7月 302013
 

本年度の物理工学科4回生配当「品質管理」(担当した前半)の期末試験では,問題1で不偏推定量と一致推定量について,問題2で工程能力指数について,問題3で多変量統計的プロセス管理(MSPC)について,説明することを求めた.もちろん,正しい日本語で書かれており,意味が伝わることが必要だ.さらに,簡潔に解答するようにとも指示しておいた.

「持ち込みできるもの」は次のように設定した.

電卓は必須.定規.その他,書籍,資料,ノートなど何を持ち込んでもよい.ただし,生物,通信機能のある機器,試験の邪魔になるものは不可.

持ち込み可で,講義で説明した事柄についての説明を求めているだけだから,普通に勉強した学生にしてみれば,楽勝だったに違いない.ところが,時間が足りなかったという学生が少なからずいたとの報告を受けた.

その理由はいくつか考えられる.

第一に,ろくに勉強していないから,資料のどこに何が書いてあるかすら把握しておらず,探している間に時間がなくなってしまったということ.

第二に,物事の本質を捉えていないため,要点を簡潔に書くことができず,資料を丸写ししようとしたために時間がなくなってしまったということ.

第三に,文章を書く能力を鍛えてこなかったために,まともな文章を書くのが困難で時間がなくなってしまったということ.

いずれもありえる話で,もしそうなら自業自得でしかないので,将来のことを考えて,勉強するなり,修業を積むなり,何らかの行動をすべきだろう.

ちなみに,こうしてブログを書くのも,文章を書く練習になる.簡潔にまとめる能力を鍛えたいなら,ツイッターも良い練習道具になるだろう.WeblogもTwitterもネット上に自分の文章を公開するわけで,自分なりにまともな文章を書こうとすることが期待される.もちろん,いずれも使い方を間違えて玉砕する人も多いので,注意は必要だ.バカ発見器に発見される側にならないように.

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