12月 292013
 

アメリカ独立宣言の起草委員として,トーマス・ジェファーソンらと共に最初に署名した5人の政治家のうちの1人で,「アメリカ建国の父」と呼ばれるベンジャミン・フランクリン.彼の『フランクリン自伝』はアメリカのロング・ベストセラーとなっている.その自伝の中に,1728年頃に思い付いた「道徳的完全に到達する大胆で難儀な計画」を実行するため,自分の信念を十三の徳目にまとめ,毎週一週間を一つの徳目に捧げて,その徳目を身に付けることに集中するという作業を繰り返したと書かれている.

ベンジャミン・フランクリン
ベンジャミン・フランクリン

フランクリンの13徳目

  1. 節制
    飽くほど食うなかれ.酔うまで飲むなかれ.
  2. 沈黙
    自他に益なきことを語るなかれ.駄弁を弄するなかれ.
  3. 規律
    物はすべて所を定めて置くべし.仕事はすべて時を定めてなすべし.
  4. 決断
    なすべきをなさんと決心すべし.決心したることは必ず実行すべし.
  5. 節約
    自他に益なきことに金銭を費やすなかれ.すなわち,浪費するなかれ.
  6. 勤勉
    時間を空費するなかれ.つねに何か益あることに従うべし.無用の行いはすべて断つべし.
  7. 誠実
    詐りを用いて人を害するなかれ.心事は無邪気に公正に保つべし.口に出だすこともまた然るべし.
  8. 正義
    他人の利益を傷つけ,あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず.
  9. 中庸
    極端を避くべし.たとえ不法を受け,憤りに値すと思うとも,激怒を慎むべし.
  10. 清潔
    身体,衣服,住居に不潔を黙認すべからず.
  11. 平静
    小事,日常茶飯事,または避けがたき出来事に平静を失うなかれ.
  12. 純潔
    性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い,これにふけりて頭脳を鈍らせ,身体を弱め,または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず.
  13. 謙譲
    イエスおよびソクラテスに見習うべし.
12月 232013
 

今回の国際会議の会場であるIIT Bombayの周囲は,オートリクシャーが非常に多い.キャンパス内でもよく見掛ける.カラーリングは黄色と黒色のツートンカラーなので,タクシーに似ているが,小型のタクシーよりももっと小さい.後輪駆動の三輪車だ.前席が運転席,後席が客席になっており,屋根はあるが,ドアはない.

“オートリクシャー@ムンバイ”
オートリクシャー@ムンバイ

“オートリクシャー@ムンバイ”
オートリクシャー@ムンバイ

宿泊したホテルMeluha The Fern An Ecotel Hotel Mumbaiと学会会場IIT Bombayとの往復には,IIT Bombayのバスが用意されていたので,乗りたい乗りたいと思いながらも,なかなかオートリクシャーに乗るチャンスがなかった.

学会終了後の土曜日.ムンバイ発の飛行機が深夜便だったため,午前中はIIT Bombayの教授に企画してもらったラボツアーに私を含む日本人3名で参加し,化学工学専攻の実験設備を見学させてもらった.さらに,教授の車でキャンパス内を案内してもらい,自宅でチャイもご馳走になった.

一旦ホテルに戻った後,まだ時間に余裕があるので,ホテルからそれほど遠くないショッピングセンター”R City”に行くことにした.ホテルで尋ねると,タクシーで片道20分ほどでRs300とのことだったので,それでお願いした.実際に行ってみると,同行者の予想通りで,20分もかからず,ホテルからはかなり近いことがわかった.そこで,R Cityからの帰路はオートリクシャーを使うことにした.

R Cityのゲート周辺はタクシーやオートリクシャーで混雑しており,タクシーの運転手が「どこまで?」と声を掛けてくる.そんなタクシーには見向きもせず,客が降りたばかりのリクシャーに近寄って,ホテル名が書かれたカードを見せて,「ここに行ってくれる?」と尋ねる.運転手が頷いたら,サッと乗り込む.

“遂にオートリクシャーに乗車@ムンバイ”
遂にオートリクシャーに乗車@ムンバイ

実に面白かった.インドで見掛けたら,一度は乗りたい.

