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	<title>Chase Your Dream !</title>
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	<description>夢は実現する．追い求めよう．　　by　DreamChaser</description>
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		<title>研究室卒業生へ，同じく研究室を去る私から贈る言葉</title>
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		<pubDate>Thu, 16 Feb 2012 14:14:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
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		<description><![CDATA[マックス・ウェーバーは「職業としての学問」で，「私講師や研究所助手が他日正教授や研究所幹部となるためには，ただ僥倖を待つほかはない（中略）これほど偶然によって左右される職歴はほかにないであろう．」と述べています．これは1 <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/02/16/2590'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>マックス・ウェーバーは「職業としての学問」で，「私講師や研究所助手が他日正教授や研究所幹部となるためには，ただ僥倖を待つほかはない（中略）これほど偶然によって左右される職歴はほかにないであろう．」と述べています．これは100年近く前の講演録ですが，状況は現在もそれほど変わってはいないでしょう．</p>
<p>私が今あるのは，私の実力のおかげなどではありえません．教授になれたのも，幸運に恵まれ，巡り合わせがよかったからにすぎません．もちろん，公募で採用される程度には研究業績を挙げるために，時間と労力を費やしてきました．しかし，そうだからといって，自分だけの力で教授になれたなどということはありえないわけです．</p>
<p>京都大学に入学できたのも卒業できるのも，自分の力だけでなんてことはありえません．もちろん苦労も努力もしてきたことと思います．それでも，親，家族，友人，先生，その他，自分を取り巻く諸々の環境に恵まれて，今の自分があることを忘れてはいけないでしょう．</p>
<p>就職活動は非常に厳しく，大企業の正規社員になれる人なんて，ほんの一握りしかいません．それでも，ここにいる学生の多くは，京都大学化学工学専攻という看板のおかげもあって，比較的簡単に就職を決めることができたはずです．各社において卒業生がどれだけ支援してくれたか，親や先生がどれだけ気にかけてくれたかを，決して忘れないで欲しいと思います．</p>
<p>君達は，いや私達は，それだけの幸運に恵まれているわけです．だからこそ成功してきたし，これからも成功していくでしょう．そのような幸運に感謝し，成功に伴う責任を果たさなければなりません．そのように自覚しなければならないと思うのです．それがノーブレス・オブリージです．</p>
<p>「論語」には，「命を知らざれば，以て君子たること無きなり」という孔子の言葉が記されています．天命を知れということです．吉田松陰は「君子に貴ぶ所のものは志のみ，胆のみ．胆なく志なくんば，則ち区々の才知将た何の用か之れを為さん」と言いました．頭がいいといっても，志がなければ何の意味もないということです．これからも，志を持って人生を送って下さい．</p>
<p>自分が恵まれていることを自覚し，そのことに感謝して，ノーブレス・オブリージを果たすべく，責任感のある行動によって，幸せになってもらいたい．そう願っています．</p>
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		<title>予期せぬプレゼントに感謝感激</title>
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		<pubDate>Wed, 15 Feb 2012 15:46:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
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		<description><![CDATA[昨日，今日，明日と，私の旧所属である化学工学専攻の修士論文＆卒業論文発表会です．プロセスシステム工学研究室の学生の発表は，修士は１日目，学士は２日目で終了したため，本日は打ち上げのコンパがありました．２月１日付で情報学研 <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/02/16/2586'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>昨日，今日，明日と，私の旧所属である化学工学専攻の修士論文＆卒業論文発表会です．プロセスシステム工学研究室の学生の発表は，修士は１日目，学士は２日目で終了したため，本日は打ち上げのコンパがありました．２月１日付で情報学研究科システム科学専攻に異動した私も，修了生や卒業生と共に追い出してもらいました．</p>
<p>その追い出しコンパでは，修了生と卒業生にプレゼントを贈るのが慣例になっているのですが，計らずも，私も在学生からプレゼントをもらいました．プレゼントはフォトブックなのですが，最近の写真だけでなく，桂キャンパスに移転する前，吉田キャンパス高分子別館２階に研究室があった時代の昔々の写真まで拾い集めてくれてあり，しかも，プロセスシステム工学研究室の先輩・後輩である卒業生，在校生による寄せ書きまでありました．</p>
<p>本当に感激しました．これ以上のプレゼントはありません．</p>
<p>修士課程でプロセスシステム工学研究室に配属されてから，３月末でちょうど２０年になります．この間，常に素晴らしいスタッフと学生に恵まれてきました．私がハッピー＆ラッキーな研究者生活を送って来られたのは，偏にスタッフと学生のお陰です．もちろん，数多くの共同研究を通して，企業の方々にも大変お世話になりました．このように縁のあった方々のお陰で，今の自分があります．本当にありがとうございました．</p>
<p>これから，ヒューマンシステム論分野という新しい研究室を立ち上げるわけですが，プロセスシステム工学研究室に負けない研究室を創ることが目標です．これからも引き続き，よろしくお願いします．</p>
<p>さて，この最後のコンパで，学生全員に私からの感謝の気持ちを込めて，本を贈りました．３種類あって，論語（孔子），<a href="http://blog.chase-dream.com/2008/03/08/338">武士道（新渡戸稲造）</a>，<a href="http://blog.chase-dream.com/2009/05/16/611">自省録（マルクス・アウレリウス・アントニヌス）</a>です．留学生には&#8221;Bushido:The Soul of Japan&#8221;を贈りました．いずれも流行廃りとは無縁の良書ですので，末永く座右に置いてもらえればと思っています．</p>
<p>寄せ書きを寄稿して下さった卒業生の皆様，在校生のみんな，そしてスタッフに心より感謝申し上げます．本当にありがとうございました．</p>
]]></content:encoded>
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		<title>新研究室の学生へのメール第一弾</title>
		<link>http://blog.chase-dream.com/2012/02/10/2578</link>
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		<pubDate>Thu, 09 Feb 2012 16:03:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
