10月 222011
 

AIChE Annual Meeting(アメリカ化学工学会年会)も終わりに近づいた頃,一度,日本人研究者で夕食でも食べに行きましょうという話になり,7名(学生2名を含む)でハイアット内のスポーツバーに出掛けた.みんな初対面という方も複数おられて,自己紹介も兼ねつつ,仕事の話などをした.面白かったので,以下にメモしておく.

当日,学会会場からホテルに戻り,いつものフィットネスルームで200Kcalを消費した後,シャワーを浴びて,ハイアットへ.

参加メンバーのうち,米国の企業&大学で活躍する日本人研究者は3名で,その経歴は以下の通り.1)3M@セントポール(日本でPh.D取得→アメリカでポスドク→3M入社),2)ファイザー@グロトン(日本企業に就職→カナダでPh.D取得→Pfizer入社),3)ジョージア工科大学GIT@アトランタ(日本企業に就職→米国でPh.D取得→ドイツでポスドク→GIT就職).皆さん,米国採用・米国勤務で頑張っている日本人だ.

グリーンカード(永住権)

まず,グリーンカード(永住権)申請の話題で盛り上がる.推薦書を7,8通提出する必要があるが,誰に書いてもらうべきかという質問に対して,米国内で3通ほど,残りは国外で,推薦者の国はバラバラの方が良いという返答.研究者が永住権を取得するためには,国際的に活躍するOutstanding Researcherであることを証明しないといけないので,偏りがない方が良いらしい.

日本生まれで日本育ちの私はグリーンカードと縁がないが,Pfizerの日本人研究者の他,DuPontとPfizerの外国人研究者から依頼されて推薦状に署名したことがある.GITの先生のも引き受ける.文面は企業や大学の弁護士が作成するので,こちらは内容を確認して署名するだけでいい.

既にグリーンカード(永住権)を取得した方によると,どうせ文面なんて(忙しくて)誰も読まず,推薦者の所属などを確認しているだけだろうだから,とにかく推薦者の国をばらけさせて,8通以上提出するのがいいとのこと.中国や韓国などと比較すると,日本人の申請は非常に少ないので,申請すれば通る可能性は高いそうだ.

留学は日本人有利

実は,日本人が有利という事情は,米国の大学への入学でも同様である.中国人,韓国人,インド人などの米国留学希望者が物凄い数なのに対して,日本人はほとんどいないためだ.日本人から願書が来ると,多様性を重視する大学は「おっ,こいつ入学させておこう」となるらしい.皆さん口を揃えて,「日本人,もっとアメリカに来いよ」と仰る.

日本人にアメリカに来て欲しいという皆さんの想いは切実なようだ.連れて行った京都大学大学院生2人を見ながら,日本人学生のポテンシャルは高いのに,とにかくアメリカの大学では数が少なすぎて,まるで存在感がないと溜息をつかれる.それが日本人として釈然としないと.日本の学生にはもっともっと海外留学を考えて欲しいと.入学が有利で,大学院なら費用は大学が面倒を見てくれるのだから,行かないのは損だという考え方もある.

仕事

次に,仕事ぶりについて.アメリカ人やドイツ人の働き方を間近で見てきた皆さんの感想を聞く.なお,ブルーカラーでも普通のホワイトカラーでもなく,ハイレベルな研究者の話であることには注意.海外でPh.Dを取得したり,ポスドクを経験した皆さんの指導教員は各分野で高名な大教授であって無茶苦茶忙しい.観察によると,朝早く来て夕方5時頃に帰宅する.これは企業でも似たようなものだが,大先生になると,家族と夕食を共にした後,再び大学に戻って来て,日付が変わっても仕事をしているそうだ.ちなみに,日本の大学の教員もその程度には忙しい.なお,世界が視野に入っていない人がどうなのかは知らない.

一方,普通の企業人の労働時間は短い.とにかくサッサと帰宅する.ドイツでは平日なら午後5時頃,金曜日なら午後3時頃には誰もいなくなるそうだ.米国企業も似たような感じらしいが,早く帰宅できていいなと羨ましがるのは軽率かもしれない.ドイツでもアメリカでも,早く仕事を片付けるために,朝早くに出社し,夕方までは真剣に無駄なく仕事に集中するのだそうだ.ダラダラしたり,無駄口を叩いたり,時間を浪費するようなことはない.そういう意味では,日本企業で働く労働者の生産性は凄く低いのじゃないかという指摘がある.皆さんの略歴を先に書いておいたが,学位を取る前に日本企業で働いた経験があるので,このような働き方についての比較ができる.

