6月 102016
 

土曜日の夕方にトロンハイムに到着した.町を散策した後,ノルウェーでの最初の食事場所に選んだのは,イタリアンレストランのTULLA FISCHER.トロンハイムの中心にある広場に面した店で,宿泊しているホテルQuality Hotel Augustinからも近い.

店の外にあるメニューを見ても,ノルウェー語のみのため詳細はわからない.それでも,ピザとパスタの種類が豊富であることと,肉料理と魚料理があることはわかった.価格もそれほど高くはなかったので,ここに決めた.

トロンハイム中心の広場に面したイタリア料理店Tulla Fischer
トロンハイム中心の広場に面したイタリア料理店Tulla Fischer

とりあえずのビールは,地元トロンハイムのビールDAHLS.寒くてワインが作れないノルウェーでは,ビールが人気のようで,スーパーマーケットでもノルウェー産のビールがたくさん売られている.DAHLSはピルスナーなので,飲みやすい普通な感じのビールだ.

ドリンクと一緒にパンが出てくる.このパンも美味しいが,調子に乗ってパンに手を出すと,メイン料理が食べられなくなるので要注意だ.

トロンハイムの地ビールDAHLSで乾杯@Tulla Fischer
トロンハイムの地ビールDAHLSで乾杯@Tulla Fischer

ノルウェーでの最初の晩餐なので,しっかりした魚料理か肉料理にしようと思うものの,ノルウェー語で書かれたメニューを見てもサッパリわからない.そこで,ウェートレスのお姉さんにメニューに載っている料理の説明をお願いした.とても親切に丁寧に説明してくれ,わからないことについては他の人に確認してくれた.トロンハイムには5泊したので,いくつものレストランに行ったが,どこでも店員さんはとても親切だった.チップをもらうわけではないので,そういう対応が普通なのだろう.とても良い印象を持った.

美味しくてボリューム満点のオッソブッコ(牛肉の煮込み)@Tulla Fischer
美味しくてボリューム満点のオッソブッコ(牛肉の煮込み)@Tulla Fischer

迷った末に私が注文したのはオッソブッコ.牛肉の煮込み料理だ.柔らかく煮込まれたビーフの量も多く,マッシュポテトもドカンと盛られていて,ボリュームは満点だ.同行者が注文したピザも驚くほどの大きさで,ノルウェーの一皿は量が多いことを確認した.この時点ではN=1だが,確かに量が多い.

巨大なピザ@Tulla Fischer
巨大なピザ@Tulla Fischer

トロンハイム最後の夜.ノルウェー料理を食べようと跳ね橋のエリアに行ってみたものの,高評価の店は予約で一杯だった.さらに,鯨肉も食べられるシーフードレストランにも行ってみたが,ここも予約で一杯だった.水曜日の夜なので,特に混雑するような日でもないはずだが,人気店に行くなら予約は必要のようだ.

結局,町の中心部に戻ってきて,最初の晩餐と同じイタリアンレストランTulla Fischerに行くことにした.ここもお客さんが多かったが,満席ではなかったため,すぐに案内してもらえた.テーブルに着き,ビールを注文する.今回は,ノルウェーの生ビール.最初に注文したビールはなかったので,それとは違うビールだが,名前は覚えていない.ちょっと濃い感じのビールだ.

最後の晩餐もノルウェービールから@Tulla Fischer
最後の晩餐もノルウェービールから@Tulla Fischer

ノルウェーでの最後の晩餐となるだけに,魚料理にしようかと思ったが,学会のランチで大きなサーモンをいただいたので,肉のステーキを選んだ.これもボリューム満点だ.特にポテトのフライが多い.それでも,全部食べた.

200gのステーキだがポテトが量で圧倒@Tulla Fischer
200gのステーキだがポテトが量で圧倒@Tulla Fischer

みんなでキャンティ・クラシコ(赤ワイン)も飲んだ.もちろん,デザートを食べるほどの余裕はない.

イタリア料理店Tulla Fischerの店内
イタリア料理店Tulla Fischerの店内

最初の晩餐と最後の晩餐が同じ店だったことから明らかだが,町の中心部にあって,美味しくて,高くもないレストランなので,ノルウェー料理ではないけれども,トロンハイムでどのレストランにしようかと迷ったときにはお勧めだ.

6月 102016
 

国際会議IFAC DYCOPS-CAB 2016に参加するため,ノルウェーのトロンハイムまで来た.初めてのノルウェー訪問だ.

ノルウェー第3の都市であるトロンハイムは,中世にはノルウェーの首都として栄えたそうだ.

土曜日の夕方にコペンハーゲンからのフライトで到着した後,日曜日夕方のレセプションまで散策するなどした.コペンハーゲンは最高気温が25℃を超え,想像を遙かに超える暑さだったが,オスロよりも遙かに北に位置するトロンハイムは涼しく,過ごしやすかった.

“聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王が立つ広場@トロンハイム"
聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王が立つ広場@トロンハイム

トロンハイムの町の中心は,聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王の銅像が立つ広場だ.広場の中心で目立っている.写真では,右端にニーダロス大聖堂,左端に教会がある.

“中世の倉庫が川岸に並ぶニデルヴァ川@トロンハイム"
中世の倉庫が川岸に並ぶニデルヴァ川@トロンハイム

トロンハイムの中心部はニデルヴァ川に取り囲まれている.跳ね橋(Gamle Bybro)がかかるあたりには中世の倉庫が建ち並び,良い雰囲気を醸し出している.