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		<description><![CDATA[４月になれば，新体制の下，本格的に研究室の活動を開始しますが，それまで１ヶ月以上あります． 先行き不透明な国際情勢の中で，日本の将来もかなり不安で，学生としては自分の就職のことも心配かもしれません．しかし，京都大学大学院 <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/02/10/2578'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>４月になれば，新体制の下，本格的に研究室の活動を開始しますが，それまで１ヶ月以上あります．</p>
<p>先行き不透明な国際情勢の中で，日本の将来もかなり不安で，学生としては自分の就職のことも心配かもしれません．しかし，京都大学大学院を修了して社会に出る人材が，自分のことで頭が一杯というのでは困ります．俺が社会を引っ張っていくくらいの気概を持ってもらいたいと思っています．少なくとも，企業は，単なる一社員としてではなく，将来リーダーになる人材として京大卒業生を採用したいと考えています．</p>
<p>ヒューマンシステム論分野には，その期待に応える人材を輩出する責務がありますし，そうなるように努力していきます．講義に出て単位を取って，修論卒論を仕上げればそれでＯＫというレベルでは満足しません．</p>
<p>まず，視野を広げること，自分の人生について考えることから始めましょう．そのために有効なのは，恐らく，読書です．これまで，どれくらい本を読み込んできたかは分かりませんが，これからは本を読んで下さい．そうでないと，底の浅い，しょうもない人物になりかねません．社会に出て大成するのは難しいでしょう．大学生のうちに大量に読んでおくことを勧めます．私がこれまで所属していた研究室では，学生は年５０冊読むことを目標としていました，それくらい読めば，当然，他の学生とはレベルが違ってきます．</p>
<p>お薦めの本を紹介しておきます．何から読んでいいかわからなければ，まずは，この中から選んでみて下さい．図書館で借りるなどしても良いでしょう．</p>
<p>「<a href="http://blog.chase-dream.com/bookreview/when2read">年齢別の本棚: 心から推奨する書籍</a>」</p>
<p>ここには含めていませんが，就職を控えた学生なら，<a href="http://blog.chase-dream.com/2011/04/13/1332">トーマス・フリードマンの「フラット化する世界」</a>も読むといいでしょう．日本の中だけ見ていたのでは痛い目にあうだろうことが痛感できると思います．これから諸君が勝負すべき相手は日本人ではありません．</p>
<p>まず，この春休みに，１０冊程度読んでみることを勧めます．これまで読書してこなかったのなら，それだけでも目が覚めるかもしれません．</p>
]]></content:encoded>
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		<title>情報学研究科システム科学専攻への異動について</title>
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		<pubDate>Tue, 31 Jan 2012 23:14:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
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		<description><![CDATA[本日（2012年2月1日），京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻に着任しました．ヒューマンシステム論分野という研究室を担当します． 教員として約１８年，修士課程時代も含めると約２０年もの長きにわたってお世話になった <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/02/01/2572'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>本日（2012年2月1日），京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻に着任しました．ヒューマンシステム論分野という研究室を担当します．</p>
<p>教員として約１８年，修士課程時代も含めると約２０年もの長きにわたってお世話になった化学工学専攻プロセスシステム工学研究室を離れることになりました．（1992年修士課程進学→1994年助手→2004年助教授→2007年准教授→今2012年）</p>
<p>振り返ってみれば，本当に多くの方々に支えていただいて，今の自分があることに気付かされます．家族はもちろん，同僚である大学教職員，他大学の先生方，企業の方々，学協会の方々，卒業生や在学生，等々．とても数え上げることはできそうにありませんが，中でも，２人の元ボスには心から感謝しています．</p>
<p>１人は，当時大学院生だった私に研究者としての道を示して下さった恩師です．修士課程修了直後に助手として採用していただき，論文博士制度を利用して学位を取得すると，「留学は若いうちでないと意味がない．今すぐ行け．いくらあったら足りるんだ．３００万円で足りるか．よし，それだけ研究室から出す」と言われ，学位を取得した８ヶ月後には既にアメリカで生活を始めていました．この恩師については，改めて書き留めておこうと思っています．</p>
<p>もう１人は，その恩師の後を継がれた元ボスです．全く使いものにならないばかりか，学位を取るとサッサと海外留学に行ってしまった私を忍の一字で見守って下さり，とうとう２０年です．我ながら，これほど使いにくい部下はいなかったであろうと思います．元ボスのお陰で，私は好きな研究に好きなだけ取り組むことができ，研究費に困ることもなく，抜群に優秀な学生に恵まれ，今こうして次のステップに進む機会に恵まれています．</p>
<p>実際，プロセスシステム工学研究室での教員生活は最高に快適でした．研究環境は素晴らしく，数多くの共同研究に携わり，自分たちが開発した手法のいくつかは産業界で活用していただき，論文もそこそこ書き，いくつかの賞も授与していただき，海外にも頻繁に行かせていただき，これで文句を言ったら罰があたるという環境です．</p>
<p>それでも，いや，だからこそ，新しい環境に移らなければならないと考えました．端的に言えば，惰性で教育も研究もできてしまう環境では，もはや自分を成長させるのは困難ではないかと恐れたということです．ちょうどそのようなタイミングで，今回の異動の話があり，幸いにも，新しい環境に挑戦する機会を与えていただくことができました．</p>
<p>これまでに受けた数々の恩に報いるためにも，素晴らしい研究室を創り上げていきます．</p>
<p>今後ともよろしくお願いいたします．</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>京都大学でのサバティカル制度に関する備忘録</title>
		<link>http://blog.chase-dream.com/2012/01/22/2567</link>
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		<pubDate>Sun, 22 Jan 2012 14:12:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
				<category><![CDATA[学会/国際会議/海外滞在]]></category>
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		<category><![CDATA[研究]]></category>