休暇については,アメリカとドイツでは随分と違うようだ.3Mでは有給休暇は20日くらいから始まり,勤続年数によって増えていく.ところが,ドイツなど欧州では,いきなり初年度から有給休暇が40日もあったりする.ふざけてるのかと.ドイツの研究所で働いているとき,同僚に論文原稿を送ってチェックを頼んだら,バケーションで1ヶ月音沙汰なしだったということもあったそうだ.ともかく,欧米は長期休暇を大事にしている.日本の大学教員は,そういう意味では明らかに働き過ぎだろう.効率は知らないけれど...

高給な化学工学Ph.D

日本では「化学工学」を知らない人が多いが,アメリカでは圧倒的な人気を誇る分野で,初任給も他より高い.明らかに高い.有名な経営者にも化学工学出身者は多く,企業から一目置かれている.昨今,エネルギー問題に興味を持つ学生が増え,GITでは化学工学人気が物凄いらしい.GITを含む米国有名大学で化学工学のPh.Dを取れば,初任給10万ドル(1千万円)は確実だと言われる.なお,今は円高が激しいので給料を日本円に換算すると悲しくなると,皆さん涙目だ...日本なら,初任給はアメリカの半分程度だろうか.博士だからといって修士より待遇が良くなるわけでもなく,科学技術立国とかいうわりに研究者や技術者を冷遇する不思議な国だ.

3Mでもファイザーでも他の企業でも,研究者はPh.Dを持っていて当然とされる.というか,Ph.Dを持たない人を研究者とみなすことがなければ,研究職で雇うこともない.グローバル化だとか言われるけれども,日本企業の研究開発陣におけるPh.D保有率は低すぎる.このような状況がいつまで続くのだろか.今や,企業のトップはどこの国籍であっても不思議ではない.3Mの次期トップはスウェーデン人になるらしい.別に中国人になっても何の違和感もないとのことだ.そういう状況で,Ph.Dを持たない人達が研究職につくという慣習は日本で持続可能なのだろうか.

職場の女性

女性について.今回一緒に飲んだのは全員男性だったが,米国では女性が企業で活躍するのは普通だ.改めて言うまでもない.ファイザーでは,女性が副社長になり,なんと,上級管理職の70%が女性になっているそうだ.さすがに,なんじゃこりゃ!という感じらしい.3Mの方もファイザーの方も,今あるいは前の上司は女性だという.ファイザーの方の女性上司には以前お会いして,研究とかの話をしたことがある.

おわりに

ファイザーも3Mも本社採用の日本人は極めて少ないそうだ.日本法人から来る人はいるが,米国で採用されて働いているのは数人しかいない.日本人学生には,もっと留学して,海外の企業で活躍して欲しいと仰っていた.

実は,3Mの方とはお互いに初対面だと思っていたのだが,話をしているうちに,「あれっ?」となった.ポスドクとしてオハイオ州立大学におられた時期と,私が客員研究者としてオハイオ州立大学にいた時期とが被っているのだ.化学工学分野で日本人は非常に少なく,研究室まで連れていってもらって挨拶したのを覚えている.3Mの方も覚えておられて,「もしや,あのときの!」ということになった.世間は狭い.

皆さん,ありがとうございました.これからもお世話になりますので,よろしくお願いします.

10月 222011
 

ミネアポリスで開催されているAIChE Annual Meeting(アメリカ化学工学会年会)に参加している.会期中に,ファイザーの本社採用(ローカルな日本採用ではなく)で,コネチカット州グロトンにあるPfizer Global Research & Developmentで研究をしている方に色々と話を伺った.お互いにQbD/PAT(Quality by Design / Process Analytical Technology)関連の研究に携わっているため,普段から交流がある.ファイザーに入社される随分と前からの知り合いでもある.

以下,度肝を抜かれた研究所のリストラについてメモしておく.

今年の春に,ファイザーは米国グロトンにある研究所の人員を半分にするという大リストラを実施した.この研究所は,米国と英国に1つずつあるファイザーの研究拠点の1つであり,ファイザー最大の研究所である.元々,グロトンの研究所だけで4000人程度の従業員がいたが,今や2000人程度に減っているそうだ.もちろん,英国の研究所も無傷ではすまない.

