6月 212011
 

超訳 ニーチェの言葉 フリードリヒ・ニーチェ(著),白取春彦(訳),ディスカヴァー・トゥエンティワン,2010 本書のような,○○の言葉とか,○○一日一言とかいうのを読むのは,明らかに手抜きであって,堕落している.古典の [ 続きを読む ]

3月 222011
 

これからの「正義」の話をしよう―いまを生き延びるための哲学 マイケル・サンデル(Michael J. Sandel)(著),鬼澤忍(訳),早川書房,2010 正義には大きく3つの立場がある.第一は,正義とは功利や福利を最 [ 続きを読む ]

10月 202010
 
「アキレスと亀」のパラドックスって何?自分の愚劣さを思い知る

もちろん,「アキレスと亀」の話は知っている.等比級数の和を計算すれば,たとえ無限個の数字を足し合わせないといけないとしても,アキレスが亀に追いつく場所と時間は分かる. でも,そんなことではない.それでゼノンが提示したパラ [ 続きを読む ]

12月 272009
 

国家〈下〉 プラトン(著),藤沢令夫(訳),岩波書店,1979 哲人統治(哲学者による統治)を実現するためには,何が必要であるか.まず,統治者に相応しい哲学者を育成しなければならない.そのために不可欠な教育とはどのような [ 続きを読む ]

12月 222009
 

国家〈上〉 プラトン(著),藤沢令夫(訳),岩波書店,1979 プラトンが著した数多くの対話編の中にあって,その最高峰とも評されるのが本書「国家」だ.本書では,人間の善し悪しのみならず,国家の在り方が論じられている.国家 [ 続きを読む ]

11月 142009
 

疑似科学と科学の哲学 伊勢田哲治,名古屋大学出版会,2002 読みやすくはなく,あまり面白くもなかった.先に読んだ「科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる」(戸田山和久,日本放送出版協会)において,科学哲学の入門 [ 続きを読む ]

10月 262009
 

科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる 戸田山和久,日本放送出版協会,2005 面白かった.文章も上手だ.センセイと大学生のテツオ(哲学科だから)とリカ(理科系だから)の3人が科学について哲学的な議論をする対話篇 [ 続きを読む ]