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		<description><![CDATA[これまでの個人的な経験に基づいて，日本の大学には海外の大学のようなサバティカル制度（大学教員などが研究に専念するために一定期間与えられる長期有給休暇）がないと思っていたら，実は，予想以上にサバティカル制度のある大学が多い <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/01/22/2567'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>これまでの個人的な経験に基づいて，日本の大学には海外の大学のようなサバティカル制度（大学教員などが研究に専念するために一定期間与えられる長期有給休暇）がないと思っていたら，実は，予想以上にサバティカル制度のある大学が多いことを教えていただいた．恥ずかしながら，実は京都大学にもサバティカル制度があった．</p>
<p>所属している大学にサバティカル制度があるのに，制度の利用を勧められたことがないばかりか，その存在を通知されたこともないのが不思議だ．そんなことを思いながら，この機会に少し調べたので，簡単にまとめておこう．</p>
<p>京都大学では，2007年4月に「国立大学法人京都大学教員就業特例規則」が改正され，教員はサバティカルを取得することができると規定されたようだ．</p>
<blockquote>
<p>(研修の機会)<br />
第12条　大学は、教員の研修について、それに要する施設、研修を奨励するための方途その他研修に関する計画を樹立し、その実施に努めるものとする。<br />
２　教員は、教育研究に支障のない限り、組織の長の承認を受けて、勤務場所を離れて研修を行うことができる。<br />
３　教員は、教授会等の議に基づき、現職のままで、長期にわたる研修を受けることができる。<br />
４　前項に定めるもののほか、教員は、教授会等の定めるところにより、研究に専念できる期間としてのサバティカルを取得することができる。</p>
<p>資料：<br />
<a href="http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/profile/policy/kisoku">国立大学法人京都大学就業規則一覧</a><br />
<a href="http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/profile/policy/kisoku/kichiran/documents/h22/20100401_102.pdf">国立大学法人京都大学教員就業特例規則</a>[PDF]</p>
</blockquote>
<p>ただし，全学的に制度が導入されたわけではない．「<a href="http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/profile/operation/conference/report/administrative_council/h18.htm/">平成18年度 経営協議会議事録 第13回 平成19年3月28(水曜日)開催</a>」には，平成19年度国立大学法人年度計画(案)に関して，サバティカルに関する質問に対する大学側の回答が以下のように記載されている．</p>
<blockquote>
<p>サバティカル制度については、各部局の責任において導入することができるよう規程の整備を行った。平成18年度には文学研究科、教育学研究科、経済学研究科、医学研究科で実施しており、平成19年度には、法学研究科が実施の予定である。</p>
<p>サバティカル制度は、一定期間勤務した教員には制度を利用する権利がある。諸外国では周期的に教員が制度を活用しており、教育に支障をきたさない体制が整備されている。実施している京都大学の各研究科においては、同制度の活用により増加する講義及び管理業務について、教員相互の協力体制を整え対応している。</p>
</blockquote>
<p>要するに，部局ごとの責任で実施しろということだ．そして，実施部局の中に工学研究科の名称はない．少なくともこの時点では，医学研究科を除いて，文系部局でしか実施されていないことがわかる．</p>
<p>「<a href="http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/profile/operation/year/documents/nendo_21.pdf">平成２１年度国立大学法人京都大学年度計画</a>」[PDF]には，「研究実施体制等の整備に関する目標を達成するための措置」として，</p>
<blockquote>
<p>サバティカル制度を活用して、教育研究活動の活性化や質的向上に努める。</p>
</blockquote>
<p>と，また「人事の適正化に関する目標を達成するための措置」として，</p>
<blockquote>
<p>部局等の特性に応じ、サバティカル制度等を活用して教員に実務経験を含む研修の機会を与え、その資質向上を図るよう努める。</p>
</blockquote>
<p>と明記されているので，少なくとも京都大学はサバティカル制度の活用に積極的であるとのポーズを示している．</p>
<p>しかし，その意気込み（あるいはポーズ）と実態の乖離は甚だしい．2010年6月に京都大学が出した「<a href="http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/profile/disclosure/guide/documents/h21_houkoku.pdf">平成21事業年度に係る業務の実績及び中期目標期間に係る業務の実績に関する報告書</a>」[PDF]には，サバティカル制度の実施状況が以下のように記載されている．</p>
<blockquote>
<p>（平成20年度の実施状況概略）<br />
各部局の特性に応じ、サバティカル制度を利用することで、教育研究の活性化や質的向上に努めている（平成20年度利用教員数：8名）。また、制度を導入していない部局においても、具体的な導入に必要な検討事項等の検討を行っている。</p>
<p>（平成21年度の実施状況）<br />
「国立大学法人京都大学教員就業特例規則」を改正し、各部局の長の承認、教授会等の議または定めにより、教員はサバティカルを取得できることとしている（平成19年4月）。現在、部局の特性に応じて10部局でサバティカル制度を導入し、教育研究の活性化や質的向上を図った（平成21年度利用教員数：3名）。なお、制度を導入していない部局においても、導入に必要な事項や手続き等を検討しているほか、研究上の必要に応じ一定期間の組織運営業務を免除するなどの措置を取っている。</p>
</blockquote>
<p>つまり，京都大学全体で平成20年度にサバティカルを利用した教員は８名，翌２１年度には３名しかいない．京都大学の規模を考えれば，事実上，サバティカル制度は機能していないと言える．</p>
<p>その上，私が現在所属している工学研究科に関する情報が見当たらない．このことをもって工学研究にはサバティカル制度がないとは言えないが（週末のため未確認），実施していれば声を大にして喧伝していそうなものだ．</p>
<p>さらに，サバティカルに関しては，制度があっても実際に利用可能かどうかは別問題だ．現在のように教員数が削減され続ける状況では，サバティカルで教員が抜けた穴を埋めるのは容易でない．それに，「俺が行っていないのに若いのが行くのはけしからん」と言い出す年配教授がいないとも限らない．特に小講座制を採用している組織でそのような傾向があるかもしれない．</p>
<p>ともかく，海外の研究者を間近に見ていて，サバティカルは必要と強く感じる．半年から１年を海外の研究機関や企業で過ごせば，その経験は教員を大きく成長させ，日本の大学のレベルを向上させるのにも貢献するに違いない．それに，仮に何の役に立たないとしても，私はサバティカル制度を利用して海外に行きたいし，若手研究者を海外に行かせたい．つまり，何としてでも，実行可能な形で制度化するべきだ．</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>最終講義での学生へのメッセージ</title>
		<link>http://blog.chase-dream.com/2012/01/21/2562</link>
