4月 142012
 

工学研究科化学工学専攻から情報学研究科システム科学専攻への異動に伴い,本年度から,工学部物理工学科3回生対象の講義「工業数学F2」を担当することになった.これだけ読んだ人には,異動と担当の関係が全く意味不明だろうが,事実だ.書き間違いでもない.ともかく,フーリエ解析(フーリエ級数やフーリエ変換)やラプラス変換を講義することになった.

初回の講義が終わった後,留学生(恐らく韓国から)が「英語の教科書で勉強したいので,お勧めの教科書を教えて下さい」と言ってきた.留学生がそれほど裕福な暮らしをしているとは思えないし,講義ごとに高額な教科書を買うのも大変だろうと思い,「まずは,これを見てみたら」と,無料でダウンロードできるフーリエ解析のテキストを教えた.

紹介したのは Brad Osgood, “The Fourier Transform and its Applications“, Stanford University, 2009 で,なんと428頁もある.こんな資料が無料で入手できるのだから,全く凄い世の中になったものだ.

しかも,テキストが無料なだけでなく,このスタンフォード大学のBrad Osgood教授による講義(EE 261)”The Fourier Transforms and Its Applications“全30回をすべてYouTubeで見ることもできる.

本当に,勉強する気さえあれば,いくらでもできる.講義がつまらないとか,そういう不満ばかり言っている学生がいるとしたら,その本人こそがつまらないのじゃないだろうか.なんだか負のエネルギーを送り込まれそうで,私は不満を言う人が好きではない.

上述以外にも,無料でダウンロードできるテキストがいくつもある.フーリエ級数,フーリエ変換,フーリエ解析,それに線形偏微分方程式に関する無料教科書のいくつかを,ここで紹介しておこう.

フーリエ変換や線形偏微分方程式の無料英語テキスト

  1. Brad Osgood, “The Fourier Transform and its Applications“, Stanford University, 2009
    (428頁,無料でダウンロード可能,e-book)
  2. Marcus Pivato, “Linear Partial Differential Equations and Fourier Theory“, Cambridge University Press, 2005
    (431頁,無料でダウンロード可能,e-book)
  3. Peter J. Olver, “Introduction to Partial Differential Equations“, University of Minnesota, 2010
    (538頁,無料でダウンロード可能,e-book)
  4. Matthew Hancock, “Linear Partial Differential Equations“, MIT OpenCourseWare, 2006
    (無料でダウンロード可能,e-book)

フーリエ変換の講義動画

  1. The Fourier Transforms and Its Applications” by Professor Brad Osgood for the Electrical Engineering course (EE 261) at Stanford University.
    (YouTube,スタンフォード大学の講義,全30回,上記テキスト”The Fourier Transform and its Applications“に対応)
4月 142012
 

共同研究に一緒に取り組んでいる企業の方に,「馳走いなせや」に連れて行っていただいた.地元熊本のお店で,京都で食事するならここに行けと紹介してもらったそうだ.皆さん,日本酒で繋がっている.

「馳走いなせや」のウェブサイトには,こう書かれている.

地産地消を心がけ京都、主に丹波産にこだわり生産者直送の食材を仕入れております。村田地鶏の味と食感を是非一度お試しください。綾部の河北さんのお米も、伏見の山田さんや、塚原の豊田さんの野菜も、生産者の実直さが伝わる誇らしげな食材です。コース料理、一品ともに奇をてらうことなく素材の持ち味を生かすことを心がけております。

とにかく村田地鶏を食べるしかない.というわけで,丹波地鶏三昧(5250円)のコースをいただいた.珍しい地鶏刺し盛三種や燻製など非常に美味しかった.

鶏肉・レバーの刺身@馳走いなせや
鶏肉・レバーの刺身@馳走いなせや

鍋料理は,地鶏すき焼か水炊きかが選べる.今回は地鶏すき焼をいただいた.これも美味しく,ご飯物はすき焼の卵〆.この卵が小さいのだが,地鶏が最初に産む卵だけを使っているそうで,これまた美味しかった.十二分な量のコースで,もう食べられません状態.

鶏肉のすき焼き
鶏肉のすき焼き@馳走いなせや

「馳走いなせや」は地鶏料理だけではない,ここは日本酒に力を入れているお店だ.「店主みずから足を運び,選びに選んだ渾身の生原酒を取り揃えております」とある.今回も,店員さん(実は取締役)がみずから瓶詰めしたという生原酒を「今が一番美味しいですから」と出してもらうなど,お勧めのお酒ばかりを何種類かいただいた.

大満足.

馳走いなせや懐石・会席料理 / 烏丸御池駅京都市役所前駅烏丸駅
夜総合点★★★★ 4.0

4月 142012
 

3月末の東京出張.わざわざ京都から出掛けたのに,昼前には神田で解放され,さてどうしようかと.そこで,スパイスのためにインドまで行くカレー好きの友人が絶賛していた「3丁目のカレー屋さん」の焼きチーズビーフカレー(1300円)を食べることにした.薄味派で辛いのが苦手な私には普通でも十分に辛かったが,美味しかった.東京駅から徒歩圏内.

その他にも美味しそうなカレーが色々あった.また行ってみよう.

焼きチーズビーフカレー@3丁目のカレー屋さん
焼きチーズビーフカレー@3丁目のカレー屋さん

3丁目のカレー屋さん
3丁目のカレー屋さん

3丁目のカレー屋さんの店内
3丁目のカレー屋さんの店内

3丁目のカレー屋さん カレー / 宝町駅京橋駅銀座一丁目駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

4月 142012
 

ブログを書くのが2週間に1回くらいのペースになっているが,異動後の新しい環境に慣れる必要があり,出席を求められる会議も恐ろしい勢いで増え,それほどには忙しいということだ.

3月後半の話になるが,旧所属研究室の助教の先生と博士課程学生2名を祇園の「ぎをん や満文 青木庵」に招待して,楽しい一時を過ごした.彼らには私が抜けた穴を埋めることが求められるので,これから大変になる.よろしく頼むよという想いを込めての宴会だ.これまでは,良くも悪くも私の影響が強く,助教の先生や博士課程学生には遠慮するところがあったはずだが,これからは自分の理想とする研究室を創り上げていってもらいたい.

さて,その「ぎをん や満文 青木庵」だが,場所は一力の南側,花見小路から細い路地を入ったところにある.京都風情を感じられる良い場所だ.今回は中庭に臨む個室で,美味しい会席料理とお酒ををいただいた.いつものコースを予約したが,電話で聞いた通り,春らしく筍を用いた料理が中心だった.お酒は日本酒を中心にかなり飲んだ.

筍料理@ぎをん や満文 青木庵
筍料理@ぎをん や満文 青木庵

抹茶の色が鮮やか@ぎをん や満文 青木庵
抹茶の色が鮮やか@ぎをん や満文 青木庵

筍ご飯@ぎをん や満文 青木庵
筍ご飯@ぎをん や満文 青木庵

京都大学の学生だと,少なくとも4年,大学院に進学すれば6年とか9年とかの長期間にわたって京都に住むわけだが,いざ就職が決まって京都を離れるときになって,「有名な寺社仏閣すら観光していません」とか「美味しい京料理を食べたことがありません」とかいう話になることが多い.そのようなわけで,今回はお得な祇園の店を選んでみた.

ここ「ぎをん や満文 青木庵」では,経験上5000円のコースがバランスが良いように思う.十分にお腹一杯になるし,お酒を結構いただいても1人1万円を超えないくらい.

ぎをん や満文 青木庵懐石・会席料理 / 祇園四条駅河原町駅三条京阪駅
夜総合点★★★★ 4.0