7月 052015
 

中国江蘇省無錫(Wuxi:うーしー)の江南大学(Jiangnan University)で開催された国際ワークショップは,当初,2日間ということだったが,そして確かに2日間だったが,初日は中国語だということで,先に現地入りした外国人部隊3名は別メニューとなった.初日は,プロセス制御関係の研究者が集って,研究発表だけでなく,大型予算獲得に向けた相談などもしていたようだ.

外国人部隊3名は,午前中,School of Internet of Things (IoT) Engineeringの学部生と話をした.「学生とディスカッション」と聞いていたので,大学院生と研究の話をするのかと思っていたが,全く違った.会議室に入ると,ズラリと学生が並んでおり,みんな学部生だという.学年はバラバラだ.担当教員が司会をしてくれて,学生代表の4名が自己紹介と大学生活紹介をしてくれた.学生交換プログラムの話が多く,台湾や香港の大学に10日間ほど滞在した経験のある学生は多いようだった.中にはアメリカ等に行く学生もいるが,当然ながら費用が高いので,人数は限られるらしい.

“学部生との懇談@江南大学”
学部生との懇談@江南大学

学生4名の発表の後は,質疑応答と歓談の時間になったのだが,学生から留学についての質問が出ると,Univ. of Albertaの教授もUniv. of British Columbiaの教授も真剣に「我々は優秀な留学生を確保するために様々な取り組みをしている」とアピールしていた.取り組みの1つはもちろん資金援助だ.非常にcompetitiveではあるが,UofAやUBCに留学を希望している学生にはチャンスがあるという.JSPSの奨学金も非常に魅力的だと思うが,良い学生を確保するためには,より積極的に勧誘する必要があると感じた.中には日本に興味を持ってくれている学生もいて,そのような学生を取りこぼさないようにすることはもちろん,本当に優秀な学生が日本を留学先として考えてくれるようにアピールする必要があるだろう.今回は,プロセス制御分野の日本代表という位置づけで私が招待してもらったわけだが,中国の大学は,海外の著名研究者をバンバン招聘しており,その研究者が優秀な学生をリクルートしている.近年,日本の大学も留学生の勧誘に積極的になってきたが,国際的な競争は激しさを増している.

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