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		<pubDate>Fri, 20 Jan 2012 16:35:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
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		<description><![CDATA[現在，京都大学大学院工学研究科化学工学専攻にて，「プロセスデータ解析学」という講義を担当しています．この科目は，数年前に，これから企業その他で活躍が期待される学生にはデータ解析の素養が必要であるはずだという想いから，私が <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/01/21/2562'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>現在，京都大学大学院工学研究科化学工学専攻にて，「プロセスデータ解析学」という講義を担当しています．この科目は，数年前に，これから企業その他で活躍が期待される学生にはデータ解析の素養が必要であるはずだという想いから，私が提案し，開講を承認してもらったものです．というのも，企業との共同研究を多数手掛ける中で，データ解析手法を正しく使用できる技術者が少ないことに危機感を持ったためです．もちろん，ほとんどの学生はデータ解析の専門家になるわけではありません．それでも，どのような分野に進もうとも，日常的にデータを扱うことになる可能性は高く，道具を正しく使えるようになっておくべきだと思うわけです．</p>
<p>１つ，例を挙げておきましょう．単回帰分析です．最小二乗法を用いてデータから直線を求めるというものです．EXCELを含め，この程度の計算は多くのツールで簡単にできるはずです．ところが，この単回帰分析で求まる直線がどのようなものであるかを全く理解していない人が多いわけです．絶対的な自信がある人を除いて，「<a href="http://blog.chase-dream.com/2010/04/28/961">回帰分析（最小二乗法）を理解してるか？主成分分析との違いは？</a>」を読んでみて下さい．</p>
<p>この「プロセスデータ解析学」の本年度最後の講義が今週水曜日にありました．また，その講義をもって，化学工学専攻での私の講義はすべて終了しました．プロセスシステム工学研究室以外の学生に何かを述べるのもこれが最後ということで，講義の最後の３０分ほどを利用して，学生に伝えておきたいことを述べました．そのとき話した内容を，以下に抜粋してメモしておきます．</p>
<h3>最終講義で学生に伝えたメッセージ（抜粋）</h3>
<p>まず，研究について，学生に自分の研究が基礎研究と応用研究のいずれと思うかを尋ねてみました．工学研究科の学生達だけあって，応用研究だと答えた学生が多かったです．そして言いました．</p>
<p>「君達は研究を基礎か応用かの二分法で捉えているかもしれない．しかし，基礎研究の対極にある研究は応用研究だろうか．応用研究の反対が基礎研究だろうか．基礎研究ではない研究は非基礎研究，応用研究ではない研究は非応用研究ではないだろうか．」</p>
<p>このような考え方をすると，恐るべきことに，世の中には，非基礎かつ非応用の研究が存在していることがわかります．そんな研究にだけは手を出してはいけないはずですが，自分の研究がそうではないと自信を持って言えますか？</p>
<p>この「基礎研究と応用研究」については，「<a href="http://blog.chase-dream.com/2009/03/07/562">計測自動制御学会 制御部門 パイオニア技術賞</a>」に詳しく書いていますので，興味のある方はそちらを参照して下さい．</p>
<p xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" style="text-align: center;">
<img src="http://blog.chase-dream.com/image/2009/0306Research4.jpg" alt="非基礎＆非応用研究には手を出さない"/><br />
非基礎＆非応用研究には手を出さない</p>
<p>学生の多くは技術者としての道を歩むわけですが，その「技術者」について，トヨタ生産方式を確立した大野耐一氏が著書で次のように述べています．私自身も戒めとしている言葉です．</p>
<blockquote>
<p>英語の辞書でエンジニア「engineer」を引くと，ご承知のように「技術者」という訳がでている．この訳語の中にある「術」という字だが，この字をよく見ると，「行」の間に「求」がはいっている．「行動」が要求されているのが「術」なのではあるまいか．</p>
<p>（中略）</p>
<p>「技術」も（剣術と）同様に，行動が要求される．実際にやるに限るのである．「述」もジュツと読む．最近は「技術者」ならぬ「技述者」のほうが多いのではないか．気になることである．</p>
</blockquote>
<p>将来のことを考えると，日本の技術者というのは，なかなか難しい立場に置かれているように思います．中国やインドを含め新興国の技術者がレベルアップし，日本の技術者と対等に渡り合えるようになると，現在のような賃金格差を維持することは当然ながら難しくなるでしょう．日本国外でできる仕事はどんどん日本国外でするようになるでしょう．そのような状況を踏まえて，トーマス・フリードマンは「<a href="http://blog.chase-dream.com/2011/04/13/1332">フラット化する世界</a>」において，次のように述べています．</p>
<blockquote>
<p>フラットな世界には，適切な知識と技倆と発想と努力する気持ちがあれば，ものにできるいい仕事が山ほどある．ただ，はっきりいって，このやりがいのある仕事は楽ではない．いまのアメリカの若者は，中国やインドやブラジルの若者と競争することになるのを，肝に銘じたほうがいいだろう．</p>
<p>（中略）</p>
<p>フラットな世界にいる彼女たち（著者の娘たち）へのアドバイスは単純明快で味気ない．「いいか，私は子供の頃，よく親に『トム，ご飯をちゃんと食べなさい－中国とインドの人たちは食べるものもないのよ』といわれた．おまえたちへのアドバイスはこうだ．宿題をすませなさい－中国とインドの人たちがおまえたちの仕事を食べようとしているぞ」</p>
</blockquote>
<p>アメリカも日本も同じことです．「誰も勉強しろとは言ってくれなかった」とは言わせません．確かに言いましたから．勉強しないのは誰の責任でもなく，自分の責任です．その後始末は自分でするしかありません．大学生にもなったら，それくらいは自覚すべきでしょう．健闘を祈ります．</p>
<p>勉強と言えば，「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉は聞いたことがあるはずです．そう，福沢諭吉の「<a href="http://blog.chase-dream.com/2009/06/04/623">学問のすすめ</a>」に出てくる言葉ですね．ところで，その後に何と書かれているかを知っていますか．「学問のすすめ」にはこう書かれています．</p>
<blockquote>
<p>人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし．ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり，無学なる者は貧人となり下人となるなり．</p>
</blockquote>
<p>わかりますね．福沢諭吉は平等の大切さなんて一切説いていません．平等に扱われるべきだなどと少しも言っていません．彼が主張しているのは「勉強しない奴が悪い」ということ，ただそれだけです．</p>
<p>もう１つ，よく誤解されている名言を見ておきましょう．クラーク博士の“Boys be ambitious.”です．知らない人はいないでしょう．ところで，この続きを知っていますか．クラーク博士はこう言ったのです．</p>
<blockquote>
<p>Boys be ambitious. Be ambitious not for money, or selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for that attainment of all that a man ought to be.</p>