ホテルとR Cityの間の道路は酷い凸凹道で,グワングワン揺れながら,非力なエンジンで頑張って進む.乗車時間はちょうど10分くらいで,料金はRs50(約100円)もしないのだから,タクシーよりも圧倒的に安い.みんなリクシャーを使うはずだ.

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R City@ムンバイ

さて,R Cityというショッピングセンターを目指したわけだが,到着するまで,インドのショッピングセンターがいかなるものかと興味津々だった.

ところが,いざ,R Cityに到着してみると,正面入口には巨大なサンタクロースがドーンと飾られており,建物は吹き抜けの4階建てで,その隅にはデパートがあり,中庭にはクリスマスツリーや噴水があり,シネマコンプレックスもあり,アメリカのモールとほぼ同じだ.

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R City@ムンバイ

違いと言えば,アメリカのモールではお約束のVictoria SecretやGAPがなく,インドのブランドがテナントとして入っていることくらいだ.なお,欧米ブランドもたくさん入っている.

あと,ホテルなどと同様,モール入口にセキュリティゲートが設けられている点もアメリカとの違いだ.

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R City内デパートの女性服売場@ムンバイ

アパレル売場にはインド独特の服がズラリと並んでいて,なかなか興味深い.

最上階にあるフードコートは子連れの家族で大混雑していた.初めて見る店がほとんどだが,日本やアメリカで見る光景と変わりはない.

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R Cityのフードコート@ムンバイ

ところで,私がR Cityに来たのは,お土産を購入するためで,中でも最も重要なのが,ムンバイのマグネットを買うことだ.もう買うな!と言われ続けているが,それにもめげず,海外に行くたびにマグネットを購入して,冷蔵庫に貼り付けている.ビッシリと.

広大なR City店内をくまなく歩き回って,インド民芸店?のようなところを見付けた.ホテル近くの店でも見掛けた置物やサリーや貴金属など色々と置いてあるが,なかなかマグネットが見付からない.これどう?あれどう?と寄ってくるインド人店員を振り払いながら,店内を奥へ奥へと進み,ようやく,数種類のマグネットを見付けることに成功した.

これもどう?あれもどう?と迫ってくるインド人店員に「これだけだ!」と何度も言い聞かせて,2種類のマグネットを購入した.インド門とタージマハールホテルが描かれた,いかにもムンバイというマグネットが1つと,象の顔をした神様であるガネーシャが描かれたマグネットが1つ.

“鞄がロックされるスーパーFOOD
鞄がロックされるスーパーFOOD BAZAAL@R City

もちろん,自分への土産だけではない.まだ購入できていなかった秘書さんと実家へのお土産を購入するために,FOOD BAZAALというスーパーに入った.

ムンバイでは,店に入るときに,入口で鞄を預けなければならない.よほど万引きが多いのだろうか.ただし,ノートパソコン(laptop)を持っている場合は,鞄を持ったままでの入店が許される.このルールのおかげで,いつも鞄を持ったまま店に入ることができたが,全く謎なルールだ.しかも,ノートパソコンが鞄に入っていることは誰も確認しない.

FOOD BAZAALでも鞄を預けなければならないが,ノートパソコンを持っていると告げると,鞄を持ち込んでよいかわりに,鞄をロックされた.これは初めての体験だ.

お土産は,余程の高級品でもない限り,使って(食べて・飲んで)なくなるものがいいと思っている.インド土産といえば,チャイ(インド式の甘いミルクティー)が真っ先に思い浮かぶが,先に帰国する先生がチャイをお土産にするとのことだったので,私は違うものにすることにした.店内を物色して,最終的に選んだのが,温めるだけで食べられるインド料理のレトルトパック.スーパーFOOD BAZAALに売っている中では最も高級なパックを購入したが,味は全く保証できない.

12月 222013
 

ムンバイにも数多くのトラックが走っているが,そのトラックをよく見ると,後方に必ず”HORN OK PLEASE”とペイントしてある.「クラクションを鳴らして!」ということだろうが,日本人の感覚からすると,全く謎な表示だ.

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HORN OK PLEASEの表示は義務@ムンバイ

この”HORN OK PLEASE”というマークについて,ホテルから国際空港へ向かう途中,送迎タクシーの運転手に尋ねてみた.すると,トラック後方に”HORN OK PLEASE”をペイントするのは義務だとの答えが返ってきた.

運転手の説明では,トラック運転手は後方から車が接近してきているかどうかがわからないため,クラクションを鳴らして知らせる必要があるとのことだ.

