8月 182013
 

熊本滞在2日目の夜は,熊本馬肉ダイニング「馬桜」で馬刺しをはじめ馬肉を満喫した.

お店は地元の方に選んでいただいたが,お勧めのステーキやシチューなど,いずれも大変美味しかった.

馬刺し@熊本馬肉ダイニング「馬桜」
馬刺し@熊本馬肉ダイニング「馬桜」

馬肉ステーキ@熊本馬肉ダイニング「馬桜」
馬肉ステーキ@熊本馬肉ダイニング「馬桜」

馬肉シチュー@熊本馬肉ダイニング「馬桜」
馬肉シチュー@熊本馬肉ダイニング「馬桜」

8月 182013
 

高千穂に到着し,まず目指したのは高千穂峡.もちろん,真名井の滝の下までボートで行こうという作戦だ.特に夏は人気が高くて待ち時間が長いということなので,真っ先に高千穂峡に立ち寄ることにした.

ところが,2つの駐車場が既に満車のため,作戦を変更して,先に天岩戸神社を目指すことになった.

古事記や日本書紀が伝えるところによると,昔々,天照大神(アマテラスオオミカミ)が弟の素戔嗚命(スサノオノミコト)の乱暴狼藉に怒り,天岩戸に隠れ,世の中が真っ暗になってしまった.その天照大神を祭神としているのが天岩戸神社東本宮,天岩戸そのものを御神体としているのが天岩戸神社西本宮だ.

天岩戸神社東本宮@高千穂
天岩戸神社東本宮@高千穂

天岩戸神社東本宮から参拝したが,こちらは静寂な落ち着いた雰囲気のお社で,参拝客も少なめだ.天照大神を祀る神社は数多くあるので,珍しさがないからだろう.

ゆっくりと参拝した後,岩戸川の対岸にある天岩戸神社西本宮へ.歩いて10分もかからないくらいのところにあるが,こちらは観光バスも来ており,参拝客で混雑している.

天岩戸神社西本宮拝殿@高千穂
天岩戸神社西本宮拝殿@高千穂

天岩戸神社西本宮の御神体である天岩戸は,岩戸川を挟んだ対岸にある.このため,西本宮には拝殿のみがあり,本殿がない.天岩戸を拝観するためには,拝殿の奥に行かなければならないが,そこに入るためには,社務所にて受付する必要がある.受付さえすれば,神主に説明をしてもらいながら,天岩戸を拝観することができる.

拝観できるとは言っても,洞穴が見えるわけではなく,その入口近辺が木々の向こうに見えるという程度なので,あまり期待してはいけない.

ちなみに,外が賑やかなことを訝しんだ天照大神が天岩戸を少し開いたとき,怪力の天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が天岩戸をこじ開け,遠くに投げ飛ばした.その投げ飛ばされた天岩戸が現在の戸隠山であるという.もちろん,諸説あるらしいが.

天安河原@高千穂
天安河原@高千穂

天岩戸神社西本宮の近くには,天照大神が岩戸に隠れてしまったとき,八百万の神が集まって神議したと伝えられる洞窟がある.天安河原,別名を仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)というが,いつ頃からか祈願を行う人々によって石が積まれるようになったらしい.無数にある積まれた石が天安河原の独特な雰囲気を醸し出している.

天岩戸神社と天安河原を参拝し,日本神話の世界に浸ったところで,再度,高千穂峡に向かう.午後3時になっていた.今回は無事に第二(?)駐車場に車を駐めることができたので,歩いてボート乗り場を目指す.柱状節理が美しい渓谷だが,高千穂町観光協会の観光ガイドには以下のような説明がある.

高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷。この高千穂峡は、1934年(昭和9)11月10日名勝・天然記念物に指定されています。

付近には日本の滝100選にも選ばれた真名井の滝、槍飛橋などがあります。さらに神話に由縁のある「おのころ島」や「月形・日形」「鬼八の力石」など、 高千穂峡の遊歩道のみで高千穂の魅力を十分に感じることができるスポットといえます。

高千穂峡と真名井の滝
高千穂峡と真名井の滝

真名井の滝については,以下のように記されている.