</blockquote>
<p>「<a href="http://blog.chase-dream.com/2011/05/12/1530">夢を叶えるための勉強，夢を形づくるための勉強</a>」にも書きましたが，夢を叶えることは素晴らしいことです．しかし，重要なのは，夢を叶えるというときの「夢」が何なのかということです．勉強しないと夢が叶わないということも勉強する理由になりますが，もっと根本的な問題として，勉強しないと「夢」がくだらない欲望になってしまう恐れがあります．だから，叶える価値のある「夢」を掲げ，それを叶えるために，勉強する必要があると思うのです．</p>
<p>ちなみに，工学部の学生は，他学部に比べて，大学での拘束時間は長いですよね．最も勉強させられている学部の１つだと思います．必修科目も多いし，実験も多い．これだけ理系の方が勉強しているのに，なぜか企業社会での理系は文系に馬鹿にされている感があります．なぜでしょうか．それは教養がないからという説があります．哲学も，歴史も，文学も，何も知らないから．そんな奴に重要な意思決定は任せられないということです．</p>
<p>ここで，「<a href="http://blog.chase-dream.com/2009/11/11/797">化学工学会誌の経営者インタビュー記事</a>」にも書いた，諸君（京大化学工学）の先輩である住友化学副社長の神田氏の言葉を少し引用してみましょう．</p>
<blockquote>
<p>立場が上になれば人間そのものが評価されますので，専門的なところは絶対に必要ですが，そこだけで勝負しようとはしない方がいいのではないでしょうか．そういう意味で，本を読んだり，美術作品を鑑賞したり，映画を見たりといったことも決してむだではありません．人間性というのは若いときからの蓄積に左右されますね．若いときからどういう本を読み，何を考えて，どういう人と接してきたかということが積み重なってその人間をつくり上げていくわけです．</p>
</blockquote>
<p>一気にたたみかけます．安岡正篤は「<a href="http://blog.chase-dream.com/2008/02/06/317">青年の大成―青年は是の如く</a>」の中でこう述べています．</p>
<blockquote>
<p>現代人の一般的缺陥（けっかん）は，あまりに雑書を読み，雑学になって，愛読書，座右の書，私淑する人を持たない．一様に雑駁・横着になっている．自由だ，民主だということを誤解して，己をもって足れりとして，人に心から学ぼうとしない．これは大成するのに，最も禁物であります．</p>
</blockquote>
<p>本を読むべきですね．成毛眞は「<a href="http://blog.chase-dream.com/2008/02/08/318">本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!</a>」において，一生奴隷のように会社に尽くしてどうするんだ？，負け組に転落していく人生でいいのか？，庶民と同じことをしていても庶民からは抜け出せない，人と違うことをしろ，本を読んで差を付けろ，と主張しています．この考え方を私は必ずしも是としませんが，そのくらいに読書は大切だというわけです．</p>
<p>実際，京都大学を卒業して無教養なのは恥だと思います．京大卒業生本人が自分自身を特別視していなくても，世間は「京大卒のくせに」という目で見るでしょう．京都大学を卒業するからには，それは覚悟しておく必要があります．まずは，世界的な古典・良書を１０冊だけでも読みましょう．プロセスシステム工学研究室では課題図書を用意し，学生は年50冊読むことを目標としています．ちなみに，吉田松陰は年500冊を読んだそうです．吉田松陰が松下村塾の門下生にあてて記した遺書である「<a href="http://blog.chase-dream.com/2008/03/07/335">留魂録</a>」なども読んでおくといいと思います．彼は３０歳で刑死したわけですが，その年齢までにあと何年ありますか．私は既に１０年以上オーバーしてしまっていますが．．．</p>
<p>もちろん，私の話を聞いて，共感できることもあれば，共感できないこともあると思います．生き方や考え方は人それぞれですから，私の考え方を押し付けるつもりもありません．それでも，なお，次のような言葉を紹介しておきます．</p>
<p>ショーペンハウアーは「<a href="http://blog.chase-dream.com/2009/07/25/674">幸福について―人生論</a>」において，こう述べています．</p>
<blockquote>
<p>誰しも自分以上のものの見方はできない．</p>
</blockquote>
<p>同様に，ゲーテは「<a href="http://blog.chase-dream.com/2009/09/16/734">ファウスト</a>」の中で，悪魔メフィストフェレスにこう語らせています．</p>
<blockquote>
<p>しょせん，人間は，自分が学べることしか学ばない．</p>
</blockquote>
<p>いずれも全くその通りだと思えます．</p>
<p>最後に，私の座右の銘を紹介しておきます．マルクス・アウレリウス・アントニヌスの「自省録」にある言葉です．</p>
<blockquote>
<p>名誉を愛する者は自分の幸福は他人の中にあると思い，享楽を愛する者は自分の感情の中にあると思うが，もののわかった人間は自分の行動の中にあると思うのである．</p>
</blockquote>
<p>とまあ，このようなことを最後の講義の最後の３０分くらいで話してみたのでした．ともかく，学生にはハッピーな人生を送って欲しいと切に願います．お世話になりました．</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>シカゴ美術館を電撃訪問し，絵画コレクションを満喫</title>
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		<pubDate>Mon, 16 Jan 2012 09:41:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
				<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
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		<category><![CDATA[シカゴ]]></category>
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		<description><![CDATA[「米国ジョージア州サバンナより帰国失敗緊急報告」に書いた通り，空港でトラブルが発生し，日本に帰れなくなってしまった．ユナイテッド航空にサバンナからの脱出を希望することを伝えたところ，シカゴかワシントンかの二択ということな <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/01/16/2557'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「<a href="http://blog.chase-dream.com/2012/01/14/2546">米国ジョージア州サバンナより帰国失敗緊急報告</a>」に書いた通り，空港でトラブルが発生し，日本に帰れなくなってしまった．ユナイテッド航空にサバンナからの脱出を希望することを伝えたところ，シカゴかワシントンかの二択ということなので，高校時代の友人夫婦に会えるかもしれないシカゴを選択し，午前中にサバンナからシカゴへ移動することになった．</p>
<p>朝８時前，サバンナ空港からシカゴ在住の友人の携帯に電話すると，まだ寝ていた様子だった．電話する時間が早過ぎたかなと思ったが，よく考えてみれば，サバンナとシカゴでは時差が１時間あり，シカゴではまだ土曜日の朝７時前だ．寝ていて当然で，休日に大変申し訳ないことをしてしまった．</p>
<p>ともかく，寝惚けたままの，アメリカに来ていることさえ伝えていなかった友人に事情を説明し，「今日の午後シカゴに行くから，予定がなければ遊んで！」とお願いした．心優しい友人家族はＯＫと言ってくれて，シカゴのホテルに迎えに来てもらうことになった．</p>
