クロスバイクの選び方6)タイヤの幅

 

クロスバイクの特徴は,はいているタイヤに左右されます.細いタイヤをはけば,ロードバイクのような軽快な走りが期待できますが,路面の凸凹を拾って,乗り心地は悪くなります.逆に,太いタイヤをはけば,マウンテンバイクのような安定した走りが期待できますが,軽快さはなくなります.

ただし,タイヤはクロスバイクを購入した後でも交換できます.そのときに,タイヤ幅も変更できるので,購入時に標準で付いているタイヤに拘りすぎる必要はありません.それでも,多くの人は最初に付いているタイヤで長く乗るでしょうから,あまりにも自分の目的とかけ離れたタイヤは避けた方が良いでしょう.

クロスバイクのタイヤは,「ホイール直径×タイヤ幅」の2つの数字で表されます.例えば,GIOS ULTIMO(ジオス・ウルティモ)2012年モデルに標準でついているのは,700×25Cというロードバイク並みに細いタイヤです.一般的なクロスバイクの場合,ホイール直径は700C(700mm),タイヤ幅は28~32C(28~32mm)が多いようです.

タイヤ幅は変更できると書きましたが,1つだけ注意すべきことがあります.それは,フレームのリアエンド幅です.マウンテンバイク寄りのクロスバイクの場合,太いタイヤ向けのホイールを付けるために,リアエンド幅が135mmになっています.一方,ロードバイク寄りのクロスバイクの場合,リアエンド幅は130mmです.リアエンド幅が135mmのクロスバイクには,細いロードバイク用のホイールを取り付けられません.具体的な例を挙げると,人気のBianchi camaleonte 4はロードバイク寄りでリアエンド幅が130mmですが,下位モデルのBianchi camaleonte 3はマウンテンバイク寄りでリアエンド幅が135mmのため,ロードバイク用のホイールをそのままはかせることができません.

ちなみに,この人気の2モデルはタイヤ幅以外の違いも大きく,camaleonte 4では,フロントフォークとシートステーに加えて,シートポストなどもカーボン製で軽量化が図られています.さらに,camaleonte 4では,シフターやディレイラーなどがロードバイク用のShimano TIAGRAで統一されており,マウンテンバイク用パーツを多く利用しているcamaleonte 3とは性格が異なります.

方向性の異なる2つのビアンキ・カメレオンテ
方向性の異なる2つのビアンキ・カメレオンテ


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