1月 162012
 

米国ジョージア州サバンナより帰国失敗緊急報告」に書いた通り,空港でトラブルが発生し,日本に帰れなくなってしまった.ユナイテッド航空にサバンナからの脱出を希望することを伝えたところ,シカゴかワシントンかの二択ということなので,高校時代の友人夫婦に会えるかもしれないシカゴを選択し,午前中にサバンナからシカゴへ移動することになった.

朝8時前,サバンナ空港からシカゴ在住の友人の携帯に電話すると,まだ寝ていた様子だった.電話する時間が早過ぎたかなと思ったが,よく考えてみれば,サバンナとシカゴでは時差が1時間あり,シカゴではまだ土曜日の朝7時前だ.寝ていて当然で,休日に大変申し訳ないことをしてしまった.

ともかく,寝惚けたままの,アメリカに来ていることさえ伝えていなかった友人に事情を説明し,「今日の午後シカゴに行くから,予定がなければ遊んで!」とお願いした.心優しい友人家族はOKと言ってくれて,シカゴのホテルに迎えに来てもらうことになった.

ちなみに,私は原則として携帯電話を使いたくないので,必要に迫られない限り,自分の携帯電話番号は教えないし,人の番号を聞きもしない.このため,登録件数は実に10件にも及ばない.それにもかかわらず,この友人家族には一年前にもシカゴでお世話になっており,そのときに携帯電話番号を教えてもらっていた.そのおかげで,運良く連絡を取ることができた.

昼前にシカゴに到着した後,ユナイテッド航空に空港に近いダブルツリーホテル(ヒルトン系列)を手配してもらった.すぐに空港から友人に連絡し,ホテルまで迎えに来てもらえることになった.

無料のシャトルバスでホテルに向かい,チェックインして部屋に入るとすぐに,友人からホテルに到着したとの電話があった.急いで荷物を整理して,たまたま日本から持参して食べていなかったお菓子を持って,ロビーへ.お土産が何もないため,その代わりというのも何だが,お菓子を子供たちに渡した.

挨拶をして車に乗り込むと,「シカゴ美術館に行く?」とのこと.実は,昨年シカゴに友人を訪ねたときには,シカゴ科学産業博物館(The Museum of Science and Industry, Chicago)かシカゴ美術館(Art Institute of Chicago)かで迷った挙げ句,シカゴ科学博物館に連れていってもらった.それを覚えてくれていた友人が,今回はシカゴ美術館に行こうと言ってくれたわけだ.本当にありがたい.

ちなみに,その友人家族はシカゴ美術館に行ったことがないのだという.まじですか!?

シカゴ美術館のメインエントランス
シカゴ美術館のメインエントランス

シカゴ美術館の近代的な建物
シカゴ美術館の近代的な建物

アメリカ3大美術館に名を連ねているだけあって,シカゴ美術館のコレクションは素晴らしい.印象派,特にルノワールが好きな私にとっても,大満足の内容だ.鑑賞した絵画のいくつかを写真で紹介する.

ルノワール@シカゴ美術館
ルノワール@シカゴ美術館

ルノワール@シカゴ美術館
ルノワール@シカゴ美術館

モネ@シカゴ美術館
モネ@シカゴ美術館

スーラ@シカゴ美術館
スーラ@シカゴ美術館

ルーベンス@シカゴ美術館
ルーベンス@シカゴ美術館

ボッティチェリ@シカゴ美術館
ボッティチェリ@シカゴ美術館

ピカソ@シカゴ美術館
ピカソ@シカゴ美術館

ピカソ@シカゴ美術館
ピカソ@シカゴ美術館

シャガール@シカゴ美術館
シャガール@シカゴ美術館

ゴーガン@シカゴ美術館
ゴーガン@シカゴ美術館

ダリ@シカゴ美術館
ダリ@シカゴ美術館

ミロ@シカゴ美術館
ミロ@シカゴ美術館

シカゴ美術館にいたのは2時間ほどで,その後,Whole Foodsという店で買い物をし,友人宅へと向かう.Whole Foodsで購入したのは自宅で使うハンドクリーム2種など.彼女愛用のクリームだが,アメリカでは日本の半額ほどで買える.しかも,今は円高なので,割安感が凄い.実は,前回の訪問時にもWhole Foodsで同じクリームを大量購入したので,友人がお土産用にといくつかを買っておいてくれた.さらに追加購入した形だ.ちなみに,会うことが決まったのは当日の朝だから,それから昼までの間に,夕食の材料なども含めて用意してくれたことになる.その気遣いに感謝するばかりだ.

夕食は友人宅でご馳走になった.ずっとアメリカ食ばかりだったので,ご飯や和風に味付けされた料理が特に美味しく感じる.ビールに,シャンパン,ワインもいただき,楽しく過ごさせてもらった.

友人夫婦のおかげで,これ以上は望めないような充実した時間を過ごすことができた.当初の予定通りに日本へ帰国することはできなかったが,そのトラブルを補って余りある経験をすることができた.本当にありがたい.

人間万事塞翁が馬.

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