説く.では,人間として自己を錬成するために必要なものは何か.それは,寸暇を惜しむこと,私淑する師と良い友人を持つこと,そして,愛読書を持つことだ.

ドラッカーの遺言
P.F. ドラッカー,講談社,2006

20世紀最高の知識人とも評されるピーター・F・ドラッカー.彼が亡くなる直前のインタビューをまとめたのが,本書である.そこで扱われる領域は広く,しかも日本に焦点を当てた記述も多い.はじめてドラッカーに触れるという人にも,ドラッカーを敬愛する人にも,満足感を与える本であると思う.激動の21世紀を生きていくために,その足場を築くために,是非,本書を読んでみて欲しい.

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