日本の滝百選に指定されている名瀑で、約17mの高さから水面に落ちる様は高千穂峡を象徴する風景です。 天孫降臨の際、この地に水がなかったので、 天村雲命(アメノムラクモノミコト)が水種を移した「天の真名井」から湧き出る水が滝となったと伝えられています。

高千穂峡のボートは2時間待ち
高千穂峡のボートは2時間待ち

ボート乗り場に着くと,チケット売り場は閑散としていて,閉店寸前だった.というのも,既に3時を過ぎていて,待ち時間が2時間ということは,ボートに乗る頃には5時を過ぎてしまうからだ.「どうされますか?」との問いに,3人で悩んだ末に出した結論は「乗りません」.流石に,2時間もそこですることがないためだ.それに,熊本に戻らないといけない.

高千穂で最もしたかったのがボートに乗ることであったが,ここで遂に,そのボートを諦めることになった.高千穂峡の人気を侮ってはいけない.次回,再挑戦することにしよう.

アベノミックス@高千穂峡
アベノミックス@高千穂峡

高千穂峡の土産物屋さんで「アベノミックス」を売っていた.まだ,ここでしか見たことがない.

高千穂峡沿いに来た道を引き返して駐車場へ.

高千穂神社
高千穂神社

続いて,高千穂神社を参拝した.高千穂神社は,高千穂郷八十八社の総社で,垂仁天皇時代の創建とされる.主祭神は高千穂皇神と十社大明神.1778年に再建された五間社流造の本殿と,鎌倉時代に源頼朝が奉納したという鉄造狛犬一対が国の重要文化財に指定されている.境内には,2本の杉の幹がくっついた「夫婦杉」あり,この杉の周りを2人で手をつないで3回まわると縁結び,家内安全,子孫繁栄の3つの願いが叶うらしい.我々が訪れたときも,数組がくるくると廻っていた.

高千穂神社では,境内の神楽殿で毎晩20時より1時間,三十三番の神楽の中から代表的な4番「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」が「高千穂神楽」として演じられる.以前は「観光神楽」であったものが,平成25年4月1日から「高千穂神楽」に名称変更されたそうだ.国の重要無形民俗文化財に指定されている「高千穂の夜神楽」を体験できるとのことだが,どちらも鑑賞したことのある人に聞くと,やはり迫力が違うので,本物を見ないとダメなのだそうだ.

重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」は,天照大神が天岩戸に隠れたとき,岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが始まりと伝えられており,秋の実りへの感謝と翌年の豊穣を祈願し,11月中旬から2月上旬にかけて三十三番の神楽があちこちの神楽宿で奉納される.夜神楽は氏神様を神楽宿に迎える夕方から始まり,翌日の昼前まで舞い続けられるそうだ.

神楽酒造のトンネルを利用した長期焼酎貯蔵庫
神楽酒造のトンネルを利用した長期焼酎貯蔵庫

高千穂観光を終えて熊本へ戻る途中で,トンネルを利用した長期焼酎貯蔵庫を見学した.トンネルの高さは6m,幅は4.8mで,湿度70%,温度17℃に保たれている.このトンネル内に貯蔵されている焼酎は,樽5000本,かめ1000本,一升瓶100000本にもなる.このトンネル貯蔵庫には,「トンネルの駅」が併設されており,店内では神楽酒造の様々な焼酎の試飲ができる.

神楽酒造のトンネルを利用した長期焼酎貯蔵庫
神楽酒造のトンネルを利用した長期焼酎貯蔵庫

こうして,通潤橋と高千穂の観光を満喫して,熊本に戻った.宿泊は天然温泉 六花の湯 ドーミーイン熊本.サウナのある大浴場と朝食が気に入っており,ドーミーインは結構使う.

8月 182013
 

7月後半に熊本を訪問する機会があり,日曜日に通潤橋と高千穂を観光することにした.

通潤橋の巨大くまモン
通潤橋の巨大くまモン

朝のフライトで阿蘇くまもと空港に降り立ち,そこから地元の方の車に乗せていただいて出発.正午から通潤橋の放水が行われるとのことで,まずは通潤橋のある熊本県山都町へ.

道は空いており,少し時間に余裕があったので,通潤橋に行く前に,その近くの「通潤酒造」へ.焼酎ではなく日本酒だ.店外にも店内に熊本が誇るくまモンがいる.なお,私は何も購入せず.

