8月 182013
 

7月後半に熊本を訪問する機会があり,日曜日に通潤橋と高千穂を観光することにした.

通潤橋の巨大くまモン
通潤橋の巨大くまモン

朝のフライトで阿蘇くまもと空港に降り立ち,そこから地元の方の車に乗せていただいて出発.正午から通潤橋の放水が行われるとのことで,まずは通潤橋のある熊本県山都町へ.

道は空いており,少し時間に余裕があったので,通潤橋に行く前に,その近くの「通潤酒造」へ.焼酎ではなく日本酒だ.店外にも店内に熊本が誇るくまモンがいる.なお,私は何も購入せず.

通潤酒造
通潤酒造

通潤酒造にもくまモン
通潤酒造にもくまモン

通潤酒造の方に,昼食を食べられるお店を尋ね,2軒教えていただいた.日本料理のお店「紗陶」が予約で埋まっていたため,もう1つの熊本ラーメンのお店「おちか」に.並ラーメン500円,特製ラーメン(いわゆるチャーシューラーメン)600円,学生ラーメン(学生割引?)450円など.久しぶりに熊本ラーメンを食べたが,濃厚な味で,美味しかった.

おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ
おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ

おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ
おちかの熊本ラーメンで腹ごしらえ

熊本ラーメンを食べ終わると既に12時近くになっており,女将さんに急かされて,お店を後にした.

熊本県上益城郡山都町にある「通潤橋」について,山都町観光ナビには次のように説明がある.

水の便が悪く水不足に悩んでいた白糸台地に住む民衆を救うため、江戸時代、時の惣庄屋「布田保之助(ふたやすのすけ)」が、1854年に”肥後の石工”たちの持つ技術を用いて建設した石橋。日本最大級の石造りアーチ水路橋で、国の重要文化財に指定(昭和35年)されています。長さは75.6m、高さは20.2m。アーチの半径は27.6mもあり、橋の上部に逆サイフォンの原理を応用した3本の石の通水管が敷設され、今でも周辺の田畑を潤しています。通水管に詰まった堆積物を取り除くため行われていた放水も、今では観光放水として行われることが多くなってきており、迫力ある風景を間近にできる観光地となっています。

観光放水は、農業・水路等に支障がない、土日・祝日の正午から観光用に行うもので観覧は無料です。

通潤橋は灌漑用につくられた橋であり、放水は以前は石管にたまった砂利などを掃除するために年に1度おこなわれていたものでした。近年は観光的に放水をおこなってきた経緯があります。しかし近年は漏水などが目立ったことなどから放水の橋への影響について様々な議論がなされ、橋の保全のため通潤橋の放水の回数制限を設けることとなりました。またあわせて田植え時期の放水休止期間を、5月のゴールデンウィーク明けから7月末までと設定しています。これ以外の期間にも水不足や、水路の清掃・工事、悪天候の場合は放水ができないこともあります。通潤橋を見に来られる方々には、放水ばかりでない通潤橋の魅力、橋本来の役割や歴史などをご覧いただきたいと思います。皆様のご理解をお願いいたします。

現地に到着すると,既に放水が始まっていた.想像していたよりも,水量が多くて迫力がある.

迫力ある通潤橋の放水
迫力ある通潤橋の放水

通潤橋の上
通潤橋の上

これを江戸時代に造ったというのだから,そして今でも灌漑に使われているというのだから,大したものだ.素晴らしい技術だと感心する.放水の様子を通潤橋の下から眺め,上から眺め,通潤橋の説明を読みつつ,橋の周囲をブラブラしていると,徐々に水量が落ちてきた.貯めた水の水圧で放水しているので,時間が経てば自動的に水圧・水量が低下して,いずれ放水が終わる.

水圧が低下した通潤橋の放水
水圧が低下した通潤橋の放水

通潤橋のそばには,道の駅通潤橋があり,そこの駐車場を利用できる.駐車場内には,巨大くまモンもいる.

通潤橋の放水を見学した後,近くの「円形分水」に連れて行っていただいた.円形分水について,先述の山都町観光ナビには次のように説明がある.

通潤橋の約6キロ上流部、山都町小笹地区にある。笹原川を流れる川を野尻・小笹地区と、通潤地区(通潤橋方面)とに流れる水量を水田の面積に応じて公平に分配するために造られた。この工事は昭和31年に現代土木工学による円形分水法として設計された。水の紛争がこの円形分水によって解決された。約500m上流の取り入れ口から流れてきた水は、中心の円筒1.5mから、内径6.3mの円に水が溢れ出る。

水を公平に分配するというのは非常に重要だったのだろう.この円形分水では,水を2つの地域に7:3の割合で分けるようになっているが,単純ながら実にうまくできている.これもまた素晴らしい技術だ.

円形分水
円形分水

円形分水
円形分水

こうして,通潤橋の放水と円形分水を見学して,いざ高千穂へ.

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