なるほど,そういうことかと納得したが,そもそもこの表示が必要なのは,車線がないからだろう.ただ,そうは言っても,近い将来にムンバイで車が車線を守って走るようになるとは到底思えないので,交通安全にはクラクションが必須だということになる.

うるさいクラクションにも,ちゃんと意味があったわけだ.

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HORN OK PLEASEの表示は義務@ムンバイ

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HORN OK PLEASEの表示は義務@ムンバイ

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HORN OK PLEASEの表示は義務@ムンバイ

12月 222013
 

ムンバイには車線がない.少なくとも,車が車線をキープして走行するという状況は存在しない.空きスペースに突っ込むのみだ.その上,朝夕の渋滞は凄まじい.というか,ずっと渋滞している.

“空港からホテルへの道は大渋滞@ムンバイ”
空港からホテルへの道は大渋滞@ムンバイ

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徒歩でIIT Bombayからホテルへ@ムンバイ

学会の会期中に一度だけ,ランチとディナーに学会が用意してくれるインド料理に飽きたため,セッション終了後にホテルに戻って,イタリアンレストランに行くことにした.ホテルとIIT Bombayは徒歩10分ほどの距離なので,歩いて帰ることにしたが,その計画を練っているときに問題になったのが,果たして大通りを歩いて渡れるのかということだった.

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IIT Bombayのゲート付近の陸橋からの眺め@ムンバイ

観光客も多いインド門周辺には,確かに,横断歩道も歩行者用信号もあった.しかし,IIT Bombayの周辺には,歩行者用信号はおろか,横断歩道すらない.このため,ホテルから近くのスーパーやレストランに行くにも,突っ込んでくる車をかわしながら,車道を横断しなければならない.

“ムンバイに基本的に横断歩道は存在しない”
ムンバイに基本的に横断歩道はない存在しない

最初はルールが全くわからないため,流石にビビッたが,慣れてくると全く問題ない.

ただ,車線も横断歩道もないために,昼夜を問わず,クラクションが鳴り響いていて,うるさい.実に,うるさい.

12月 222013
 

ムンバイに到着した翌日に1日観光をしたが,ホテル Meluha The Fern An Ecotel Hotel Mumbai からインド門まではタクシーしか移動手段がなさそうなので,ホテルでタクシーを呼んでくれるように頼むと,いくつかの料金プランを示された.

インド門までなら片道Rs800(約1600円)という定額制だが,その他に,4時間あるいは8時間で観光地を巡ってくれる定額コースもある.価格は4時間でRs1400くらいだったと思う.

世界遺産に登録されている石窟寺院のあるエレファンタ島に行こうとすると,船での往復だけで2時間かかるので,片道だけ頼むのが良いと判断した.ロビーで待つこと数分.現れたのは,エアコン付きの青いタクシーだ.

“エアコン付きの青色タクシー@ムンバイ”
エアコン付きの青色タクシー@ムンバイ

ホテルからインド門まで行く途中,実に怪しげな道も通った.恐らく抜け道なのだろうが,タクシーで通らなければ決して行かないようなところで,インドでの人々の暮らしを垣間見ることができた.

“エアコン付きの青色タクシー@ムンバイ”
エアコン付きの青色タクシー@ムンバイ

インド門,タージマハールホテル,エレファンタ島の石窟寺院,チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅を見学した後,駅からマハーラクシュミー寺院まで行くのにもタクシーを利用した.駅のタクシー乗り場に並んでいるのは,エアコンのない,黒色と黄色のツートンカラーのタクシーだけだった.運転手に声を掛けられて,我々が乗ったのは,とてつもなく古い車で,衝撃的なボロさだった.

“何十年前のだ?この黒色黄色タクシー@ムンバイ”
何十年前のだ?この黒色黄色タクシー@ムンバイ

タクシーはメーター制と前払い制が混在しているようで,乗車前に「マハーラクシュミー寺院まで,いくら?」と尋ねると,「プリペイドか?だったらRs250」という返事だった.高いか安いか全く判断がつかなかったが,500円なら悪くないと思い,乗ることにした.

