8月 312015
 

イタリア屈指の絵画館として知られるブレラ絵画館(Pinacoteca di Brera)ですが,ルネサンス期の宗教画ばかりなので,宗教画があまり好きではない人には,フィレンツェのウフィッツィ美術館と比べられてもなぁという感じでしょう.私はそんな1人です.と言いつつ,ここも2度目の訪問です.

“ブレラ絵画館@ミラノ”
ブレラ絵画館@ミラノ

ブレラ絵画館はブレラ美術大学附属の絵画館で,その建物は元々17世紀にイエズス会の教育施設として建造されたそうです.

“ラファエロの「マリアの結婚」@ブレラ絵画館”
ラファエロの「マリアの結婚」@ブレラ絵画館

1時間ほどでザッとコレクションを見た後,大学の建物を奥へ進むと,雰囲気の良い裏手の通路に出ました.

“ブレラ美術大学の裏手?@ミラノ”
ブレラ美術大学の裏手?@ミラノ

煉瓦の塀に沿って右手に進むと,突き当たりに,ブレラ美術大学附属のブレラ植物園がありました.

“ブレラ美術大学附属のブレラ植物園@ミラノ”
ブレラ美術大学附属のブレラ植物園@ミラノ

とても雰囲気の良い庭園になっています.

“小さいが雰囲気の良いブレラ植物園@ミラノ”
小さいが雰囲気の良いブレラ植物園@ミラノ

“小さいが雰囲気の良いブレラ植物園@ミラノ”
小さいが雰囲気の良いブレラ植物園@ミラノ

思い掛けず出会ったブレラ植物園を見学した後,急いで集合場所のドゥオーモ広場へ.

8月 312015
 

国際会議IEEE EMBCの最終日は昼過ぎまでだったので,午後から観光と買い物へ.最初に向かったのはスフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)です.

“スフォルツェスコ城@ミラノ”
スフォルツェスコ城@ミラノ

城の手前のカステッロ広場には,ミラノ万博関連の白い建物が並んでいました.とにかく暑いので,噴水で涼んでいる人もいます.

“カステッロ広場の噴水とスフォルツェスコ城”
カステッロ広場の噴水とスフォルツェスコ城

スフォルツェスコ城は,元々14世紀にヴィスコンティ家の居城として建てられ,その後15世紀にスフォルツァ家が城塞として改築したそうです.その建築には,レオナルド・ダ・ヴィンチやブラマンテも携わったといいます.

“スフォルツェスコ城の中庭@ミラノ”
スフォルツェスコ城の中庭@ミラノ

正面の塔をくぐると,回廊に囲まれた広い中庭があります.その美しい中庭には,ミラノ市内のあちこちで見掛ける水飲み場もあります.鳩が必死に水を飲んでいました.

“ミラノ市内のあちこちにある水飲み場がスフォルツェスコ城の中庭にも”
ミラノ市内のあちこちにある水飲み場がスフォルツェスコ城の中庭にも

さらに奥へと進むと,スペインのアルハンブラ宮殿を思わせる中庭があります.建物の色もここだけ随分と異なります.

“アルハンブラ宮殿を思い起こさせる中庭@スフォルツェスコ城”
アルハンブラ宮殿を思い起こさせる中庭@スフォルツェスコ城

今回は,スフォルツェスコ城内にある美術館や博物館は見学せず,そのまま城を突き抜けて,センピオーネ公園へ.

“広大なセンピオーネ公園@ミラノ”
広大なセンピオーネ公園@ミラノ

遠くに平和の門が見えます.スフォルツェスコ城と平和の門に挟まれて,広大なセンピオーネ公園があります.緑豊かな公園では,水着姿で芝生に寝そべって肌を焼いている人もたくさんいました.

“広大なセンピオーネ公園@ミラノ”
広大なセンピオーネ公園@ミラノ

なるべく日向を避けるようにして,センピオーネ公園内を歩いた後,ブレラ地区へ.

8月 312015
 

ミラノを代表する建築物と言えば,ゴシック様式のドゥオーモ(Duomo)でしょう.市の中心に位置し,とにかく目立ちます.ドゥオーモの建築が始まったのは1386年,当時のミラノ公ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命によるといいます.

“壮麗なゴシック建築のドゥオーモ@ミラノ”
壮麗なゴシック建築のドゥオーモ@ミラノ

“壮麗なゴシック建築のドゥオーモ@ミラノ”
壮麗なゴシック建築のドゥオーモ@ミラノ

もちろん,階段で屋根に登ります.これも2度目です.大聖堂への入口は正面の扉ですが,屋上への入口はドゥオーモの側面左側にあります.チケット売場は左右両方にありました.ドゥオーモには,135本の尖塔と2245体の彫像があるといいます.

“ドゥオーモの屋上へ@ミラノ”
ドゥオーモの屋上へ@ミラノ

“ドゥオーモの屋上へ@ミラノ”
ドゥオーモの屋上へ@ミラノ

“ドゥオーモの屋上@ミラノ”
ドゥオーモの屋上@ミラノ

ドゥオーモの屋根の上まで来ると,最も高い尖塔の頂に立つマリア像を近くに見ることができます.

さらに,屋上からは,ドゥオーモ広場や王宮,そしてミラノ市街を一望できます.

“ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ”
ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ

“ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ”
ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ

“ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ”
ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ

“ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ”
ドゥオーモの屋上からの眺望@ミラノ

屋上から地上へと長い階段を降りた後,一度建物の外へ出て,正面の入口からドゥオーモの中に入ります.入口では、迷彩塗装の制服に身を包んだ兵士に荷物の中身をチェックされました.全員です.

ちなみに,ノースリーブやショートパンツだと見学させてもらえないかもしれないので注意しましょう.観光客だらけだとは言っても神聖な場所です.

“広大なドゥオーモの内部@ミラノ”
広大なドゥオーモの内部@ミラノ

“広大なドゥオーモの内部@ミラノ”
広大なドゥオーモの内部@ミラノ

ドゥオーモの全面にあしらわれたステンドグラスも圧巻です.

“ドゥオーモのステンドグラス@ミラノ”
ドゥオーモのステンドグラス@ミラノ

“ドゥオーモのステンドグラス@ミラノ”
ドゥオーモのステンドグラス@ミラノ

地下の宝物庫も見学できます.

“ドゥオーモの地下にある宝物庫@ミラノ”
ドゥオーモの地下にある宝物庫@ミラノ

“ドゥオーモの地下にある宝物庫@ミラノ”
ドゥオーモの地下にある宝物庫@ミラノ

“夜のドゥオーモ@ミラノ”
夜のドゥオーモ@ミラノ

ライトアップされる夜のドゥオーモも非常に美しいですね.

8月 312015
 

ミラノの観光と言えば,サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)の食堂の壁に描かれた,レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は必見でしょう.この壁画は,1495年から3年をかけて描かれたそうです.

“サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会@ミラノ”
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会@ミラノ

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の見学には予約が必要なので,ミラノを訪問する日程が決まったら,インターネットで予約しておきましょう.チケットが完売していても,どうやらキャンセルが出ることも少なくないようなので,諦めずにチェックするといいと思います.

“レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の受付@ミラノ”
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の受付@ミラノ

今回,私は2度目の見学でした.厳重な監視体制の下,完全交代制で1組15分間,「最後の晩餐」の描かれた部屋に入ります.写真撮影は禁止です.15分間見学した後,ギフトショップで買い物をしました.その後,サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の中に入りました.美しい教会です.

“サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の内部”
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の内部

“サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の懺悔室”
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の懺悔室

“サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会@ミラノ”
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会@ミラノ

それにしても,この「最後の晩餐」といい,科学技術博物館といい,レオナルド・ダ・ヴィンチただ1人でイタリアの国家財政にどれだけ貢献していることかと思います.天才恐るべし.

8月 312015
 

聖アンブロージョ(Sant’Ambrogio)が4世紀末に創建したという,ミラノで最も古い教会が,サンタンブロージョ教会(Basilica di Sant’Ambrogio)です.レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館や「最後の晩餐」で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の近くにあります.

“サンタンブロージョ教会@ミラノ”
サンタンブロージョ教会@ミラノ

“サンタンブロージョ教会@ミラノ”
サンタンブロージョ教会@ミラノ

8月 312015
 

みんなエンジニアですから,ミラノで最初に訪れたのが,ドゥオーモでもブレラ絵画館でもモンテナポレオーネ通りでもなく,レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館(Museo Nazionale della Scienza e della Tecnica, Leonardo da Vinci)です.

“模型@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館”
模型@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館

レオナルド・ダ・ヴィンチの生誕500年を記念して作られた博物館は,元々は修道院だったそうです.入口は「本当にここでいいのか?」と思うくらい小さくて地味です.

“レオナルドダヴィンチ科学技術博物館@ミラノ”
レオナルドダヴィンチ科学技術博物館@ミラノ

レオナルド・ダ・ヴィンチが発明・設計した数多くの工学作品の模型が展示してあります.人間の解剖図もあります.

“模型@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館”
模型@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館

“解剖図@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館”
解剖図@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館

“解剖図@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館”
解剖図@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館

“レオナルド・ダ・ヴィンチが発明・設計した工学作品や解剖図が並ぶ廊下”
レオナルド・ダ・ヴィンチが発明・設計した工学作品や解剖図が並ぶ廊下

レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館という名前の通り,レオナルド・ダ・ヴィンチにまつわるモノだけが展示してある博物館だと思っていましたが,完全に予想を裏切られました.科学技術博物館の名にふさわしく,質・量ともに凄まじい展示品があります.とても1時間や2時間ですべてを見てまわることはできません.

“ALFA
ALFA ROMEO 8C 2300@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館

“蒸気機関車@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館”
蒸気機関車@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館

“航空機@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館”
航空機@レオナルドダヴィンチ科学技術博物館

BIANCHI 8HP(1903年),ALFA ROMEO 8C 2300(1932年),BISILURO DAMOLNAR(1955年)が陳列してある部屋があるばかりか,製鉄,通信,宇宙など様々な展示スペースがあり,さらに,蒸気機関車,航空機,船舶など,イタリアの科学技術史に触れることができます.

“レオナルドダヴィンチ科学技術博物館の中庭@ミラノ”
レオナルドダヴィンチ科学技術博物館の中庭@ミラノ

修道院だったというだけのことはあり,美しい中庭もあります.レオナルド・ダ・ヴィンチに興味のある人はもちろん,科学技術全般に興味がある人にも訪れる価値のある博物館です.そのわりに,ギフトショップはいまいちでした.