<p>ちなみに，私は原則として携帯電話を使いたくないので，必要に迫られない限り，自分の携帯電話番号は教えないし，人の番号を聞きもしない．このため，登録件数は実に１０件にも及ばない．それにもかかわらず，この<a href="http://blog.chase-dream.com/2011/01/24/1172">友人家族には一年前にもシカゴでお世話に</a>なっており，そのときに携帯電話番号を教えてもらっていた．そのおかげで，運良く連絡を取ることができた．</p>
<p>昼前にシカゴに到着した後，ユナイテッド航空に空港に近いダブルツリーホテル（ヒルトン系列）を手配してもらった．すぐに空港から友人に連絡し，ホテルまで迎えに来てもらえることになった．</p>
<p>無料のシャトルバスでホテルに向かい，チェックインして部屋に入るとすぐに，友人からホテルに到着したとの電話があった．急いで荷物を整理して，たまたま日本から持参して食べていなかったお菓子を持って，ロビーへ．お土産が何もないため，その代わりというのも何だが，お菓子を子供たちに渡した．</p>
<p>挨拶をして車に乗り込むと，「シカゴ美術館に行く？」とのこと．実は，昨年シカゴに友人を訪ねたときには，<a href="http://blog.chase-dream.com/2011/01/25/1173">シカゴ科学産業博物館（The Museum of Science and Industry, Chicago）</a>かシカゴ美術館（Art Institute of Chicago）かで迷った挙げ句，シカゴ科学博物館に連れていってもらった．それを覚えてくれていた友人が，今回はシカゴ美術館に行こうと言ってくれたわけだ．本当にありがたい．</p>
<p>ちなみに，その友人家族はシカゴ美術館に行ったことがないのだという．まじですか！？</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="シカゴ美術館のメインエントランス" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114AIC-1.JPG"/><br />
シカゴ美術館のメインエントランス</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="シカゴ美術館の近代的な建物" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114AIC-2.JPG"/><br />
シカゴ美術館の近代的な建物</p>
<p>アメリカ３大美術館に名を連ねているだけあって，シカゴ美術館のコレクションは素晴らしい．印象派，特にルノワールが好きな私にとっても，大満足の内容だ．鑑賞した絵画のいくつかを写真で紹介する．</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ルノワール＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Renoir-1.JPG"/><br />
ルノワール＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ルノワール＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Renoir-2.JPG"/><br />
ルノワール＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="モネ＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Monet.JPG"/><br />
モネ＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="スーラ＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Seurat.JPG"/><br />
スーラ＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ルーベンス＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Rubens.JPG"/><br />
ルーベンス＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ボッティチェリ＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Botticelli.JPG"/><br />
ボッティチェリ＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ピカソ＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Picasso-1.JPG"/><br />
ピカソ＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ピカソ＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Picasso-2.JPG"/><br />
ピカソ＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="シャガール＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Chagall.JPG"/><br />
シャガール＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ゴーガン＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Gauguin.JPG"/><br />
ゴーガン＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ダリ＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Dali-2.JPG"/><br />
ダリ＠シカゴ美術館</p>
<p style="text-align: center;">
<img alt="ミロ＠シカゴ美術館" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0114Miro.JPG"/><br />
ミロ＠シカゴ美術館</p>
<p>シカゴ美術館にいたのは２時間ほどで，その後，Whole Foodsという店で買い物をし，友人宅へと向かう．Whole Foodsで購入したのは自宅で使うハンドクリーム２種など．彼女愛用のクリームだが，アメリカでは日本の半額ほどで買える．しかも，今は円高なので，割安感が凄い．実は，前回の訪問時にもWhole Foodsで同じクリームを大量購入したので，友人がお土産用にといくつかを買っておいてくれた．さらに追加購入した形だ．ちなみに，会うことが決まったのは当日の朝だから，それから昼までの間に，夕食の材料なども含めて用意してくれたことになる．その気遣いに感謝するばかりだ．</p>
<p>夕食は友人宅でご馳走になった．ずっとアメリカ食ばかりだったので，ご飯や和風に味付けされた料理が特に美味しく感じる．ビールに，シャンパン，ワインもいただき，楽しく過ごさせてもらった．</p>
<p>友人夫婦のおかげで，これ以上は望めないような充実した時間を過ごすことができた．当初の予定通りに日本へ帰国することはできなかったが，そのトラブルを補って余りある経験をすることができた．本当にありがたい．</p>
<p>人間万事塞翁が馬．</p>
]]></content:encoded>
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		<title>行きはよいよい帰りは怖い．米国サバンナ出張の顛末</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Jan 2012 16:06:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