“何十年前のだ?この黒色黄色タクシー@ムンバイ”
何十年前のだ?この黒色黄色タクシー@ムンバイ

乗り心地は悪かったが,先進国では決して経験することのないボロさを楽しめた.マハーラクシュミー寺院からホテルまでは,流しの青色タクシーを利用した.この青色タクシーもプリペイドで,Rs550と言われた.駅から寺院までがRs250,寺院からホテルまでがRs550で,合計Rs800.この金額は往路のタクシー料金と一致する.まあ,妥当な金額なのだろう.

ちなみに,青色タクシーよりも,黒色黄色タクシーが圧倒的に多い.

“インド門周辺はタクシーのみ@ムンバイ”
インド門周辺はタクシーのみ@ムンバイ

特にインド門周辺は観光客目当ての黒色黄色タクシーが多かった.そして,インド門周辺にはオートリクシャーが一切走っていない.規制されているとのことだ.一方,IIT Bombayや宿泊したホテルの周辺は,圧倒的にオートリクシャーが多い.オートリクシャーはメーター制だが,タクシーよりも圧倒的に安く,市民の足として大活躍している.

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IIT Bombay周辺はオートリクシャーが多い@ムンバイ

市民の足と言えば,忘れてはならないのがバスだろう.今回の滞在中,公共バスには一度も乗ることはなかったが,路線は多く,縦横無尽に走っているのだろう.

“バスは市民の足@ムンバイ”
バスは市民の足@ムンバイ

夕方には大混雑しているバスをしばしば見掛けた.

“バスは市民の足@ムンバイ”
バスは市民の足@ムンバイ

12月 222013
 

ムンバイのIIT Bombay(インド工科大学ボンベイ校)で開催される2つの国際会議IFAC CABとIFAC DYCOPSに参加するため,会議ウェブサイトのホテルリストにあった中で一番高級なホテルを予約した.それがMeluha The Fern An Ecotel Hotel Mumbaiだ.1泊朝食付き税込みでRs8228(約17千円)なので,物価を考慮すれば,かなりの高級ホテルだろう.

結論から述べると,素晴らしいホテルだ.ハードのみならず,ソフト面でも満足度が高い,レセプションやレストランだけでなく,掃除や守衛の人達も実に礼儀正しく,にこやかで,親切だ.

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ホテルMeluha The Fern Mumbaiの外観

このホテルの入口にもセキュリティゲートがあり,金属探知機での検査に加えて,鞄の中も検査される.また,ホテルの敷地内に入る車に対しては,ボンネットとトランクの検査に加えて,車体の下側を鏡で覗くという検査も実施される.ムンバイでの同時多発テロ以降に導入された措置だと思うが,かなり厳重だ.しかし,それほど深刻な様子はない.正面玄関やロビーは完全にクリスマスモードだ.

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ホテルMeluha The Fern Mumbaiの正面玄関

今回の滞在ではツインルームをシングル利用したが,客室は十分に広く,清潔かつ綺麗で,設備やアメニティも充実していた.難点をあげるとすれば,靴磨きがなかったことだろう.IIT Bombayのキャンパス内も含めて,埃っぽいムンバイの街を歩くと,すぐに革靴が汚れてしまうので,靴磨きは欲しかった.なお,頼めば,持って来てもらえたのかもしれない.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの客室

客室の設備で興味深いのは,お尻を洗うためのシャワーがトイレに付属していることだ.インドの伝統的なトイレでは,右手に水桶を持って,その水を使って,左手でお尻を洗うそうだ.トイレットペーパーは使わない.そのような伝統的作法を近代化したのが,このトイレということだろう.

さらに近代化を進めるとウォシュレットになると思うのは私だけだろうか.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの客室トイレ

宿泊した客室は6階だったが,部屋からの眺望も良かった.このエリアはここ10年程で開発されたらしく,近代的なビルや高層マンションが建ち並び,外観は白色を基調にしているため,ヨーロッパの都市だと言われても違和感がない.

