11月 052012
 

11月3日(土)-4日(日)の2日間,秋晴れの京都にて,研究室(京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻ヒューマンシステム論分野)主催で,「てんかん勉強会」を開催しました.

痛ましい交通死亡事故などがあり,てんかんの患者さんへの運転免許証交付をどうするかなどがニュースでも話題になったりしていますが,多くの人が他人事と受け止めているような気がします.しかし,てんかんは約1%(100人に1人程度)が罹患する脳の慢性疾患であり,今は大丈夫であっても,事故や病気をきっかけに誰でも患うかもしれない病気です.このため,現在および将来の患者さんの生活を支援するためにも,社会的コストを下げるためにも,新しい治療方法などの開発が求められています.

そのような状況にあって,医学者と工学者が連携することによって,何か役立てることをしようというのが,「てんかん勉強会」参加者の動機であり,実際に共同研究を始めています.今回の勉強会は第一回目であり,まずは,メンバーの相互理解を深めましょうということで,共同研究のメンバーを中心に,それぞれの分野での取り組みを紹介してもらいました.

というか,当研究室メンバー(特に私)のレベルが低いので見捨てずに底上げして下さい,というのが勉強会の趣旨です.恥ずかしながら.

講演は下記7件でした.

  • 「てんかん発作と心電図変化」
    宮島先生(東京医科歯科大学)
  • 「計算論的神経科学」
    池田先生(NAIST)
  • 「てんかんと事象関連電位」
    原先生(東京医科歯科大学)
  • 「自動車の運転支援の分類と今後のあり方」
    平岡先生(京都大学)
  • 「プロセスデータ解析の基本と産業応用」
    加納(京都大学)
  • 「Biofeedback によって発作が寛解した難治性側頭葉てんかん患者1例」
    松田さん(東京医科歯科大学)
  • 「てんかん治療のためのエレクトロニクス」
    山川先生(静岡大学)

参加者は,講演者に加えて,東京医科歯科大学と京都大学の学生数名の他,国立循環器病研究センターの小林先生,そして裏方として勉強会をマネジメントしてくれた藤原先生(京都大学)でした.

非常に中身の濃い勉強会になり,講演者および参加者の皆様に心より御礼申し上げます.研究成果をあげて,近いうちに,さらにレベルアップした勉強会を開催したいですね.

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