3月 082014
 

3月1日.応募&当選したANA力ード会員限定企画「ヒコーキ写真セミナーとANA整備工場見学会」に参加した.平日の「整備工場見学会」は一般の人でも申込みさえすれば参加できる.ANA力ード会員限定企画では,機体整備場の見学会に加えて,プレミアムクラスの昼食(機内で注文すると1800円)とその他のイベントがセットになっている.今回は,プロの航空機写真家による「ヒコーキ写真セミナー」がセットされていた.

私も,そして一緒に参加した長男(小学生)も,特にカメラや写真に興味があるわけではないため,整備工場見学だけでも良かったのだが,実際に参加してみると,世界中の風変わりな空港や飛行機を紹介してもらえて,「ヒコーキ写真セミナー」はとても面白かった.長男は「別に面白くなかった」と言っていたが...

“ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学”
ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学

京都から早朝の新幹線で品川まで行き,そこから浜松町を経由して,東京モノレールで新整備場駅へ.実は,前日まで東京出張だったが,長男を移動させるために京都に戻り,再度東京へと向かうことになった.非常に無駄な行動をしている.

新整備場駅からメンテナンスビルへはバスで移動する.これも会員限定イベントのみで,一般向けの見学会ではメンテナンスビルが集合場所になるようだ.

“ANAガンダムが出迎え@メンテナンスビル”
ANAガンダムが出迎え@メンテナンスビル

メンテナンスビルではブルーのANAガンダムがお出迎え.講堂でインストラクションを受けた後,整備工場(ANA機体メンテナンスセンター)へ.

初めて足を踏み入れたANA機体メンテナンスセンターはとにかく広かった.それもそのはずで,ANA機体メンテナンスセンターの面積は23000平方メートルもあり,東京ドームのグラウンド(13000平方メートル)の約1.8倍もあるそうだ.

“広大なANA機体メンテナンスセンター”
広大なANA機体メンテナンスセンター

講堂での説明で,プロ航空機写真家のお二人が「今回の見学はお得ですよ!シアトルから羽田に来たばかりで,まだ就航していないボーイング787の最新型JA828Aがあります.それにボーイング777とボーイング767も」と話されていた通り,ピカピカのJA828AがANA機体メンテナンスセンターにあった.

これまでのボーイング787は機体に787という数字がデカデカとペイントされているが,新型のJA828Aにはそのペイントがない.

“ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学”
ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学

ボーイング787と777や767の違いはどこか.外見上の違いで分かりやすいのは,操縦席の窓の数だろう.787には窓が4枚しかないのに対して,777や767には窓が6枚ある.

“ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学”
ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学

機体にはJA828Aの文字がペイントされている.

世の中には,スポッターと呼ばれる人達がいる.スポッターは飛行機の真横からの写真のみを集める航空機写真愛好家で,機体番号が写真に写っていることが重要なのだそうだ.さらには,写真も撮らずに,ひたすら機体番号をメモするスポッターもいるらしい,イギリスでは,スポッティングは紳士の趣味で,ネクタイをした人がひたすら番号をメモしていたりするそうだ.

なお,機体番号は所有航空会社が変わっても変わらないので,機体の一生を追跡できる.

“ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学”
ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学

真後ろから見ても,機体がシュッと細いことがわかる.これも787の特徴であるらしい.

“ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学”
ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学

“ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学”
ボーイング787最新型828A@ANA機体整備場見学

ボーイング777は整備用の足場(?)に包囲されていて,その全貌を確認することはできなかった.それでも,いや,だからこそ,整備されている感があって良かった.とにかく機体が長い.

“ボーイング777@ANA機体整備場見学”
ボーイング777@ANA機体整備場見学

“ボーイング777@ANA機体整備場見学”
ボーイング777@ANA機体整備場見学

ボーイング767の先端は,最新鋭の787に比べて,随分と丸みを帯びている.そう言えば,新幹線も新型になるにつれて,空気抵抗を減らすために先端が延びているので,似たような進化を遂げているのだろう.

“ボーイング767@ANA機体整備場見学”
ボーイング767@ANA機体整備場見学

今回は整備中だったため,空港ではなかなか見ることができない「操縦席の窓が開いた状態」を見学することができた.左右に3枚ずつ,合計6枚ある窓のうち,2つがパイロットの脱出用に開閉できるようになっている.開いた窓を通して整備士が見えた.

“ボーイング767@ANA機体整備場見学”
ボーイング767@ANA機体整備場見学

機体整備場見学会の後,メンテナンスビルに戻り,プレミアムクラスの昼食をいただいた.

その後,バスで羽田空港国内線第1ターミナルに移動し,ギャラクシーホールで,プロの航空写真家による「ヒコーキ写真セミナー」に参加した.講師はルーク・オザワ氏とチャーリィ古庄氏.

色々と楽しい話を聞かせていただいたが,航空機写真の難しさもよく伝わってきた.「飛行場に行けば写真は撮れるんですよね」とよく言われるが,「そんなわけはない!」とのこと.少し考えればわかることだが,一年中快晴なんてことはない.飛行機も24時間ずっと飛び続けているわけではない.

綺麗な夕焼けを撮影したとしても,それはただの風景写真であって,そこに都合良く飛行機が来てくれるわけではない.成田空港は桜で有名だが,見事に晴れるのはせいぜい一日だけ.遙か遠い国へ写真を撮りに行っても,全く撮影できず,諦めて帰国しなければならないこともあるという.しかし,そういう難しさが航空機写真の面白さでもあり,最高の一枚が撮れたときの感動を体験すると,やめられなくなるそうだ.

15時前に現地解散.羽田空港で遊んだり食事をしたりして,19時のフライトで羽田空港から伊丹空港に向かい,22時頃,京都の自宅に到着した.楽しい一日だった.

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