9月 262011
 

小川洋子の「言葉の標本」
小川洋子,福住一義,文藝春秋,2011

まだ発売前の本だが,献本していただいたものを既に読んだので記録しておく.

本書は「小川洋子がこれまでに書いた小説二十四冊の中から,エッセンスとなる言葉を,採集.標本にして展示した,紙上の「言葉の標本」博物館」と帯に書かれているように,1つの小説あるいは短編集といったものではない.恐らく,小川洋子ファンのための本という位置づけになると思う.

私はほとんど小説を読まないので,小川洋子の作品と言われてもピンと来ない.せいぜい「博士の愛した数式」くらいのものだ.そんな私に,どうして本書『小川洋子の「言葉の標本」』が献本されたかと言うと,本書巻末の「写真撮影」という欄に自分の名前が記載されているからだ.

ポーランドでアウシュヴィッツ強制収容所を見学したときに撮影した写真をブログに掲載していたところ,本書の企画段階で関係者の目にとまり,ブログに使用していないものも含めて写真を提供することになった.そのときに,本が完成したら1冊送ってもらうという約束をした.そういう経緯だ.

こんなことは一生に一度だろうから,贈呈してもらった本を記念に大切にしよう.

目次

  • 博物館長からのご挨拶
  • 1階 小川洋子の物語の場所とは
  • 2階 前期小説十二冊による小川洋子の「言葉の標本」
  • 3階 小説が生まれる現場で,どのようなことが起こっているか
  • 4階 後期小説十二冊による小川洋子の「言葉の標本」
  • 5階
  • 地下n階 言葉を標本にするとは,どういうことなのか

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