通潤酒造
通潤酒造

通潤酒造にもくまモン
通潤酒造にもくまモン

通潤酒造の方に,昼食を食べられるお店を尋ね,2軒教えていただいた.日本料理のお店「紗陶」が予約で埋まっていたため,もう1つの熊本ラーメンのお店「おちか」に.並ラーメン500円,特製ラーメン(いわゆるチャーシューラーメン)600円,学生ラーメン(学生割引?)450円など.久しぶりに熊本ラーメンを食べたが,濃厚な味で,美味しかった.

おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ
おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ

おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ
おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ

熊本ラーメンを食べ終わると既に12時近くになっており,女将さんに急かされて,お店を後にした.

熊本県上益城郡山都町にある「通潤橋」について,山都町観光ナビには次のように説明がある.

水の便が悪く水不足に悩んでいた白糸台地に住む民衆を救うため、江戸時代、時の惣庄屋「布田保之助(ふたやすのすけ)」が、1854年に”肥後の石工”たちの持つ技術を用いて建設した石橋。日本最大級の石造りアーチ水路橋で、国の重要文化財に指定(昭和35年)されています。長さは75.6m、高さは20.2m。アーチの半径は27.6mもあり、橋の上部に逆サイフォンの原理を応用した3本の石の通水管が敷設され、今でも周辺の田畑を潤しています。通水管に詰まった堆積物を取り除くため行われていた放水も、今では観光放水として行われることが多くなってきており、迫力ある風景を間近にできる観光地となっています。

観光放水は、農業・水路等に支障がない、土日・祝日の正午から観光用に行うもので観覧は無料です。

通潤橋は灌漑用につくられた橋であり、放水は以前は石管にたまった砂利などを掃除するために年に1度おこなわれていたものでした。近年は観光的に放水をおこなってきた経緯があります。しかし近年は漏水などが目立ったことなどから放水の橋への影響について様々な議論がなされ、橋の保全のため通潤橋の放水の回数制限を設けることとなりました。またあわせて田植え時期の放水休止期間を、5月のゴールデンウィーク明けから7月末までと設定しています。これ以外の期間にも水不足や、水路の清掃・工事、悪天候の場合は放水ができないこともあります。通潤橋を見に来られる方々には、放水ばかりでない通潤橋の魅力、橋本来の役割や歴史などをご覧いただきたいと思います。皆様のご理解をお願いいたします。

現地に到着すると,既に放水が始まっていた.想像していたよりも,水量が多くて迫力がある.

迫力ある通潤橋の放水
迫力ある通潤橋の放水

通潤橋の上
通潤橋の上

これを江戸時代に造ったというのだから,そして今でも灌漑に使われているというのだから,大したものだ.素晴らしい技術だと感心する.放水の様子を通潤橋の下から眺め,上から眺め,通潤橋の説明を読みつつ,橋の周囲をブラブラしていると,徐々に水量が落ちてきた.貯めた水の水圧で放水しているので,時間が経てば自動的に水圧・水量が低下して,いずれ放水が終わる.

水圧が低下した通潤橋の放水
水圧が低下した通潤橋の放水

通潤橋のそばには,道の駅通潤橋があり,そこの駐車場を利用できる.駐車場内には,巨大くまモンもいる.

通潤橋の放水を見学した後,近くの「円形分水」に連れて行っていただいた.円形分水について,先述の山都町観光ナビには次のように説明がある.

通潤橋の約6キロ上流部、山都町小笹地区にある。笹原川を流れる川を野尻・小笹地区と、通潤地区(通潤橋方面)とに流れる水量を水田の面積に応じて公平に分配するために造られた。この工事は昭和31年に現代土木工学による円形分水法として設計された。水の紛争がこの円形分水によって解決された。約500m上流の取り入れ口から流れてきた水は、中心の円筒1.5mから、内径6.3mの円に水が溢れ出る。

水を公平に分配するというのは非常に重要だったのだろう.この円形分水では,水を2つの地域に7:3の割合で分けるようになっているが,単純ながら実にうまくできている.これもまた素晴らしい技術だ.

円形分水
円形分水

円形分水
円形分水

こうして,通潤橋の放水と円形分水を見学して,いざ高千穂へ.