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		<category><![CDATA[学会/国際会議/海外滞在]]></category>
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		<description><![CDATA[化学プロセス制御関係の国際会議Chemical Process Control (CPC)に参加するため，米国ジョージア州サバンナに来ていました．会議そのものについては，その一端を「Capability Trap: 改善 <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/01/16/2551'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>化学プロセス制御関係の国際会議Chemical Process Control (CPC)に参加するため，米国ジョージア州サバンナに来ていました．会議そのものについては，その一端を「<a href="http://blog.chase-dream.com/2012/01/12/2538">Capability Trap: 改善活動が効果を発揮できなくなる罠</a>」で紹介しましたが，ここでは，往路と復路についてメモしておきます．まさに，行きはよいよい帰りは怖いでした．</p>
<h3>往路：アメリカへ</h3>
<p>往路は，全日空ANAとユナイテッド航空UAを利用して，伊丹→成田→ワシントン→サバンナという経路でした．幸運にも，成田からワシントンへの長距離フライトで，ビジネスクラスへアップグレードしていただき，快適な空の旅でした．そのときの機内食を写真で紹介しておきます．</p>
<p style="text-align: center;" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<img alt="ANAビジネスクラスの食事" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0110ANA-1.JPG"/><br />
ANAビジネスクラスの食事</p>
<p style="text-align: center;" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<img alt="ANAビジネスクラスの食事" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0110ANA-2.JPG"/><br />
ANAビジネスクラスの食事</p>
<p style="text-align: center;" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<img alt="ANAビジネスクラスの食事" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0110ANA-3.JPG"/><br />
ANAビジネスクラスの食事</p>
<p style="text-align: center;" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<img alt="ANAビジネスクラスの食事" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0110ANA-4.JPG"/><br />
ANAビジネスクラスの食事</p>
<p style="text-align: center;" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<img alt="ANAビジネスクラスの食事" src="http://blog.chase-dream.com/image/2012/0110ANA-5.JPG"/><br />
ANAビジネスクラスの食事</p>
<h3>復路：サバンナ脱出</h3>
<p>登場予定だったサバンナからシカゴへのフライトが大幅に遅れたことに，ユナイテッド空港のシステムトラブルが追い打ちをかけて，帰国が丸１日遅れることになりました．経緯は「<a href="http://blog.chase-dream.com/2012/01/14/2546">米国ジョージア州サバンナより帰国失敗緊急報告</a>」にまとめましたが，そのおかげで，今，シカゴ空港のユナイテッドクラブにいます．</p>
<p>そして，これだけではすみませんでした．シカゴ空港にて，トラブル続編が展開しました．</p>
<p>「備えあれば憂いなし」を信条とする私は，離陸時刻の３時間前（カウンターが開く時刻）にシカゴ空港に到着し，ビジネスクラスカウンターで最初に対応してもらいました．</p>
<p>ANA係員「（チケットを見て）予約はされていますか？」<br />
私？？？「いや，昨日のフライトが遅れて，予定していた成田便に乗れなくなり，このチケットを持っているのですけど」<br />
ANA係員「お客様の名前がANAのリストにありません．少々お待ち下さい」<br />
私「はい」<br />
ANA係員が３名くらいで相談・電話とか．．．．．<br />
ANA係員「（UA端末を操作して）お客様の情報がユナイテッドにはあるのですが，何かのトラブルで，ANAに情報が送付されていま<br />
せん．調べますので，しばらくお待ち下さい」<br />
私「はい」（まじですか．昨日もデータ転送失敗で飛行機に乗れなかったんですけど．．．）<br />
ANA係員「お客様の予約がANAになかったため，とりあえず，ウェイティングリストにのせます」<br />
私「満席ですか？」<br />
係員「満席ではありませんが，食事がないそうです．何とかなると思いますので，もうしばらくお待ち下さい」<br />
私「はい」<br />
ANA係員数名が相談・電話など．．<br />
私（この際，食事はなくても我慢するので，このフライトに乗せて下さい．２日も遅れるのは洒落になりませんから）<br />
ANA係員「座席を用意できるようになりました．窓側か通路側かどちらがよろしいですか」<br />
私「通路側でお願いします」<br />
ANA係員「（手続きをしつつ）あれ，どうなってるの？ちょっと！」<br />
私？？？<br />
ANA係員数名が相談．．．．．<br />
ANA係員「お客様，成田までの座席は用意できました．１７Dになります．ただ，申し訳ありませんが，乗り継ぎ便の搭乗券をこち<br />
らで発券できません．成田で荷物を受け取った後，チェックイン手続きをして下さい」<br />
私「はい」</p>
<p>そんなこんなで今，シカゴ空港のユナイテッドクラブにいます．日本には無事帰れそうですが，ユナイテッドのシステム，一体どうなってるんだ！！</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>米国ジョージア州サバンナより帰国失敗緊急報告</title>
		<link>http://blog.chase-dream.com/2012/01/14/2546</link>
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		<pubDate>Sat, 14 Jan 2012 14:09:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
				<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
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		<category><![CDATA[教育/研究@大学]]></category>
