6月 102016
 

国際会議IFAC DYCOPS-CAB 2016に参加するため,ノルウェーのトロンハイムまで来た.初めてのノルウェー訪問だ.

ノルウェー第3の都市であるトロンハイムは,中世にはノルウェーの首都として栄えたそうだ.

土曜日の夕方にコペンハーゲンからのフライトで到着した後,日曜日夕方のレセプションまで散策するなどした.コペンハーゲンは最高気温が25℃を超え,想像を遙かに超える暑さだったが,オスロよりも遙かに北に位置するトロンハイムは涼しく,過ごしやすかった.

“聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王が立つ広場@トロンハイム"
聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王が立つ広場@トロンハイム

トロンハイムの町の中心は,聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王の銅像が立つ広場だ.広場の中心で目立っている.写真では,右端にニーダロス大聖堂,左端に教会がある.

“中世の倉庫が川岸に並ぶニデルヴァ川@トロンハイム"
中世の倉庫が川岸に並ぶニデルヴァ川@トロンハイム

トロンハイムの中心部はニデルヴァ川に取り囲まれている.跳ね橋(Gamle Bybro)がかかるあたりには中世の倉庫が建ち並び,良い雰囲気を醸し出している.

トロンハイム風川床?
トロンハイム風川床?

トロンハイムは歩いてまわれるほどの小さな町だが,中心部にはレストランやショップも多く,緑にも恵まれていて,とても良い感じの町だ.

ニデルヴァ川沿いのトロンハイムの町並み
ニデルヴァ川沿いのトロンハイムの町並み

とりあえず,トロンハイムの町を一望してみようと,丘の上にあるクリスチャン要塞に向かった.クリスチャン要塞は1676年から1682年にかけて建造されたそうで,城壁の中にポツンと白い建物が建っている.この建物はトロンハイムの町の至るところから見える.

丘の上にあるクリスチャン要塞@トロンハイム
丘の上にあるクリスチャン要塞@トロンハイム

クリスチャン要塞の城壁にそって,いくつもの大砲が置かれている.

クリスチャン要塞の大砲@トロンハイム
クリスチャン要塞の大砲@トロンハイム

丘の上にあるクリスチャン要塞からは,トロンハイムの町を一望できるが,やや木に視界を遮られてしまう.高いところから町を見下ろすなら,ニーダロス大聖堂の尖塔に登るのがよいかもしれない(実際に行った).あるいは,町外れの電波塔の回転レストランに行ってみるのもよいかもしれない(行ってはいない).

丘の上にあるクリスチャン要塞からトロンハイム市街を一望
丘の上にあるクリスチャン要塞からトロンハイム市街を一望

クリスチャン要塞につづく道沿いには,戸建ての家が並んでいる.ショップやレストランが軒を連ねる中心部とは違って,のどかな雰囲気だ.それでも,歩いて数分ほどの距離しかない.

クリスチャン要塞周辺の町並み@トロンハイム
クリスチャン要塞周辺の町並み@トロンハイム

聖オラヴ・トリィグヴァソン一世王の銅像が立つ,中心部の広場の近くには,王宮がある.王宮だと言われなければ王宮だとは気付かないような建物だが,北欧最大の木造建築である.

北欧最大の木造建築である王宮@トロンハイム
北欧最大の木造建築である王宮@トロンハイム

トロンハイムの中心部にはいくつかショッピングセンターがある.大学の建物もそうだが,いくつかの建物を透明な屋根で覆ったような構造になっている.

ショッピングセンター@トロンハイム
ショッピングセンター@トロンハイム

日曜日の朝には,ニデルヴァ川沿いでフリーマーケットが開かれていた.

日曜日のフリーマーケット@トロンハイム
日曜日のフリーマーケット@トロンハイム

日曜日の午後に,ニーダロス大聖堂へ.広場からムンケ通りの突き当たりに見えているのは,ニーダロス大聖堂の側面.

ニーダロス大聖堂の側面@トロンハイム
ニーダロス大聖堂の側面@トロンハイム

正面にまわると,ニーダロス大聖堂の大きさがわかる.幅50m,高さ30m,奥行き101mの堂々としたバロック様式だ.この大聖堂に祀られているのは,中世北欧文学の「サガ」に登場する聖オラヴ二世王とのこと.

ノルウェー最大のニーダロス大聖堂@トロンハイム
ノルウェー最大のニーダロス大聖堂@トロンハイム

大聖堂や司祭の館博物館に入れる共通チケットを購入したが,それでは尖塔には登れないとのことで,追加で40NOKを支払い,尖塔に登った.

尖塔には随時登れるわけではなく,30分ごと程度で,ガイドに案内されて登ることになる.登る前に,「階段は狭くて急だから,膝や心臓が悪い人は登らないように」と注意される.実際,階段と通路は無茶苦茶狭かった.フィレンツェやミラノ,パリのノートルダムなど,大聖堂の塔には登れるなら登るようにしているが,これまでで一番狭かったような気がする.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

尖塔からのトロンハイムの眺望はとてもよい.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

海に浮かぶ島も見える.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

ニデルヴァ川の向こうには,学会会場であるNTNUの荘厳な建物も見える.

ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす
ニーダロス大聖堂の尖塔からトロンハイム市街を見下ろす

ニーダロス大聖堂の尖塔から下りた後,司祭の館博物館を見学した.遺跡などを見学できる.

司祭の館@トロンハイム
司祭の館@トロンハイム

さらに,レジスタンス博物館?を見学した.下の階には昔の武器などが飾られていて,上の階は第二次世界大戦時のナチスへの抵抗に関する展示になっていた.

レジスタンス博物館?の展示品@トロンハイム
レジスタンス博物館?の展示品@トロンハイム

コペンハーゲンもそうだったが,トロンハイムも自転車道がしっかり整備されている.そして,通勤・通学時間帯には自転車の数が凄い.マウンテンバイクが特に目立つ.

整備された自転車道@トロンハイム
整備された自転車道@トロンハイム

週末は天気が良く暖かったので,ニデルヴァ川沿いの公園では,多くの人が日光浴をしていた.

ニデルヴァ川沿いでひなたぼっこする人達@トロンハイム
ニデルヴァ川沿いでひなたぼっこする人達@トロンハイム

半日あれば町のほとんどをまわれるくらいの小ささで,緑も町も綺麗で,治安も良く,美味しいレストランも多く,とても良い感じだ.夏は日が長いというか,深夜でも暗くならないので,早朝から夜まで活動できる.今回のように夏に数日滞在するには,トロンハイムは良いところだろう.

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