トロンハイム風川床?
トロンハイム風川床?

トロンハイムは歩いてまわれるほどの小さな町だが,中心部にはレストランやショップも多く,緑にも恵まれていて,とても良い感じの町だ.

ニデルヴァ川沿いのトロンハイムの町並み
ニデルヴァ川沿いのトロンハイムの町並み

とりあえず,トロンハイムの町を一望してみようと,丘の上にあるクリスチャン要塞に向かった.クリスチャン要塞は1676年から1682年にかけて建造されたそうで,城壁の中にポツンと白い建物が建っている.この建物はトロンハイムの町の至るところから見える.

丘の上にあるクリスチャン要塞@トロンハイム
丘の上にあるクリスチャン要塞@トロンハイム

クリスチャン要塞の城壁にそって,いくつもの大砲が置かれている.

クリスチャン要塞の大砲@トロンハイム
クリスチャン要塞の大砲@トロンハイム

丘の上にあるクリスチャン要塞からは,トロンハイムの町を一望できるが,やや木に視界を遮られてしまう.高いところから町を見下ろすなら,ニーダロス大聖堂の尖塔に登るのがよいかもしれない(実際に行った).あるいは,町外れの電波塔の回転レストランに行ってみるのもよいかもしれない(行ってはいない).

丘の上にあるクリスチャン要塞からトロンハイム市街を一望
丘の上にあるクリスチャン要塞からトロンハイム市街を一望

クリスチャン要塞につづく道沿いには,戸建ての家が並んでいる.ショップやレストランが軒を連ねる中心部とは違って,のどかな雰囲気だ.それでも,歩いて数分ほどの距離しかない.

クリスチャン要塞周辺の町並み@トロンハイム
クリスチャン要塞周辺の町並み@トロンハイム

聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王の銅像が立つ,中心部の広場の近くには,王宮がある.王宮だと言われなければ王宮だとは気付かないような建物だが,北欧最大の木造建築である.

北欧最大の木造建築である王宮@トロンハイム
北欧最大の木造建築である王宮@トロンハイム

トロンハイムの中心部にはいくつかショッピングセンターがある.大学の建物もそうだが,いくつかの建物を透明な屋根で覆ったような構造になっている.

ショッピングセンター@トロンハイム
ショッピングセンター@トロンハイム

日曜日の朝には,ニデルヴァ川沿いでフリーマーケットが開かれていた.

日曜日のフリーマーケット@トロンハイム
日曜日のフリーマーケット@トロンハイム

日曜日の午後に,ニーダロス大聖堂へ.広場からムンケ通りの突き当たりに見えているのは,ニーダロス大聖堂の側面.

ニーダロス大聖堂の側面@トロンハイム
ニーダロス大聖堂の側面@トロンハイム

正面にまわると,ニーダロス大聖堂の大きさがわかる.幅50m,高さ30m,奥行き101mの堂々としたバロック様式だ.この大聖堂に祀られているのは,中世北欧文学の「サガ」に登場する聖オラヴ二世王とのこと.

ノルウェー最大のニーダロス大聖堂@トロンハイム
ノルウェー最大のニーダロス大聖堂@トロンハイム

大聖堂や司祭の館博物館に入れる共通チケットを購入したが,それでは尖塔には登れないとのことで,追加で40NOKを支払い,尖塔に登った.

尖塔には随時登れるわけではなく,30分ごと程度で,ガイドに案内されて登ることになる.登る前に,「階段は狭くて急だから,膝や心臓が悪い人は登らないように」と注意される.実際,階段と通路は無茶苦茶狭かった.フィレンツェやミラノ,パリのノートルダムなど,大聖堂の塔には登れるなら登るようにしているが,これまでで一番狭かったような気がする.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

尖塔からのトロンハイムの眺望はとてもよい.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

海に浮かぶ島も見える.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

ニデルヴァ川の向こうには,学会会場であるNTNUの荘厳な建物も見える.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

ニーダロス大聖堂の尖塔から下りた後,司祭の館博物館を見学した.遺跡などを見学できる.

司祭の館@トロンハイム
司祭の館@トロンハイム

さらに,レジスタンス博物館?を見学した.下の階には昔の武器などが飾られていて,上の階は第二次世界大戦時のナチスへの抵抗に関する展示になっていた.

レジスタンス博物館?の展示品@トロンハイム
レジスタンス博物館?の展示品@トロンハイム

コペンハーゲンもそうだったが,トロンハイムも自転車道がしっかり整備されている.そして,通勤・通学時間帯には自転車の数が凄い.マウンテンバイクが特に目立つ.

整備された自転車道@トロンハイム
整備された自転車道@トロンハイム

週末は天気が良く暖かったので,ニデルヴァ川沿いの公園では,多くの人が日光浴をしていた.

ニデルヴァ川沿いでひなたぼっこする人達@トロンハイム
ニデルヴァ川沿いでひなたぼっこする人達@トロンハイム

半日あれば町のほとんどをまわれるくらいの小ささで,緑も町も綺麗で,治安も良く,美味しいレストランも多く,とても良い感じだ.夏は日が長いというか,深夜でも暗くならないので,早朝から夜まで活動できる.今回のように夏に数日滞在するには,トロンハイムは良いところだろう.