5月 282011
 

旅程を変更して,急遽,学会終了後に訪問することになった浙江大学のある杭州市.ホテルから西湖へ向かう途中で,また西湖畔を散策している間に,非常に目に付くものがある.電気原チャリだ.モーター音のみのため非常に静かで,もちろんクリーンだ.

杭州市街には,ガソリンで動くような汚い原チャリは既にない.そんな旧世代の乗り物を中国人は使わない.みんな,バッテリーを搭載した電気原チャリに乗っている.先進国である日本はどうだろう? もしかして,まだガソリンで原チャリを動かしているの? それは経済合理性があるから? なるほど,賢い日本人はきちんと経済問題を解いたわけだ.地球や人類の未来のことを尋ねるのは無粋というものなのだろう.

田舎の屋根はソーラーパネルだらけ: 中国の太陽エネルギー利用」に書いた通り,千島湖と杭州市を結ぶ高速道路沿いの田舎町では,実に多くの住宅・建物の屋根にソーラーパネルが設置されていた.そして,杭州市では電気原チャリだ.中国は確実に自然エネルギー・再生可能エネルギーを使用する方向に進んでいるのだろう.もちろん,大量にCO2を吐き出す石炭火力発電所が大量に稼働しており,さらに大量に建設されるであろう状態は恐ろしいが,それでも,電気原チャリに乗らなければならないと規定するなど,クリーンな政策を推し進めるという意図が示されている.

翻って日本はどうか?

ちなみに,浙江大学の学生に教えてもらったところ,電気原チャリは2000~3000RMB(中国元)とのこと.

5月 282011
 

杭州市街にある中国十大風景名所の西湖を訪れ,湖畔の老舗杭州料理店「楼外楼」へ向かう.

楼外楼が見えてくると,まず,その巨大さに驚かされる.とにかく大きい.到着する頃には周囲は暗くなり始めており,店の前には乗用車がズラリと並んでいる.アウディが多い.

老舗杭州料理店「楼外楼」@中国杭州西湖
老舗杭州料理店「楼外楼」@中国杭州西湖

店内に入り,受付で「2人で」と告げる.番号の書かれた紙を受け取り,呼び出しがあるまで待つ.

楼外楼の内部@中国杭州西湖
楼外楼の内部@中国杭州西湖

受付の反対側は結婚披露宴で借り切りとなっていた.楼外楼の玄関脇と店内正面には,これまた巨大な結婚祝賀の看板(?)が設置されていた.

結婚披露宴の看板@中国杭州西湖の楼外楼
結婚披露宴の看板@中国杭州西湖の楼外楼

看板の奥には,食品や茶葉などの売店があり,2階席へ続く階段がある.

順番を待っている間に,スーツ姿の日本人グループも見掛けた.我々の前で順番待ちしているのは西洋系の若い男性2人組だった.その2人組が1階席に案内された後,我々は2階席に案内された.

2階の奥の席に通され,メニューをもらう.テーブルについてくれた給仕の女性は英語が苦手な様子だ.とりあえず,ドリンクの注文だろうと叶えて,メニューを指差しながら,西湖の地ビールを2本注文する.

すぐに戻ってきた給仕の女性が,注文したビールはないという.そこで,別の西湖の地ビールを注文した.「西湖緑雨」という名だ.千島湖の地ビールもそうだったが,中国のビールはとにかく薄い.いわゆるライトビールだ.そして,ここでもビールは常温で供される.

西湖のローカルビール@中国杭州西湖の楼外楼
西湖のローカルビール@中国杭州西湖の楼外楼

続けて,料理を注文する.メニューは,中国語の他に,英語と日本語でも書かれているので非常に有り難い.それでも,基本的には写真付きの料理を選ぶ.恐らく,お勧め料理だろうから.2人で注文したのは,豚の角煮,桂魚の甘酢あんかけ,エビとおこげ,そして五目炒飯だ.

美味しい豚の角煮@中国杭州西湖の楼外楼
美味しい豚の角煮@中国杭州西湖の楼外楼

最初に出てきた豚の角煮は素晴らしく美味しかった.そう言えば,千島湖のリゾートホテルで食べた豚の角煮も美味しく,やはり本場の味と言うことだろうか.

桂魚の甘酢あんかけ@中国杭州西湖の楼外楼
桂魚の甘酢あんかけ@中国杭州西湖の楼外楼

魚メニューの最初に,どんこ(だったか?)の甘酢あんかけの写真がデカデカと掲載されていたので,それを注文しようとした.価格は260RMB(中国元)/500gくらいで,500RMBを超えるアワビやフカヒレなどの高級食材を除くと,魚料理の中ではかなり高額だ.ところが,給仕の女性が別のページを見せて,メニューを指さしながら,熱心に何かを伝えようとしてくれる.よくわからなかったのだが,同じ甘酢あんかけ料理でより安いものを勧めてくれていると解釈し,桂魚の甘酢あんかけを選んだ.こちらは100RMB/500gくらいだった.

エビとおこげ@中国杭州西湖の楼外楼
エビとおこげ@中国杭州西湖の楼外楼

エビとおこげは,テーブルでソースをかけてくれる.おこげがジューッという音をたてて,食欲をそそる.

西湖緑雨を追加注文し,最後は五目炒飯で締めて,料金は計285.20RMB.1人3000円でお釣りが来る.

美味しい杭州料理でお腹も一杯になり,歩いてホテルへ戻る.途中,道に迷いながら...

5月 282011
 

今回の杭州滞在では,千島湖で学会に参加するだけで,中国十大風景名所として有名な西湖には行けないと諦めていたが,浙江大学を副学長の客人として訪問させてもらうことになり,夕方以降のわずかな時間ではあったが,西湖畔を散歩することができた.

学会主催の千島湖ツアーの後,千島湖からバスで杭州市街にある浙江大学へ向かう.途中,車窓からソーラーパネルが設置された家々(アパート?)を眺めつつ,杭州国際空港を経由して,大都市杭州へ.浙江大学に到着したのは夕方5時頃.千島湖から約4時間かかった.

浙江大学のゲートの目の前にある,大学が運営するホテルまで,Xie准教授に連れて行ってもらう.翌朝9時にホテルまで迎えに来てもらうことにして,部屋に荷物を置いて,すぐに出掛けた.

浙江大学から西湖までは杭州植物園の中を通って徒歩10分ほど.路線バスもあるが,バスに乗るほどの距離でもない.

西湖に向かって歩いていると,西湖十景の1つで,蓮の名所として知られる「曲院風荷」の入口があった.とりあえず中に入ってみる.花は咲いていないが,落ち着いた雰囲気が素晴らしい.

曲院風荷@中国杭州西湖
曲院風荷@中国杭州西湖

曲院風荷を散策した後,岳王廟の前を通って,湖畔の遊歩道を歩く.西湖十景の1つ「蘇堤春暁」を過ぎると,視界が開けて,西湖が見渡せる.

対岸には雷峰塔@中国杭州西湖
対岸には雷峰塔@中国杭州西湖

西湖対岸の正面には,光る塔が見える.西湖十景の1つ「雷峰夕照」で知られる雷峰塔だ.

楼外楼へと向かう@中国杭州西湖
楼外楼へと向かう@中国杭州西湖

そのまま湖畔を歩き,西冷印社や浙江省博物館のある島へと向かう.そこにある楼外楼という老舗杭州料理店で食事をしよう.