5月 272011
 

国際会議ADCONIPの国内組織委員会(NOC)委員長を務めたのが浙江大学のJian Chu教授だ.彼が学会会場として,中国杭州千島湖畔のリゾートホテルNew Century Resort Qiandao Lake Hangzhouを選んだ.

今回は,会議にだけ参加して,そのまま帰国する予定だった.ところが,急遽,旅程を変更して,学会終了後に千島湖から杭州市街に移動し,そこで一泊して,翌日に浙江大学を訪問することになった.経緯はこうだ.

学会初日の昼前,久しぶりに再会したChu教授と挨拶を交わして話をしていたところ,その場にいた韓国の教授らと一緒にランチを食べようと誘われた.他にも誘いたい人がいたら誰でも連れてきてくれとのこと.Chu教授と縁のある日本人は私だけなので,「日本からは私だけ」と答えた.一方,韓国の親分であるYoon教授は「何人でもいいのか?お金は大丈夫か?」と質問.それに対してChu教授は「何人でもいいよ.費用も心配ない.同僚が全部払うから」と太っ腹だ.

それもそのはず.Chu教授は中国でも精華大学などと並び称される浙江大学の副学長である.しかも,今や事業を国際展開しているプロセス制御機器企業SUPCONの創業者で,成功したビジネスエリートでもある.私なんかとは格が違って,とんでもなく偉い.ちなみに,Yoon教授も超学歴社会韓国のトップに君臨するソウル国立大学(SNU)の大物教授だ.昼前の雑談で一緒だったもう一人のLee教授は,最近,米国のジョージア工科大学(Georgia Tech)から韓国の名門校KAISTに引き抜かれたばかりで,将来,この分野で韓国のリーダーになることは間違いない.

12時に指定された個室に行くと,来ているのはChu教授だけだった.そこで,「会議の翌日に浙江大学を見学させてもらえないか」と尋ねた.Chu教授は「もちろん大歓迎だ」と即答して,電話をかけてから,「バスもホテルもこちらですべて準備するから」と言ってくれた.

ランチには地元の杭州料理をご馳走していただいた.出てくる料理の数が尋常ではなかったが,味付けもマイルドで,非常に美味しかった.

さて,その後.Chu教授のグループに属しているXie准教授が私の訪問の面倒をみてくれることになった.彼は私よりずっと若いが,研究分野が近いこともあって,これまでにも国際会議で何度も顔を合わせている.

最終的に,会議後の千島湖ツアーに参加した後,午後に杭州国際空港経由浙江大学行きのバスで移動し,浙江大学に近いホテルに宿泊することになった.さらに翌日の朝,英国Imperial College LondonのThornhill教授と一緒に浙江大学を見学し,早めの昼食後に上海浦東国際空港まで車で送ってもらうことになった.

5月 272011
 

国際会議ADCONIPに参加し,遊覧船での千島湖ツアーを終えた後,千島湖から杭州市街へとバスで移動した.

そのバスの車窓から風景を眺めていると,深い山々の中に時折,町が現れる.その景色が興味深いのは,多くの家々(アパート?)の屋根にソーラーパネルが設置されていることだ.

千島湖から杭州へ向かうバスから見た田舎町の屋根にはソーラーパネル
千島湖から杭州へ向かうバスから見た田舎町の屋根にはソーラーパネル

千島湖から杭州へ向かうバスから見た田舎町の屋根にはソーラーパネル
千島湖から杭州へ向かうバスから見た田舎町の屋根にはソーラーパネル

千島湖から杭州へ向かうバスから見た田舎町の屋根にはソーラーパネル
千島湖から杭州へ向かうバスから見た田舎町の屋根にはソーラーパネル

高速道路でのバスによる移動には3時間以上かかった.その間,すべての建物とは言わないが,実に多くの建物の屋根にソーラーパネルが設置されていた.日本ではありえない光景だろう.太陽エネルギーの利用に関して,中国の田舎は侮れない.日本は自然エネルギー利用後進国だろう.

いや,そんなことはないと思うなら,例えば,トーマス・フリードマンの「グリーン革命」などに登場する事例を読むといいのではないか.

5月 272011
 

中国杭州千島湖畔のリゾートホテルNew Century Resort Qiandao Lake Hangzhouで開催されてた国際会議ADCONIPの最終日には,千島湖ツアーが催された.天候にも恵まれ,学会参加者の多くが遊覧船での千島湖観光を楽しんだ.

千島湖は,1959年に中国が初めて設計製造した大型水力発電所「新安江水力発電所」の建造時にできたダム湖だ.今では国務院によって44ヶ所国家レベルの観光地の一つに指定されており,今まで国内では一番大きな国家レベルの森林公園。

学会参加者で賑わう遊覧船@中国杭州千島湖
学会参加者で賑わう遊覧船@中国杭州千島湖

遊覧船で千島湖を観光する場合,本来は,ホテルからバス等でチケット売り場のあるドックまで行き,そこから遊覧船に乗る必要があるらしい.ところが,今回は,ホテルから遊覧船に乗って,そのドックまで行った.ドックには,「国家AAAAA級旅遊景区」という表示がある.千島湖は中国でも最高レベルの観光地というわけだ.

国家AAAAA級旅遊景区@中国杭州千島湖
国家AAAAA級旅遊景区@中国杭州千島湖

ドックで参加者数のチケットを購入した後,梅峰のある島へ向かう.梅峰の頂上からの眺めが素晴らしいようだ.船内では,英語で観光案内をしてくれた.

島に上陸する前に,船内で,ケーブルカーに乗るなら往復で40RMB(中国元)になるというアナウンスがあり,切符が販売された.歩いてどれだけかかるかも知らないので,とりあえず,40RMBで往復切符を購入しておく.

梅峰頂上の展望台へと向かう坂道@中国杭州千島湖
梅峰頂上の展望台へと向かう坂道@中国杭州千島湖

みんなでゾロゾロと歩いて,ケーブルカー乗り場へ.これはケーブルカーではなく,二人乗りのリフトだ.長い行列に並んだ後,乗り場の近くまで来ると,まぜか前に並んでいた

見知らぬ女性と同乗したリフトからの眺望@中国杭州千島湖
見知らぬ女性と同乗したリフトからの眺望@中国杭州千島湖