莫大な新薬開発費を投じながら,いっこうに経済的メリットの大きな新薬が生まれないため,新薬開発という博打から手を引きたいとファイザーは考えているのではないだろうか.新薬開発はベンチャー企業に任せて,見込みのある新薬が開発された時点で,その企業か薬を買収すればいいという経営判断なのかもしれない.

人員半減という凄まじいリストラを実行したファイザーだが,非常に興味深いのは,例えば10人→5人の人員削減を実行するときに,まず10人→3人の人員削減を実施して,次に2人を新規採用するということだ.ここに,流動性を重んじるファイザーの人材観が現れているのだろう.

以前にも書いたが,ファイザーの研究所では80%以上がPh.Dホルダー(博士)である.その他20%にはパートタイムの人達も含まれるので,研究者=Ph.Dホルダー(博士)だと認識してよい.つまり,ファイザーに博士でない研究者は存在しない.そこには,Ph.Dを持っていないと話も聞いてもらえないという現実がある.単なる大卒はもちろん,修士でも研究できるとは全く想定されていないということだ.日本のように,修士課程を修了した程度で研究者気取りというのはありえない世界がここにはある.

問題は,その大量のPh.Dが十分な成果をあげているのかということになる.必ずしもそうでもないから,ファイザーは大リストラを実行した.研究者が成果を挙げられない原因は,専門分野に閉じ籠もりがちで,視野が狭く,挑戦的でないということだ.なんか日本でもよく聴くような話じゃないか.

ちなみに,ファイザーの研究者の多くがケミストリーやバイオの専門家らしいから,引き籠もりがちなのも当然ということかもしれない.彼らには,製造プロセス全体を視野に入れた解析,制御,最適化等を考えよと言っても無理だろう.それこそ専門外だという話になる.しかし,だからこそ,真っ先にリストラの対象となったわけでもある.

ともかく,そんな大リストラの荒波を潜り抜け,精神的にもタフに,ファイザーの研究所で頑張っている日本人って凄い.ファイザーの研究所については昔書いたメモがあるので,興味ある人のために貼っておこう.

Pfizer Global Research & Development @ Groton/New London Laboratories

<以下,追記>

今回の大リストラが解雇される人に厳しいのは,前回のリストラほどの補償が行われないかららしい.詳しくは聞いていないが,少なくとも前回は,なんと年収3年分が支給されたそうだ.解雇された人は,それでもホクホク顔だったらしい.それだけで家が買えたのじゃないだろうか.

10月 182011
 

AIChE Annual Meeting(アメリカ化学工学会年会)に参加するため,ミネアポリスに滞在している.

会期は1週間で,セッション数の合計は776にもなる.発表件数は恐らく4000件に近いだろう.基本的に午前,午後,夕方の3つに区分されており,それぞれで開催されるパラレルセッションの数は優に50を超える.非常に大きな国際会議だ.

初日となる月曜日の午前中には,Division 15B “Pharmaceuticals”主催の”QbD Plenary”を聴講した.このプレナリーセッション含めて,QbD(Quality by Design)やPAT(Process Analytical Technology)関連のセッションだけで16あり,約80件の発表になる.玉石混淆とは言え,日本とは層の厚さがまるで違う.

以下,QbD Plenaryの内容をメモしておこう.

最初の発表は”Implementation of Quality by Design”でGSKから.米欧日(ちゃんとJapanも含められていた)の巨大製薬企業でQbDの実装が進められている現状を踏まえて,関連するICHの取り組みが紹介され,明らかになってきた問題点が指摘された.ICHのウェブサイトで,”Quality IWG training material on Q8/Q9/Q10“が公開されている.その日本語版「ICH Q8、Q9、Q10ガイドライン運用実務研修会」もある.

この講演では特にバイオファーマが意識されていたが,QbDを展開していく上での課題として次の8つが挙げられていた.

  1. Management commitment
  2. Technical gaps
  3. Lack of clarity of regulatory expectations
  4. Outdated technical and regulatory guidelines
  5. How to leverage enhanced product and process understanding
  6. Change management
  7. Role of reviewer and inspector
  8. Control strategy

2件目の発表は,まさに”Quality by Design”というタイトルでEli Lillyから.この発表では,QbDとは何か?という問いが発せられた.これまでに様々な検討がなされてきているが,どれもこれも既存プロセスの解析を主たる目的としていないか,QbDのDはDesignではないのか,という問題提起だ.Quality by DefineからQuality by Designへ,Defined by ConstraintsからDefined by Intentへという話だった.また,この発表では,連続プロセスが強く意識されていた.

