11月 192013
 

11月17日(日)に,滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの大ホール(1848席)にて「滋賀県立石山高等学校創立50周年記念式典」が,続いて琵琶湖ホテルにて「滋賀県立石山高等学校創立50周年記念祝賀会」が開催された.びわ湖ホールは今年オープン15周年を迎えた滋賀県随一の劇場で,実に盛大な式典だった.

  • 【第1部】記念コンサート
    三浦一馬と京都フィルハーモニー室内合奏団
  • 【第2部】記念式典
  • 【第3部】記念講演
    「幾多の出会いに感謝しつつ,自分流の社会貢献を志す」
    加納学 京都大学大学院情報学研究科 教授(石山高等学校 第23回卒業生)
  • 【第4部】記念祝賀会

第1部は,バンドネオン奏者である三浦一馬氏と京都フィルハーモニー室内合奏団とによるコンサートで,久しぶりに素晴らしい音楽を聴かせていただいた.コンサート前半がタンゴ,後半がシネマ音楽で,ジェラシー,リベルタンゴ,ブエノスアイレスの冬,uno,フーガと神秘,現実との3分間,ラ・クンパルシータ,ブルータンゴ,(休憩),風と共に去りぬ,エデンの東,ミッションインポッシブル,ニューシネマパラダイス,ライムライトというプログラム(どれか一曲が変更になっていたはずだが覚えていない)だった.

“三浦一馬と京都フィルハーモニー室内合奏団@記念式典”
三浦一馬と京都フィルハーモニー室内合奏団@記念式典

第2部は記念式典で,粛々と進行.来賓として滋賀県議会議長から挨拶があり,場数を踏まれているからだろうが,とても上手だと感じた.また,来賓の県議会議員8名のうち5名が女性で,女性率の高さに驚いた.近年,大学でも女性研究者を増やせと言われるが,その前に女子学生を増やす必要がある.というわけで,女子高校生の皆さん,是非京都大学工学部へ来て下さい.この記念式典で一番感心したのが生徒代表挨拶だ.1800人の聴衆を相手に,実に堂々とした生徒会長(女子生徒)からの挨拶で素晴らしかった.

久しぶりに国歌や校歌も歌ったが,県内唯一の音楽科を擁する石山高校だからか,ホールの音響が良いからか,素晴らしかった.先生方も感心されていた.

“滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの大ホール”
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの大ホール

第3部は記念講演で,石山高校の一卒業生として,「幾多の出会いに感謝しつつ,自分流の社会貢献を志す」という演題で講演させていただいた.創立50周年という記念の場で講演するのが私で大丈夫かと思いつつも,これほど光栄なことはなく,在学中に大変お世話になった母校への恩返しができるならということで,校長先生からの依頼を引き受けさせていただいた.

講演内容については別の機会に紹介するつもりだが,記念式典の記念講演という堅い場なのに魔法少女ネタ(ヴァルプルギスの夜vsほむら)を挿入したりして大丈夫かと心配していたが,講演を聴いてくれた在校生から「めっちゃ面白かったです」など好意的なメンションをもらい,ミッション成功だと満足しつつ京都へ戻った.それにしても,ツイッターの威力は凄い.

“記念講演@石山高等学校創立50周年記念式典(友人撮影)”
記念講演@石山高等学校創立50周年記念式典(友人撮影)

第4部は,会場を琵琶湖ホテルに移して石山高等学校創立50周年記念祝賀会が催された.祝賀会のオープニングは,石山高校卒業生でもある歌手(メゾソプラノ)の福嶋あかねさんとピアニストの松田千夏さんによるコンサートだった.同じテーブルに座っていた学校関係者も言っておられたが,祝賀会に卒業生である歌手とピアニストが来てくれるとか,音楽科がある高校というのはやはり格別だ.

“開会コンサート@石山高等学校創立50周年記念祝賀会”
開会コンサート@石山高等学校創立50周年記念祝賀会

プログラムは,ハバネラ(G.ビゼー),野バラ(F.P.シューベルト),この道(山田耕筰),学生時代(平岡精二),糸(中島みゆき).石山高校が創立50周年ということで,50年前に流行していた歌を調べてみると「学生時代」だったそうだ.また,最後の歌には,色々なご縁に感謝して「糸」を選びましたというコメントがあった.これもまた素晴らしい.

“石山高等学校創立50周年記念祝賀会の設営”
石山高等学校創立50周年記念祝賀会の設営

記念式典では,高校3年のときにお世話になった担任の先生と話をすることができ,また,記念式典終了後には,高校1年のときにお世話になった担任の先生が楽屋まで来て下さり,久しぶりにお会いすることができた.お二人には私の成長を喜んでいただけて,本当によかった.でも,私が卒業して20年以上経つのだから当然だとはわかっているが,年を取られたものだ.担任の先生方の他にも,先生や先輩から良い講演だったと声をかけていただき,一卒業生としての役目を何とか果たせたかなと安堵している.

記念式典や記念祝賀会の事前準備や当日の運営では多くの方々にお世話になりました.個別にご挨拶できませんでしたが,ありがとうございました.

そして,石山高校生へ.講演を聴いてくれて,ありがとう.自由な石山での高校生活を満喫して下さい.ただし,自分で自分の可能性に限界を設けないこと.私には無理とか,そういう発想をする必要なんて何もないのだから.夢を掲げて,やりたいことを決めて,突き進んで下さい.

  2 Responses to “滋賀県立石山高等学校創立50周年記念式典と記念祝賀会”

  1. 御講義ありがとうございました。とてもメッセージ性のある内容でおもしろい講義でした。

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