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		<description><![CDATA[本日（01/14），国際会議CPC参加のために滞在していた米国ジョージア州サバンナから日本へ帰国するはずが，できなくなってしまいました．原因は，ユナイテッド空港のシカゴ行きUA5691便がサバンナ空港から飛べなかったこと <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/01/14/2546'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>本日（01/14），国際会議CPC参加のために滞在していた米国ジョージア州サバンナから日本へ帰国するはずが，できなくなってしまいました．原因は，ユナイテッド空港のシカゴ行きUA5691便がサバンナ空港から飛べなかったことです．ホテルを朝４時に出発して空港へ来たのに，がっかりです．それでも，早く空港に到着していたからこそ，別ルートへの振り替えも早く対応してもらうことができたと考えられます．</p>
<p>不幸中の幸いは，同行していた学生がコンチネンタル航空に振り替えてもらい，ニューアークと成田を経由して，当初の予定通りに伊丹空港に着けることです．本来なら，私も同じ旅程でニューアークと成田を経由して帰国できたはずなのですが，システムトラブルで私のデータだけがユナイテッド航空からコンチネンタル航空に伝達されず，何度か双方のカウンターを行き来したものの解決せず，時間切れで断念となりました．このため，私のみシカゴで一泊し，丸１日遅れで帰国します．</p>
<p>ユナイテッド航空のチェックインカウンターでは，「サバンナでホテルを手配する」と言われましたが，「ここから出たい！！」と主張し，「それならシカゴかＤＣかどちらがいい？」となり，最終的に，高校時代の同級生に会えるかもしれないシカゴを選びました．</p>
<p>幸い，シカゴ在住の友人と電話が繋がり，本日の午後にほぼ一年ぶりに再会できることになりました．これも予定が狂ったおかげであり，万事塞翁が馬の精神で，１日遅れで帰国せざるをえない事態を満喫します．</p>
<p>ところで，別ルートで無事に帰国できるはずの学生が，先程，私の隣に来ました．なぜここにいるのかと驚いて尋ねると，「飛行機が加速した後に減速して飛びませんでした」とのこと．まあ，離陸してから減速するよりは遙かに良いよねと励ましましたが，９０分遅れまでで再離陸できれば乗り継ぎ便に間に合うはずで，それがダメでも，約１時間後にもう一便，成田行きがあるそうなので，何とかなることを期待しています．万が一ダメであれば，私はシカゴ，彼はニューアークで宿泊することになります．</p>
<p>以上，久しぶりの帰国失敗に関する緊急報告でした．</p>
<p>追伸：こういうときは英語力がものを言いますから，皆さん，英会話を練習しておきましょう．</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>Capability Trap: 改善活動が効果を発揮できなくなる罠</title>
		<link>http://blog.chase-dream.com/2012/01/12/2538</link>
		<comments>http://blog.chase-dream.com/2012/01/12/2538#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 12 Jan 2012 03:45:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>DreamChaser</dc:creator>
				<category><![CDATA[学会/国際会議/海外滞在]]></category>
		<category><![CDATA[教育/研究@大学]]></category>
		<category><![CDATA[国際会議]]></category>
		<category><![CDATA[研究]]></category>
		<category><![CDATA[科学技術]]></category>

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		<description><![CDATA[現在参加中の国際会議Chemical Process Control (CPC)において，MITのGeorge Stephanopoulos教授から&#8221;Systems Thinkng in the Manage <a href='http://blog.chase-dream.com/2012/01/12/2538'>&#60; ... 続きを読む ... &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>現在参加中の国際会議Chemical Process Control (CPC)において，MITのGeorge Stephanopoulos教授から&#8221;Systems Thinkng in the Management of Process Operations&#8221;と題した講演があった．製造プロセスのオペレーション（要するに運転）のマネジメントにおけるシステム的思考の重要性を訴える内容であるが，企業が実際に陥ることがある問題として&#8221;Capability Trap&#8221;の紹介があった．不勉強で初めて聞いた内容だったので，メモしておく．</p>
<p>講演者のGeorgeは，名前から分かる通りギリシア出身で，私の元ボスの親友であり，米国アカデミア界の大御所でもある．プロセスシステム工学分野の重鎮だが，日本との付き合いも古く，かつ濃く，かつては三菱化学のCTOを務めていたこともある．今回の&#8221;Capability Trap&#8221;の話題についても，彼の三菱化学時代の経験をふまえたものである．</p>
<p>&#8220;Capability Trap&#8221;とは，元々，MIT教授のNelson RepenningとJohn Stermanが定義したものだ．彼らは，多くの企業においてプロセスの改善活動が失敗してしまう原因を調査し，マネジャーや担当者が&#8221;Capability Trap&#8221;に陥ってしまうことが原因であることを突き止めた．&#8221;Capability Trap&#8221;とは，みずからを追い込んだり，あるいはマネジャーに強制されたりすることで，担当者がより賢く働く（work smarter）よりもむしろ，より一生懸命に働く（work harder）ようになってしまう状態を指す．これは，仕事をする方法を改善するためにではなく，従来のままの方法でより一生懸命に働くような方向に経営資源が継続的に振り向けられることで発生する．</p>
<p>次のように解釈することもできるだろう．改善活動の成果を「すぐに」出せという指令が来ると，目先の成果をあげるために，もっと頑張って働けという圧力が強くなり，その結果，まさにもぐら叩きに全力を尽くすようになる．確かに，モグラを叩きまくれば点数は上がるが，その効果は叩いている間しか継続しない．しかも，モグラを叩きまくることに担当者の時間と労力が費やされるため，逆に長期的な視点で&#8221;Capability&#8221;を向上させるための投資が疎かになってしまう．こうして，一時的に改善効果が現れたとしても，その効果は持続せず，現場が疲弊しきったところで改善活動は失敗に終わる．</p>
<p>つまり，&#8221;Capability Trap&#8221;に陥らないためには，改善活動で成果をあげるためには時間がかかること（何かをしてから効果が出るまでには遅れがあること）を認識すると共に，現場に懸命に働くことを求めるのではなく，賢明に働くことを求めること，そしてそのための自由を与えることが大切である．</p>
<hr />
<p>reference: <br />
N. Repenning and J. Sterman (2001). <a href="http://web.mit.edu/nelsonr/www/CMR_Getting_Quality_v1.0.html">Nobody Ever Gets Credit for Fixing Problems that Never Happened: Creating and Sustaining Process Improvement</a>. California Management Review 43(4), 64-88.</p>
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