種子島にある製糖工場や西之表市役所の方々と共に研究に取り組むことになり,2月はじめの2日間,生まれて初めて,種子島を訪れた.南国のイメージを持って出掛けたのだが,普通に寒かった.まったく普通に寒かった.今年は沖縄で降雪が観測されたくらいだから,特別だ.ただ,この寒さのせいで,サトウキビにも被害が出ているという.
種子島で栽培されているサトウキビから砂糖を作る製糖工場を見学させていただいた後,西之表市役所へ.西之表市の長野市長と面会し,西之表市やそこでの取り組みについて懇談させていただいた.最後に,市長室で写真撮影をしたが,広報用とのことで,書架の前にサッと市松模様の背景セットが用意されて,「なるほど.こうなっているのか」と妙に感心した.
市長室で広報用写真撮影@種子島
西之表市役所に近いホテルに宿泊し,夜は,市役所職員の方々と懇親させていただく.「井元」というお店だが,海の幸いっぱいの超豪華な食事だ.旭蟹(赤色のカブトガニみたいなの)は初めていただいた気がするが,とても美味しかった.
超豪華な食事@種子島
さらに,伊勢エビも登場.触覚が威勢良く動く.身をいただいた後の伊勢エビは味噌汁に.
動く伊勢エビ@種子島
伊勢エビの味噌汁@種子島
デザートにアイスクリームが出てきたのだが,このアイスクリームが普通ではない.容器も中身も普通でない.なんと,種子島産の安納芋の焼き芋がゴロンと入った安納芋のアイスクリームだ.当然ながら,このアイスクリームをいただくのも初めてだ.
種子島安納芋黄金アイス・プレミアムアイス
種子島安納芋黄金アイス・プレミアムアイス
この種子島安納芋黄金アイスクリームが美味しかったので,種子島こだわりアイスのセット6種類12個入りを自宅に宅配した.
自宅に宅配した種子島こだわりアイス
西之表市の皆様,ありがとうございました.
種子島にネットを見る人が居ないとでも思っているのだろうか?
接待で御馳走を出すほど西之表市は裕福ではないし、この記事は本当だろうかと耳(目)を疑うほどの出来事だ。貧困、過疎、高齢化、沈没寸前でかろうじて地方交付税で生き延びている中で、裕福なのは役場の職員と某病院の関係者だけ。
何のための研究か知らないが、島民の誰も見たことのない御馳走を、島の観光宣伝のためと言うわけだろうが、これみよがしにネットに載せるのは、死にかけても病院にも行けない貧しい
老いた父母や親戚をもつ出郷者から見ると、島内にも甘い汁を吸うひとがいるのだなあとしか映らない。