3件目の発表は,”Challenges and opportunities for PSE approaches to QbD and design space”というタイトルでPurdue大学から.プロセスシステム工学(process systems engineering)が培ってきた成果をQbDに活かすべきというのが,主たるメッセージだろう.だからこそ,私が製薬企業と手を組むことになったわけだ.この発表では,デザインスペースは確定論(deterministic)ではない,不確実性下での設計(design under uncertainty)が重要だという指摘があった.これは常々疑問に感じていたところで,私は製薬企業が不確実性をきちんと考慮しているかは怪しいと思っている.ただ,この発表で紹介されたベイジアンアプローチが良いのかどうかはわからない.

最後の発表は,”Evolution of Quality by Design”というタイトルでPfizerから.この発表は...聞いていない.

10月 062011
 

担当している大学院講義「プロセスデータ解析学」で,頭の体操にと出題した確率のクイズを紹介しよう.数値は好きに設定すればよいが,人間の直感がどれほどあてにならないかを示す好例として有名な問題だ.

では,問題.

感染するとほぼ確実に死ぬ,世にも恐ろしい病気が急速に広まりつつある.

現時点で,10,000人に1人の割合でその病気に感染していることが判明している.

この危機的状況に対処するため,精鋭チームによって,その病気に感染しているかどうかを判定できる検査システムが開発された.そのシステムを使うと,感染している場合には99%陽性反応が,感染していない場合には99%陰性反応が出る.

感染が不安になったあなたは,検査を受けることにした.

その結果は,なんと,陽性!!

結果に衝撃を受けるあなただが,この検査システムで陽性反応となった場合,本当に感染している確率はいくらだろうか?

ヒントを与えておこう.解き方としてわかりやすいのは,「もし世界が100万人の都市だったら」と考えることだ.順を追って計算すれば,簡単に答えが出てくる.あるいは,ベイズの定理を用いても良い.

10月 032011
 

今回の沖縄研究室旅行のメインイベントは,青の洞窟でのダイビングだ.2年前の講座旅行では,青の洞窟でシュノーケリングをする予定だったが,風の影響で場所が変更になった.

今回は,前日にダイビングショップから「ボートが壊れた」という連絡が幹事に入ったが,幸い,2台あるうちの1台は無事とのことで,2グループに分かれてダイビングをすることになった.

青の洞窟でダイビング@沖縄研究室旅行
青の洞窟でダイビング@沖縄研究室旅行

早起き組は,6:45に集合して,ロワジールホテル那覇を出発.ダイビングショップまでは車で約1時間だ.到着すると,早速,着替えて,車でボートのある港へ.

ダイビングショップのボート@沖縄研究室旅行
ダイビングショップのボート@沖縄研究室旅行

ダイビング初体験のメンバーもいるので,丁寧な説明を聞いて,ボートに乗り込む.同乗したのは,研究室の早起き組6名と,青の洞窟でファンダイビングをするらしい2人組と,インストラクターだった.

青の洞窟の近くへ@沖縄研究室旅行
青の洞窟の近くへ@沖縄研究室旅行

青の洞窟の近くでボートを停めて,ボンベを背負う.準備ができたら,1人ずつ海へ.

陸上で,インストラクターから「(呼吸と耳抜き以外は)何もしなくて良いですから,楽しんで下さいね」と言われていたのだが,本当にその通りで,ダイビング中はほとんど強制連行状態だった.

強制連行状態のダイビング@沖縄研究室旅行
強制連行状態のダイビング@沖縄研究室旅行

ボンベをガチッと掴まれて,まるで順路に従って移動していくようだ.ほとんどテーマパークの乗り物に近い.もはや,フィンすら不要だ.

最初に近寄ってきた魚@沖縄研究室旅行
最初に近寄ってきた魚@沖縄研究室旅行

魚たち@沖縄研究室旅行
魚たち@沖縄研究室旅行

「ただの暗い洞窟じゃないか?」というのが,青の洞窟に入った最初の印象だ.ただ暗いだけ.美しくも何ともない.

しかし,奥の方まで進んだ後に反転すると,なるほど,青の洞窟と呼ばれる理由がわかる.

青の洞窟@沖縄研究室旅行
青の洞窟@沖縄研究室旅行

青の洞窟内でも強制連行モード,あるいはテーマパークモードで,楽々ダイビングだった.