このホテルMeluha The Fern An Ecotel Hotel Mumbaiは築3年とのことだ.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの客室からの眺望

ホテル1階のダイニングが朝食会場になっており,日曜日から土曜日まで,毎朝7時頃に通った.ビュッフェ形式で,ラッシーやフルーツジュース,ヨーグルト,果物,パンやチーズの他,様々なインド料理を食べることができる.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiのダイニング

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの朝食ビュッフェ

インド料理も美味しく,サービスも良いのだが,残念なことに,メニューがほとんど変化しない.毎日少しずつ変わるものの,私の(日本人の?)感覚からすると,いずれもよく似たインド料理で,1週間も食べているとさすがに飽きてくる.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの朝食

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの朝食

オムレツもオンデマンドで調理してくれる.オムレツに入れる具材は自分で選ぶことができるのだが,種類が多い上に,英語で何というのか知らないので,私は毎朝”Everything!”と言うことにしていた.それでも,毎回味が変わる.コックによって香辛料の入れ具合が変わるからだろう.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの朝食のオムレツ

さて,初めてインドに足を踏み入れ,ムンバイの国際空港に到着した後,ホテルまでは事前に手配しておいたホテルの送迎タクシーを利用した.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiの送迎タクシー

送迎タクシーの助手席に乗り込むと,運転手が冷たいジュースを渡してくれた.数種類のジュースが用意されており,私はマンゴージュースを選んだ.

“空港からホテルへ向かう送迎タクシーでもらったマンゴージュース”
空港からホテルへ向かう送迎タクシーでもらったマンゴージュース

ムンバイには予定より1時間程遅れて到着したこともあり,すっかり夜になっていたが,道路は,バイク,リクシャー,タクシー,バス等々が入り乱れて走る大渋滞で,とても自分で車を運転できるようなところではないと思った.

“空港からホテルMeluha
空港からホテルMeluha The Fern Mumbaiへ

Meluha The Fern An Ecotel Hotel Mumbaiのすぐ近くに,スーパーマーケット,ショッピングモール,レストラン(イタリアンや中華も),カフェなどがあり,滞在中はとても便利だった.IIT Bombayのキャンパスまでは歩いても15分程で,リクシャーに乗れば100円以下ですぐに行けるので,IIT Bombayに用事があるなら,お勧めできるホテルだ.

あと1つ,書くのを忘れていた.滞在中に,ホテルで結婚式(結婚披露宴?)を行う集団に出会った.ホテルのスタッフに「何かのパーティか?」と尋ねると,「ウェディングだ」との返事で,しかも「自由に写真を撮ってもいいよ」とのことなので,数枚撮影させてもらった.親族一同,民族衣装に身を包み,盛大に結婚を祝うのだろう.

“ホテルMeluha
ホテルMeluha The Fern Mumbaiでのウェディング

12月 212013
 

世界遺産のチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅を見物した後,タクシーに乗って,この地域では有名らしい寺院を見に行くことにした.マハーラクシュミー寺院という名称で,お金の神様として知られるマハーラクシュミーを祀る,エリア最古のヒンドゥー寺院なのだそうだ.

“マハーラクシュミー寺院に参拝する人々”
マハーラクシュミー寺院に参拝する人々

海沿いに建つこの寺院には大勢の信徒が押し寄せる.その参道(?)の両側には供え物を売る店がズラリと並んでいる.参拝客は,菓子(?)や花を買い求めていた.マハーラクシュミー寺院に近づくにつれて,密集度が増していき,身動きが取れないほどになる.

ふと気が付くと,周囲のインド人はみんな裸足になっていた.参拝客は裸足にならなければならない.カメラの持ち込みも禁止されている.ただし,スマートフォンはカメラ機能付きでも持ち込める.ちょっと意味がわからないが,現地のルールは絶対だ.

“マハーラクシュミー寺院に向かう人(右),去る人(左)”
マハーラクシュミー寺院に向かう人(右),去る人(左)

もちろん,私も素足になって拝観した.カメラと靴はセキュリティゲートを通過したところで預ける.

寺院内部は全く撮影できなかったが,まるでディズニーランドやユニバーサルスタジオのアトラクションのように,長い行列に並ぶことになる.寺院の入口に設置されたセキュリティゲートは男性用と女性用に分かれており,行列も男性と女性とでは別々になっている.さらに,参拝も完全入替制で,男性と女性が交互に参拝する.

実に興味深い体験をさせてもらった.

“マハーラクシュミー寺院の出口”
マハーラクシュミー寺院の出口

マハーラクシュミー寺院を参拝した後,そこから徒歩圏内にあるハージー・アリー霊廟を訪れた.と言っても,満潮時には水没するという参道は大混雑だったので,恐れをなして,岸壁から眺めただけだったが...

