12月 112016
 

IoTの衝撃 ― 競合が変わる、ビジネスモデルが変わる
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部, ダイヤモンド社, 2016

IoTの衝撃,人工知能

話題沸騰で、売り切れた『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』2015年4月号の特集に、経営学界の第1人者マイケル・ポーター・ハーバード・ビジネス・スクール教授の続編論文をプラスして書籍化しました。IoT(モノのインターネット)の進展で、企業経営や競争戦略はどう変わるか。ポーター教授に加えて、「日本のインターネットの父」と呼ばれる村井純・慶應義塾大学教授、アレックス・ペントランド・MITメディアラボ教授などの碩学が、第3次IT革命とその影響を徹底分析しています。

この紹介文を見て読んでみようと思い,「人工知能 ― 機械といかに向き合うか」と一緒に購入してみた.

実際に読んでみたのだが,衝撃的なほど面白くなかった.ハーバード・ビジネス・レビューなのだから,これはビジネスや経営といった観点から読むべきものであって,私のように技術的な視点を求めるのがおかしいということなのかもしれないが,そうだとしたら,この程度の文章を読んで理解した気になって語られるビジネスとは何なのかとも思う.とりあえず,ある程度IoTを知っている人なら読む必要はないと思った.

目次

第1章 IoTという新たな産業革命

  • インターネットの発展はいったんの完結を迎えた
  • IoTを実現するために乗り越えるべき2つの課題
  • IoTでサービスの概念が変わる
  • モノづくりの変革で「QIP」はどう変わるのか
  • 社会は技術とともに発展する

第2章 IoT時代の競争戦略

  • 「モノ」の本質が変化し始めている
  • ITを起点とする競争の第三波
  • 接続機能を持つスマート製品とは何か
  • 接続機能を持つスマート製品は何ができるのか
  • 業界構造の変化
  • 業界間の新しい境界と「システムの複合体」
  • 接続機能を持つスマート製品と競争優位
  • 戦略への意味合い
  • より大きな事業機会

第3章 IoT時代の製造業

  • 新製品の性能
  • メーカーの変容
  • バリューチェーンの変化
  • 組織形態への意味合い
  • 新組織への移行を実施する
  • 幅広い意味合い

第4章 GEが目指すインダストリアル・インターネット

  • デジタルがあらゆる場面で活用される時代の到来
  • 価値の創出と回収を再考する
  • GEの変革
  • GEの枠を超える
  • デジタルユビキティへのアプローチ
  • 新たな仕組みと新たなリスク

第5章 【インタビュー】データは誰のものか

  • データの収集をどこまで許すか
  • 個人データの扱いを当人の管理下に置く
  • データをかき集める戦略は結局のところ高くつく

  One Response to “IoTの衝撃 ― 競合が変わる、ビジネスモデルが変わる”

  1. 突然のコメント、失礼いたします。
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