いくつかのポイントで,早起き組6名の集合写真も撮影してもらった.

チーム早起きの集合写真@沖縄研究室旅行
チーム早起きの集合写真@沖縄研究室旅行

大満足の青の洞窟体験ダイビングだった.ボートで港へ戻ると,遅起き組が既に待機していた.ここで交代して,早起き組は残波ビーチへ.

10月 022011
 

琉球王国最高の聖地である斎場御嶽(せいふぁうたき)を見学した後,まだ絶景を見ていないという学生と一緒に,再び,ニライカナイ橋の展望所を訪れて,那覇市内のホテルへ向かう.今回宿泊するのは,2年前にも滞在したロワジールホテル那覇だ.

ホテルに荷物を置いて,そのままタクシーで「ゆうなんぎい」へ.国際通りから少し入ったところにある「ゆうなんぎい」は,安くて美味しい沖縄郷土料理の店で,いつも行列が絶えない.半年前に訪れてお気に入りになった店だ.

ゆうなんぎい@沖縄研究室旅行
ゆうなんぎい@沖縄研究室旅行

今回は研究室12名で訪れ,定番料理から珍味?までガンガン注文した.これまでに食べたことがない料理としては,イラブ汁(ウミヘビのスープ)とイカスミ雑炊を注文した.

ウミヘビと聞くと,やや引いてしまうが,スープは美味しいし,肉も普通だ.ただ,小骨が凄く多いのが気にはなる.

イラブ汁(ウミヘビのスープ)@ゆうなんぎい
イラブ汁(ウミヘビのスープ)@ゆうなんぎい

イカスミ雑炊は想像通りに真っ黒なので,これもやや引いてしまうが,普通に美味しい.イカスミのパスタを有り難がる人なら,イカスミ雑炊も好きになるだろう.

イカスミ雑炊@ゆうなんぎい
イカスミ雑炊@ゆうなんぎい

ドリンクは,最初にオリオンの瓶ビールで乾杯して,泡盛へ.乾杯と言いながら,オリオンの瓶ビールは2本ほど飲んだ.

泡盛は,25度や35度の古酒は無視して,43度の古酒をロックで.非常に飲みやすいので,ガンガンいける.

泡盛のメニュー@ゆうなんぎい
泡盛のメニュー@ゆうなんぎい

43度の古酒がなくなると,次に60度の花酒を一合頼んだ.流石に,かなり強烈なアルコールだ.みんながあまり飲まないので,独りでかなり飲み,すっかり酔っぱらいモードになる.

料理では,もちろん,定番のフーチャンプルー,ゴーヤチャンプルー,グルクンの唐揚げ,うみぶどう,もずくの唐揚げなどは外せない.

フーチャンプルー@ゆうなんぎい
フーチャンプルー@ゆうなんぎい

グルクンの唐揚げ@ゆうなんぎい
グルクンの唐揚げ@ゆうなんぎい

今回も大満足の「ゆうなんぎい」だった.店を出ると,外まで行列ができていた.流石だ.

10月 022011
 

ニライカナイ橋の展望所から抜群に綺麗な沖縄の海を眺めた後,研究室本隊と合流するために斎場御嶽へ.

斎場御嶽(せいふぁうたき)は,琉球開闢伝説にも登場する,琉球王国最高の聖地だ.斎場御嶽内には6つのイビ(神域)があり,大庫理(ウフグーイ),寄満(ユインチ),三庫理(サングーイ)は,首里城内にある建物や部屋と同じ名称を持つ.

首里城跡などと共に,「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている.

世界遺産に登録されている斎場御嶽@沖縄研究室旅行
世界遺産に登録されている斎場御嶽@沖縄研究室旅行

斎場御嶽の御門口(ウジョウグチ)@沖縄研究室旅行
斎場御嶽の御門口(ウジョウグチ)@沖縄研究室旅行

斎場御嶽の大庫理(ウフグーイ)@沖縄研究室旅行
斎場御嶽の大庫理(ウフグーイ)@沖縄研究室旅行

斎場御嶽の寄満(ユインチ)@沖縄研究室旅行
斎場御嶽の寄満(ユインチ)@沖縄研究室旅行

斎場御嶽の三庫理(サングーイ)@沖縄研究室旅行
斎場御嶽の三庫理(サングーイ)@沖縄研究室旅行

斎場御嶽の三庫理(サングーイ)@沖縄研究室旅行
斎場御嶽の三庫理(サングーイ)@沖縄研究室旅行

斎場御嶽の三庫理(サングーイ)@沖縄研究室旅行
斎場御嶽の三庫理(サングーイ)@沖縄研究室旅行

10月 012011
 

研究室本隊とは,午後3時頃に南城市の斎場御嶽で合流することにした.早めに行って,聖域である斎場御嶽でゆっくりするつもりだが,それでも那覇から直接向かうには早過ぎる.そこで,いくつかプチ観光スポットを経由して,斎場御嶽に行くことにした.