ハージー・アリーとは,巡礼中に殉死したイスラムの聖者で,その棺が流れ着いたところに建立されたのがハージー・アリー霊廟とのことだ.

“ハージー・アリー霊廟@ムンバイ”
ハージー・アリー霊廟@ムンバイ

訪れたのは干潮時だったが,満潮時には参道が沈んで霊廟が海に浮かぶということなので,差し詰め,インド版モンサンミッシェルといったところか.

ハージー・アリー霊廟を眺めた後,タクシーを拾ってホテルへ帰還した.

12月 202013
 

エレファンタ島の石窟寺院群に加えて,もう1つ,ムンバイには世界遺産がある.それが,チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅だ.コロニアル建築を代表するゴシック形式の壮麗な建造物で,建築には10年の歳月を要し,1887年に完成したという.2004年に世界遺産に登録された.

“チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅@ムンバイ”
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅@ムンバイ

駅舎の外観のみならず,内部も美しい.

ただ,切符販売の効率は悪そうだ.長い行列が絶えることはない.

“駅舎内部@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅”
駅舎内部@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

駅構内は非常に広いが,駅の外と同様,多くの人で溢れかえっている.

“プラットホーム@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅”
プラットホーム@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

ホームに停車中の列車は,日本ではありえないくらいに古かった.新型車両も存在するのかもしれないが,駅構内を歩いている間に見掛けることはなかった.

“とても古い列車@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅”
とても古い列車@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

“列車の運転席@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅”
列車の運転席@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

とても古い列車ではあるが,女性専用車両が用意されている.想像するに,日本のように痴漢対策という意味合いではなく,男性と女性が一緒にいてはいけないという宗教上の理由によるものだろう.インド門へ行くセキュリティゲートが男女別になっているくらいだから,車両が男女別でも不思議ではない.

“女性専用車両@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅”
女性専用車両@チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

ムンバイにある2つの世界遺産を満喫したので,ミッション終了だが,残りの時間で寺院を訪れることにした.

12月 192013
 

ムンバイで開催中の国際会議IFAC CABにて,当研究室修士課程学生が研究発表をしたわけですが,なんと,受賞しました!

今回受賞したのは,Special CAB Award “Largest Number of Authors”です.日本語にすると,「最多共著者賞」か「共著者が最も多かったで賞」といったところです.毎回やるジョークイベントですが,こういうユーモアがいいですね.

“Special
Special CAB Award “Largest Number of Authors”

ちなみに,著者が独りだけの場合には,Special CAB Award “Lonely Star”がもらえます.「ひとりぼっち賞」ですかね.

12月 192013
 

世界遺産に登録されているヒンドゥー教石窟寺院群を見学して,エレファンタ島からインド門に戻った後,ちょっと一休みということで,タージマハールホテルへ.「アジアの星」というだけあって,外観に劣らず内部もゴージャス仕様になっている.ロビーで涼んだ後,お腹も空いてきたので,ランチへ.美味しいインド料理を色々と試してみたいということで,ガイドブックを頼りに,タージマハールホテルから2ブロックほどのところにある”CAFE MONDEGAR”へ.

“インド門やタージマハールホテルに近いCAFE
インド門やタージマハールホテルに近いCAFE MONDEGAR

さすが人気店だけあって,満席のため外で少し待つことになった.相変わらず,目の前の道路はタクシーで大渋滞しており,まるでBGMかのようにクラクションが鳴り続けている.うるさい.

店内はギューギュー詰めで,狙った場所に行き着くためには,事前にルートを最適化しておかなくてはならない.そうでないと,まるで迷路の行き止まりのように,行き場を失ってしまう.

“恐ろしくギューギュー詰めのCAFE
恐ろしくギューギュー詰めのCAFE MONDEGAR内部@ムンバイ

インドに着いてから初めての外食だったため,出てくる料理の量などもわからず,3人がそれぞれカレーを注文したのは失敗だった.さすがに多すぎだ.しかも,チキンカレーとベジタブルカレーは具材が異なるだけで同じ味だった.

私は,ベジタブルカレーの他に,タンドーリチキン(ハーフ)とビールを注文した.タンドーリチキンは期待を裏切らず,とても美味しかった.

“CAFE
CAFE MONDEGARでインド料理を満喫@ムンバイ

お腹がいっぱいになったところで,店を出てムンバイ散策へ.