凄く良かったのは,ニライカナイ橋から眺める沖縄の綺麗な海だ.

ニライカナイ橋と沖縄の海@沖縄研究室旅行
ニライカナイ橋と沖縄の海@沖縄研究室旅行

よくもまあ,こんな橋を造ることにしたものだ.このニライカナイ橋の山側の端に,トンネルがある.山側から海側に向かってトンネルをぬけると,そこは沖縄の海だった.

ニライカナイ橋のトンネル@沖縄研究室旅行
ニライカナイ橋のトンネル@沖縄研究室旅行

このトンネルの上が展望所になっていて,そこからの眺めが素晴らしい.ニライカナイ橋の途中で車を停めて写真撮影とかしている観光客もいたが,危険なのでお勧めできない.トンネル上の展望所を利用しましょう.

10月 012011
 

那覇空港到着後,OTSレンタカーで現代自動車の小型車を借りる手続きを済ませると,昼過ぎになったので,空港から近い那覇そば那覇亭でそば定食を食べることにした.

那覇そば那覇亭のそば定食1050円@沖縄研究室旅行
那覇そば那覇亭のそば定食1050円@沖縄研究室旅行

サラリーマン風の人達や地元の人達に混じって,明らかに観光客という人達もいる.注文したのは,とりあえず感のある,そば定食1050円.独特の沖縄そばに,もずくと,炊き込みご飯のジューシーがついている.そばは「あっさり」と「こってり」から選べた.まるで天一(京都北白川に本店のあるラーメン屋「天下一品」)だな.

美味しさに感激するということはないが,そばだから,こんなものだろう.

食事後,研究室本隊のリーダー(修士1年)に電話をかけて,合流するために指示を受ける.

那覇そば 沖縄そば / 小禄駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

10月 012011
 

2011年度講座旅行の行き先決定戦では,海外派があっさりと敗退し,北海道派が自滅したことにより,沖縄派が逆転勝利した.2009年度の講座旅行も9月に3泊4日で沖縄だったから,わずか2年ぶりの沖縄旅行になる.かなり異例だ.

ちなみに,個人的には,3月に琉球大学で開催された計測自動制御学会制御部門大会に参加したので,沖縄は半年ぶりとなる.

講座旅行の直前に昭和電工大分コンビナートを訪問させていただいたため,私だけ一日遅れての参加(9/28-30)となった.追加料金の高いJAL便で朝早くに伊丹空港から那覇空港へ飛ぶ.機内は空いていたので,離陸時に窓際席に移動.窓からは種子島をはじめ,小さな島を眺めることができた.

機内から見た種子島@沖縄研究室旅行
機内から見た種子島@沖縄研究室旅行

機内から見た綺麗な島々@沖縄研究室旅行
機内から見た綺麗な島々@沖縄研究室旅行

機内に預けた荷物を受け取り,バスでOTSレンタカーの空港営業所へ.割り当てられたレンタカーは,現代自動車の小型車だった.日本車と比べて,韓国車は圧倒的に安いからだろう.

レンタカーは現代@沖縄研究室旅行
レンタカーは現代@沖縄研究室旅行

自宅の車はマツダのアテンザ・スポーツワゴンなので,それとの感覚的な比較になるが,アクセルはフワフワで,剛性感が弱く,3人乗車ともなるとパワー不足感がある.まあ,そもそも排気量が半分程度なのだから仕方がない.それでも,車内は思ったよりも広く,内装もそれほど悪くない.裏を返せば,マツダは内装頑張れよということだが...

那覇空港到着が11時過ぎ,レンタカーを借りるとちょうど昼頃だったので,空港に近い那覇亭でそば定食を食べて,その後に研究室本隊と合流することにする.

それにしても,沖縄の日差しが凄い.京都とは別次元だ.暑い.暑い.暑い!